「朝起きて鏡を見たら、ポツンとニキビが…」「最近、肌がカサカサして赤みも気になる」そんな経験、誰にでもありますよね。
仕事や家事で忙しくて、なかなか皮膚科に行く時間が取れない。でも、今すぐこの肌荒れをどうにかしたい!そんな時に頼りになるのが、ドラッグストアで購入できる市販薬です。
しかし、いざ薬棚の前に立つと、似たようなパッケージが並んでいて「結局どれが自分に合うの?」と迷ってしまう方も多いはず。実は、肌荒れの状態によって選ぶべき成分は全く異なります。
この記事では、ニキビ、乾燥、赤みといった症状別に、本当に効く市販薬の選び方とおすすめの商品を詳しく解説します。あなたの肌悩みを解決する一助になれば幸いです。
なぜ肌荒れは起きる?原因を知って正しく対処しよう
市販薬を選ぶ前に、まずは「なぜ今、肌が荒れているのか」を整理してみましょう。原因に合わない薬を使っても、なかなか効果は実感できません。
1. バリア機能の低下と乾燥
肌の表面にある角質層は、外部の刺激から肌を守る「バリア機能」を担っています。空気の乾燥や、間違った洗顔でこのバリアが壊れると、肌内部の水分が逃げ出し、少しの刺激でも赤みや痒みを感じやすくなります。
2. ホルモンバランスとターンオーバーの乱れ
睡眠不足やストレスが続くと、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)が乱れます。古い角質が剥がれ落ちずに毛穴を塞いでしまうと、それがニキビの元である「コメド」に進化してしまうのです。
3. 外的刺激(マスクや摩擦)
最近特に多いのが、マスクの着脱による摩擦や蒸れです。繊維との擦れで炎症が起きたり、マスク内の湿気で雑菌が繁殖したりすることで、しつこい肌荒れを引き起こします。
ニキビ・吹き出物を今すぐ治したい時の市販薬
赤く腫れたニキビや、触ると痛い吹き出物。これらは「炎症」が起きているサインです。放置すると跡になってしまうため、早めのケアが肝心です。
炎症を抑えて殺菌する「塗り薬」
ニキビケアの基本は、アクネ菌の増殖を抑える「殺菌成分」と、腫れを鎮める「抗炎症成分」が配合されたものを選ぶことです。
メイクの前でも使いやすいクリームタイプのおすすめをご紹介します。
- ペアアクネクリームW大人ニキビの定番といえばこれ。イブプロフェンピコノールが炎症を鎮め、イソプロピルメチルフェノールがニキビ菌を殺菌します。透明になるので外出時も安心です。
- メンソレータム アクネス25 メディカルクリームフェイスラインにできやすい、しつこい大人ニキビに。高濃度の炎症抑制成分が、根元からしっかり効いてくれます。
- テラ・コートリル軟膏aもしニキビが化膿して黄色っぽくなっているなら、抗生物質が含まれたこちらが選択肢に入ります。ただし、ステロイド成分も含まれるため、広範囲に塗り広げるのではなく、患部にピンポイントで塗るのがコツです。
ニキビに効く「飲み薬」と「漢方」
外からのケアだけでなく、内側から肌の代謝をサポートすることも重要です。
- チョコラBBプラス肌のビタミンと呼ばれるB2・B6を効率よく摂取できます。口内炎にも効くので、体全体の疲れが肌に出ている時に最適です。
- 本草ヨクイニン錠Sハトムギ由来の「ヨクイニン」は、肌のターンオーバーを正常化する効果が期待できます。ポツポツした肌荒れが気になる方に。
カサカサ・ピリピリ!乾燥と赤みに効く市販薬
「洗顔後に肌がつっぱる」「化粧水がしみる」といった状態は、肌の保護膜が限界を迎えている証拠です。ここでは「守り」と「補修」に特化した薬を選びましょう。
保湿の王道「ヘパリン類似物質」
皮膚科で処方される「ヒルドイド」と同じ有効成分を含む市販薬が、今は手軽に手に入ります。
- ヒルマイルド クリームヘパリン類似物質が、肌の奥まで水分を届け、血行を促進して修復を早めます。乾燥による粉吹きがひどい時におすすめです。
- HPローションベタつきが苦手な方には、サラッとしたローションタイプが使いやすいでしょう。全身の乾燥にも使えます。
赤みと痒みを鎮める成分
もし乾燥だけでなく、痒みや赤みが強い場合は、抗炎症成分や低刺激な保護剤を使いましょう。
- イハダ プリスクリードD資生堂のイハダシリーズは、肌荒れに悩む人の救世主です。非ステロイドのウフェナマートが配合されており、顔の赤みや痒みを優しく鎮めてくれます。
- プロペト ピュアベール不純物を極限まで除いた高品質なワセリンです。薬を塗るのも怖いほど荒れている時は、これで膜を張って外気から肌を守るのが一番の近道になることもあります。
繰り返す肌荒れを内側から立て直す
「薬を塗れば治るけれど、止めるとまた荒れる」というループに陥っているなら、体質改善を視野に入れましょう。
栄養不足を補うサプリメント的アプローチ
現代人はビタミン不足になりがち。特に肌の健康に直結する栄養素を補いましょう。
- ハイチオールCプラス2L-システインが代謝を助け、肌荒れだけでなく、シミや疲れにもアプローチします。どんよりした肌印象を明るくしたい時にも選ばれます。
- チョコラBBドリンクビット錠剤を飲むのが苦手な方や、即効性を求める時にはドリンクタイプも有効です。ノンカフェインなので寝る前でも飲めるのが嬉しいポイント。
市販薬を使う時の注意点と正しい塗り方
どんなに良い薬も、使い方が間違っていては宝の持ち腐れです。効果を最大限に引き出すポイントをお伝えします。
塗るタイミングは「清潔な状態」で
基本的には、洗顔後の清潔な肌に塗ります。スキンケアを併用する場合は「化粧水→(美容液)→市販の治療薬→乳液・クリーム」の順番が一般的です。ただし、医師や薬剤師から指示がある場合はそれに従ってください。
「擦り込まない」のが鉄則
薬を塗る時、つい指でゴシゴシと塗り込んでいませんか?炎症を起こしている肌にとって、摩擦は最大の敵です。薬は指の腹で優しく置くようにして、患部を覆うイメージで塗りましょう。
ステロイド剤との付き合い方
「ステロイドは怖い」というイメージを持つ方もいますが、短期間で炎症を抑える力は非常に強力です。市販のステロイド薬(リンデロンVsなど)を使用する場合は、5日間から1週間程度を目安にし、改善が見られない場合は使用を中止して専門医に相談しましょう。
まとめ:自分の肌に合った「肌荒れ 市販薬」を見つけよう
肌荒れは、体からの「少し休んで」というサインでもあります。
今回ご紹介したように、赤いニキビには殺菌と抗炎症、乾燥にはヘパリン類似物質やワセリン、そして繰り返すトラブルには内服薬といったように、症状に合わせた的確な選択が完治への近道です。
ドラッグストアには多くの選択肢があります。
- ニキビが気になるならペアアクネクリームW
- 乾燥と赤みならヒルマイルドやイハダ
- 内側からのケアならチョコラBBプラス
これらを上手に活用して、健やかな肌を取り戻しましょう。
ただし、市販薬を1週間ほど使っても全く改善しない、あるいは症状が悪化したという場合は、自己判断を続けずに必ず皮膚科を受診してください。
自分にぴったりの肌荒れ 市販薬を味方につけて、毎日鏡を見るのが楽しくなるような理想の肌を目指していきましょう!

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