「鏡を見たら眉毛の周りが赤くなっている」「眉毛の中がかゆくて、ついかいてしまう……」そんな悩みを抱えていませんか?
顔の中でも眉毛は視線が集まりやすいパーツです。それだけに、ポツンとできたニキビやカサカサした粉吹きは、想像以上にストレスを感じるものですよね。実は、眉毛の肌荒れには「眉毛特有」の原因が隠れていることが多いんです。
今回は、眉毛周辺のトラブルに悩むあなたへ、原因の突き止め方から具体的なケア方法、そして頼れる市販薬の選び方までを詳しくお伝えします。
なぜ「眉毛」だけが荒れるの?考えられる4つの主な原因
顔全体は調子が良いのに、なぜか眉毛だけが荒れる。そこには、眉毛というパーツならではの理由があります。まずは、あなたの症状がどれに当てはまるかチェックしてみましょう。
1. 意外な落とし穴「脂漏性皮膚炎」
眉毛の中や眉間に、黄色っぽいフケのようなものが出たり、赤みとかゆみがあったりしませんか?もしそうなら「脂漏性(しろうせい)皮膚炎」の可能性があります。
眉の周りは、実はTゾーンの一部。皮脂の分泌が非常に盛んな場所です。そこに誰の肌にもいる「マラセチア菌」というカビの一種が増殖し、炎症を起こすのがこの病気です。寝不足やストレス、食生活の乱れで皮脂のバランスが崩れると、一気に悪化しやすくなります。
2. 眉毛を整える際のダメージ
眉毛をカミソリで剃ったり、ピンセットで抜いたりしていませんか?
- カミソリ: 表面の角質まで削り取ってしまい、バリア機能がボロボロになります。
- 毛抜き: 毛穴を無理やり引っ張るため、毛包炎(もうほうえん)というニキビに似た炎症を引き起こす原因に。
特に、古いカミソリを使い続けるのは禁物です。目に見えない雑菌が繁殖し、肌荒れを加速させてしまいます。
3. メイク用品による「かぶれ」
毎日使っているアイブロウペンシルや眉マスカラが、実は肌に合っていないケースも。
特定の成分に対してアレルギー反応が起きる「接触性皮膚炎」です。また、メイクを落とす際のクレンジングが不十分で、毛の間に成分が残ってしまうことも大きな刺激になります。
4. 前髪やシャンプーの刺激
意外と盲点なのが、髪の毛の接触です。前髪が常に眉毛に当たっていると、毛先の刺激や髪に付いた整髪料が肌を刺激します。また、洗髪時のシャンプーやリンスのすすぎ残しが眉毛に溜まり、それが原因で荒れることも少なくありません。
今すぐ見直したい!眉毛の肌荒れを鎮める正しいスキンケア
原因がわかったら、次は具体的な対策です。眉毛の肌荒れを治すには「攻め」のケアより「守り」のケアが重要になります。
洗顔は「指を触れさせない」のが鉄則
洗顔の基本は、たっぷりの泡です。眉毛の毛の間に泡を押し込むようなイメージで、優しく洗ってください。
一番やってはいけないのが、かゆいからといって指先でゴシゴシこすること。摩擦はバリア機能をさらに破壊します。また、すすぎは32〜34度程度のぬるま湯で行いましょう。熱すぎるお湯は必要な皮脂まで奪い、乾燥を悪化させます。特に眉毛の中は泡が残りやすいので、生え際まで念入りに流してくださいね。
「眉毛専用」の保湿を意識する
「眉毛があるから化粧水がつかなくても大丈夫」と思っていませんか?実は、毛があるせいで肌まで水分が届きにくいのが眉毛の難しいところ。
化粧水をつけるときは、指の腹を使って、眉毛の根元の皮膚にトントンと優しく馴染ませるのがコツです。肌が敏感になっている時は、アルコールフリーや低刺激性のスキンケアを選びましょう。
乾燥がひどい場合は、ワセリンを薄く塗って保護するのも効果的です。ワセリンは肌の水分が逃げるのを防ぎ、外からの刺激をブロックしてくれます。
