ヘアオイルをつけたままカラーはNG?美容師が教える染まり具合への影響と注意点

ヘアオイル
この記事ではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。公式情報やネット上の口コミ・スペックをもとに生成aiを使用してまとめています。

「今日、美容院でヘアカラーの予約があるけれど、朝のスタイリングでヘアオイルを塗っちゃった……。これってそのまま行っても大丈夫かな?」

そんな不安を感じたことはありませんか?あるいは、セルフカラーをする前に「髪を保護するためにオイルを塗っておいたほうがダメージが少なそう」と考えて、あえてオイルを仕込もうとしている方もいるかもしれません。

結論からお伝えすると、ヘアオイルをつけたままカラーをすることには、いくつかの注意点があります。仕上がりのクオリティを左右する大事なポイントなので、現役の美容現場の視点から、染まり具合への影響や正しい事前準備について詳しく解説していきます。


ヘアオイルがついた髪にカラー剤を塗るとどうなる?

まず一番気になるのが、ヘアオイルがヘアカラーの薬剤にどのような影響を与えるのかという点ですよね。

結論を言えば、少量であれば大きな問題にはなりませんが、ベタつくほどしっかり塗っている場合は、染まりが悪くなるリスクがあります。

薬剤を弾いてしまう「油膜」の壁

ヘアカラー剤は、基本的に水分をベースに作られています。一方でヘアオイルはその名の通り「油」です。水と油が混ざり合わないように、髪の表面が厚いオイルの膜でコーティングされていると、カラー剤が髪の内部に浸透しようとするのを邪魔してしまいます。

特に、重めの質感に仕上がるエヌドット ポリッシュオイルのような植物性100%に近いオイルや、シアバター配合のバームなどは、シャンプーをしても落ちにくいほど強固な膜を作ることがあります。この膜が「バリア」になってしまい、色が入りにくくなったり、予定していた色味よりも薄く発色してしまったりするのです。

色ムラの大きな原因に

ヘアオイルを髪全体に完璧に均一に塗るのは、プロでも至難の業です。多くの場合、毛先にはたっぷりついていて、中間から根元にかけては薄くなっているはずです。

この「油分のムラ」がある状態でカラー剤を塗布すると、オイルが薄い部分はしっかり染まり、オイルが厚い部分は染まりが甘いという現象が起きます。これが、仕上がりの「色ムラ」として現れてしまうのです。せっかく綺麗に染めようと思っても、土台の状態がバラバラだと、薬剤の力を100%引き出すことができません。


美容院に行く前のヘアオイルはどこまで許容範囲?

「じゃあ、一滴もつけちゃいけないの?」というと、そこまで神経質になる必要はありません。

少量なら美容師が現場で判断できる

朝の広がりを抑えるために、手のひらに薄く伸ばしたオイルをサッと馴染ませる程度であれば、多くの場合はそのまま施術に入れます。美容師はカウンセリングの際に必ず髪を触り、薬剤の浸透を妨げるほどの残留物がないかを確認しているからです。

もし「これは少しオイルが重すぎるな」と判断した場合は、カラーの前に「プレシャンプー(事前洗い)」を行います。これにより、余分な油分を落としてからカラーに移ることができるので、仕上がりへの致命的な失敗は防げます。

プレシャンプーの意外なデメリット

ただし、美容室でカラー直前にシャンプーをすることにはデメリットもあります。

本来、カラーをする日の頭皮には「適度な皮脂」があるのが理想的です。自分の体から出る皮脂は、薬剤の刺激から頭皮を守る天然のバリア機能を果たしてくれます。しかし、オイルを落とすために直前でシャンプーをしてしまうと、この大切なバリアまで一緒に洗い流してしまいます。

結果として、カラー剤が頭皮にしみやすくなったり、後で痒みが出やすくなったりすることがあります。「オイルを塗りすぎてプレシャンプーが必要になる状態」よりも、「何もつけずに適度に皮脂がある状態」で来店するのが、髪と頭皮にとっては最も優しい選択なのです。


セルフカラーでヘアオイルを塗るのは「保護」になる?

