「朝は忙しくて1分1秒を争うけれど、鏡を見るとクマやシミが気になる……」
そんなとき、私たちの強い味方になってくれるのがBBクリームですよね。これ一本で日焼け止めからファンデーションまでこなしてくれる万能アイテムですが、どうしても「あと少しのカバー力」が欲しくなる瞬間はありませんか?
そこで登場するのがコンシーラーです。でも、いざ使おうとすると「BBクリームの前に塗るんだっけ?後に塗るんだっけ?」と迷ってしまう方も多いはず。
実は、この「塗る順番」ひとつで、仕上がりの美しさとメイクの持ちが劇的に変わります。今回は、BBクリームとコンシーラーを併用して、厚塗り感を出さずにプロ級の美肌を作るテクニックを詳しく解説します。
BBクリームとコンシーラーの正しい順番は「BBが先」
結論からお伝えしましょう。BBクリームとコンシーラーを併用する場合、基本の順番は**「BBクリームを塗った後にコンシーラー」**です。
なぜこの順番が正解なのか。それは、BBクリームの役割とテクスチャーに理由があります。
リキッド状の後に固形を重ねるのが鉄則
メイクアップの基本的なルールとして、「水分の多いものから先に、油分や粉体の多いものを後に」という流れがあります。BBクリームはリキッドやクリーム状の滑らかな質感ですよね。その上に、よりカバー力の高い(=粉体や密着成分が多い)コンシーラーを重ねることで、ピタッと肌に定着してくれます。
先に塗ると剥がれてしまう
もし先にコンシーラーでシミやクマを隠してから、その上にBBクリームを広げてしまうとどうなるでしょうか。BBクリームを指やスポンジで伸ばす際の「摩擦」によって、せっかく隠したコンシーラーが剥がれたり、ムラになったりしてしまいます。これではコンシーラーの意味がなくなってしまいますよね。
BBクリームで顔全体のトーンを均一に整え、それでも隠しきれなかった「気になるポイント」にだけコンシーラーを置く。これが、最短ルートで綺麗になれる秘訣です。
肌悩み別!コンシーラーの選び方と馴染ませ術
順番がわかったところで、次は「どう塗るか」です。肌の悩みは人それぞれ。シミ、クマ、ニキビ跡……それぞれに合った色と塗り方をマスターすれば、厚塗り感を卒業できます。
頑固な「クマ」には色補正を味方につける
お疲れ顔に見えてしまうクマ。実は種類によって選ぶべきコンシーラーの色が違います。
- 青クマ(血行不良): 補色であるオレンジ系やアプリコット系のコンシーラーがベストです。
- 茶クマ(色素沈着): イエロー系や明るめのベージュでくすみを飛ばしましょう。
- 黒クマ(たるみ・影): パール感のある明るいベージュで、影を光で飛ばすのが正解です。
塗り方のコツは、目のキワぎりぎりまで塗らないこと。瞬きが多い場所なので、キワまで塗るとシワに入り込んでしまいます。クマの一番濃いラインにのせ、指の腹でトントンと優しく叩き込みましょう。
「シミ・ニキビ跡」は自分の肌より少し暗めを選ぶ
シミやニキビ跡を隠したいとき、つい「明るい色」を選びがちですが、これは逆効果。明るい色をのせると、そこだけ浮き上がって目立ってしまう「白浮き」の原因になります。
自分の肌や、先に塗ったBBクリームよりも「ほんの少しだけ暗い色」を選ぶのがプロの技。
- シミよりも一回り大きくコンシーラーをのせる。
- 境目(フチ)だけを指でぼかす。
- 中央の濃い部分は触らない。この3ステップで、まるで魔法のようにシミが消えて見えます。
ニキビ跡が気になる場合は、衛生面を考えて指ではなく綿棒を使うのがおすすめ。ジョンソン綿棒のようなしっかりした綿棒を使うと、ピンポイントでカバーしやすいですよ。
時間が経っても崩れない!併用時のプロの裏技
「朝は綺麗だったのに、夕方になるとドロドロに崩れる……」
そんな悩みを持つ方は、塗り方そのものよりも「事前の準備」と「仕上げ」を見直してみましょう。
スキンケア後のティッシュオフが運命を分ける
BBクリームが滑ってしまう最大の原因は、肌表面に残ったスキンケアの油分です。乳液やクリームを塗った後、すぐにメイクを始めていませんか?
メイク前に軽くティッシュを顔に当て、余分な油分を吸い取ってみてください。これだけで、BBクリームとコンシーラーの密着度が格段にアップします。
「点」で置いて「面」で触らない
コンシーラーを塗る際、塗り絵のように塗りつぶしてはいけません。基本は「点」置き。隠したい場所に少量をのせたら、周囲の肌との境目を馴染ませるだけ。
広範囲に広げすぎないことが、崩れにくく、かつ自然に見せるための最大のポイントです。
最後は必ずフェイスパウダーで蓋をする
BBクリームとコンシーラーは、どちらも油分を含んでいます。そのままにしておくと皮脂と混ざってヨレやすいため、仕上げには必ずフェイスパウダーを重ねましょう。
チャコット フィニッシングパウダーのような粒子が細かいパウダーを、コンシーラーを塗った場所に軽くプレスするようにのせると、一日中鉄壁のベースメイクが維持できます。
時短派のあなたへ。おすすめのアイテム選び
「毎日コンシーラーを併用するのは面倒」という方は、BBクリーム自体の選び方を変えてみるのも一つの手です。
最近では、非常にカバー力の高いBBクリームも増えています。例えばラロッシュポゼ BBクリームのように、UVケアと高いカバー力を両立しつつ、肌に優しいタイプを選べば、コンシーラーの出番を最小限に抑えられます。
逆に、素肌感を大切にしたい日は、水溶性の軽いBBクリームを選び、目元のクマだけにザセム コンシーラーのような密着力の高いリキッドコンシーラーをポイント使いするのがスマートです。
その日の予定や肌のコンディションに合わせて、足し算・引き算を楽しめるようになると、メイクはもっと楽しくなります。
BBクリームとコンシーラーの順番は?肌悩み別の使い方と崩れない併用テクニックのまとめ
最後に、大切なポイントをおさらいしましょう。
- 順番は必ず「BBクリームが先、コンシーラーが後」を守ること。
- クマには色補正、シミには少し暗めの色をチョイス。
- 塗る前はティッシュオフ、塗った後はパウダーで仕上げる。
この3点さえ押さえておけば、BBクリームの手軽さを活かしつつ、コンシーラーで気になる部分を完璧にカバーする理想の肌が手に入ります。
厚塗りで隠すのではなく、適材適所のアイテム使いで「もともと肌が綺麗な人」に見せるのが大人のメイク術です。明日からのメイクで、ぜひこの順番を意識してみてください。鏡を見るのが少しだけ、楽しみになるはずですよ。

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