困った時の味方!症状別・市販薬の選び方
「どうしてもかゆみが止まらない」「赤みが引かない」という時は、無理せずお薬の力を借りましょう。症状に合わせて適切なものを選ぶのが改善への近道です。
強いかゆみや赤みがある場合
炎症を抑える成分が必要です。顔というデリケートな場所なので、まずは「非ステロイド」の抗炎症薬を選んでみてください。
- ウフェナマート配合: 炎症を鎮める効果があり、顔にも使いやすい成分です。
もし非ステロイド剤で効果が見られないほどひどい場合は、一時的にステロイド配合の薬を使うのも一つの手です。ただし、ステロイドは長期使用すると皮膚が薄くなるなどの副作用があるため、リンデロンVs軟膏のようなお薬を使用する際は、説明書をよく読み、数日間使っても改善しない場合はすぐに使用を中止して専門医に相談しましょう。
脂漏性皮膚炎が疑われる場合
フケのようなカサつきがある場合は、菌の増殖を抑える成分が入ったお薬が有効です。
- ミコナゾール硝酸塩配合: 原因菌であるマラセチア菌を殺菌する成分です。
眉毛の中にニキビができた場合
ポツンと赤いニキビができているなら、殺菌作用と消炎作用があるニキビ専用の治療薬を選びましょう。ペアアクネクリームWなどは、透明になるタイプが多いので、日中のメイク前にも使いやすくておすすめです。
眉毛を綺麗に保つための「生活のコツ」
お薬やスキンケアで一時的に良くなっても、生活習慣が変わらなければ再発してしまいます。美眉を保つための3つの習慣を意識してみましょう。
1. 「ビタミンB群」を味方につける
肌のターンオーバーを整え、皮脂の分泌をコントロールしてくれるのがビタミンB群です。
- ビタミンB2: レバー、納豆、卵、ほうれん草など
- ビタミンB6: カツオ、マグロ、鶏胸肉、バナナなど
外食が多い方は、サプリメントで補うのも良いでしょう。特に脂漏性皮膚炎気味の方は、ビタミンB不足が原因の一つになっていることが多いです。
2. メイク道具の衛生管理
あなたは最後、いつアイブロウブラシやパフを洗いましたか?
皮脂やファンデーションがついたままのメイク道具は、雑菌の温床です。それが肌に触れるたびに、炎症の種を植え付けているようなもの。週に一度は専用のクリーナーや中性洗剤で洗い、清潔を保ちましょう。
3. 睡眠とストレスケア
肌荒れは、体からの「休んで」というサインでもあります。睡眠不足が続くと自律神経が乱れ、皮脂の分泌が過剰になります。夜更かしを控え、枕カバーを清潔に保つだけでも、眉毛の環境はグッと良くなりますよ。
まとめ:眉毛の肌荒れやかゆみの原因を知って、健やかな肌を取り戻そう
眉毛のトラブルは、単なる乾燥から菌による炎症、自己処理のダメージまで、人によって原因が全く異なります。
まずは自分の肌の状態をよく観察し、
- 清潔に保つ(正しい洗顔)
- しっかり保湿する(根元まで届ける)
- 刺激を避ける(前髪や古いカミソリ)
この3ステップを徹底してみてください。もし市販薬を使っても症状が長引く場合や、痛みがある場合は、自己判断せず早めに皮膚科を受診してくださいね。専門の治療を受けることで、跡を残さず綺麗に治すことができます。
眉毛の肌荒れやかゆみの原因は?正しいケア方法とおすすめの市販薬・改善のコツを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
今日からのケアを少し見直すだけで、眉毛の悩みはきっと解消に向かうはずです。自信を持って眉メイクを楽しめる、健やかな肌を取り戻しましょう!

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