自分で髪を染める際、「ダメージが怖いから、あえてオイルを塗ってから薬剤を塗ろう」と考える方がいらっしゃいます。しかし、これはあまりおすすめできない方法です。

浸透不足がさらなるダメージを招くことも

ヘアオイルで保護したつもりでも、実際にはカラー剤の浸透を不規則に妨げるだけになることが多いです。

染まりが悪いと感じると、どうしても放置時間を長く設定してしまいがちですよね。規定の時間以上に薬剤を髪にのせておくことは、結果として髪の芯を傷める原因になります。「しっかり染めるために時間を置く」という行為が、実はオイルのせいで非効率なものになってしまい、ダメージだけが蓄積するという悪循環に陥りやすいのです。

保護するなら「頭皮」を優先

もしダメージや刺激が気になるのであれば、髪の毛にオイルを塗るのではなく、生え際や耳周りにワセリンなどの保護クリームを塗るのが正解です。髪の「面」に油分を置くのではなく、皮膚をガードすることに専念しましょう。

髪自体のダメージを抑えたい場合は、カラー後のトリートメントに力を入れるか、カラー剤の中に混ぜるタイプの処理剤(プレックス系)が配合された製品を選ぶのが、今のセルフカラーの主流であり、最も失敗が少ない方法です。


種類別!カラーに影響しやすいオイル・しにくいオイル

一口に「ヘアオイル」と言っても、成分によってカラーへの干渉度合いは全く異なります。お手持ちのオイルがどのタイプかチェックしてみてください。

影響が出やすい:天然由来100%の植物オイル

トラックオイルなどに代表される、酸化しにくい植物油をメインとしたオイルは、髪への吸着力が非常に高いです。これらは髪を保湿する力に優れていますが、一方でカラー剤を弾く力も強いため、カラー前には最も注意が必要なタイプです。

影響が出にくい:シリコン主体のさらさらオイル

ロレアル パリ エルセーヴ ヘアオイルなどの、シリコン(シクロペンタシロキサン等)が主成分のオイルは、比較的さらっとしており、揮発性があるためカラー剤の浸透をそれほど強くは邪魔しません。普段使いの洗い流さないトリートメントがこのタイプであれば、朝に少量使っている程度ならそれほど心配しなくて大丈夫です。


美容院へ行く日のベストな髪の状態まとめ

最高の仕上がりを手に入れるために、予約当日は以下のポイントを意識してみてください。

  • スタイリング剤は極力控える: オイルだけでなく、ワックスやハードスプレーは特にNGです。髪が固まっていると、クシを通すときに髪を引きちぎってしまう物理的なダメージのリスクも高まります。
  • 前日の夜に洗髪を済ませておく: 当日の朝に洗うのではなく、前夜にシャンプーをして、当日は何もつけずに(あるいはごく少量のオイルで)行くのがベストです。
  • 「恥ずかしい」と思わなくてOK: 髪がボサボサの状態で行くのが恥ずかしいと感じる方も多いですが、美容師にとっては、何もついていない「素の髪」が一番状態を把握しやすいものです。癖の出方やダメージレベルが正確にわかるので、より適切な薬剤選定ができます。

もしどうしても乾燥が気になってオイルをつけてしまった場合は、担当の美容師さんに「今日はオイルをしっかりめに塗ってきました」と一言伝えてください。その一言があるだけで、美容師側もシャンプーの強さを調整したり、薬剤のパワーを微調整したりといった対応ができるようになります。


ヘアオイルをつけたままカラーはNG?美容師が教える染まり具合への影響と注意点のまとめ

ヘアカラーの成功は、当日の髪のコンディションで半分決まると言っても過言ではありません。

ヘアオイルをつけたままカラーをすることは、絶対に不可能ではありませんが、**「色の入りが甘くなる」「ムラになりやすい」「頭皮保護の観点からプレシャンプーを避けたい」**という3つの理由から、できるだけ控えるのが賢明です。

特にこだわりの色味や、透明感のあるカラー、明るいトーンへの変更を希望している時は、髪を真っさらな状態にしておくことが、希望通りの髪色を手に入れる近道になります。

次回のカラー予約の日は、ぜひ「引き算のヘアケア」を意識して、素髪の状態で美容院の椅子に座ってみてください。きっと、いつも以上に艶やかで均一な、理想の髪色に出会えるはずですよ。

もし、どうしても当日のパサつきが気になるなら、オイルではなくミルボン エルジューダ エマルジョンのような、水分量の多いミルクタイプのトリートメントを薄く馴染ませる程度に留めておきましょう。

綺麗な髪色は、美容室での施術だけでなく、あなたのちょっとした準備から始まっています。この記事を参考に、最高のカラーリング体験を楽しんでくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました