せっかく朝から気合を入れてアイロンで巻いたのに、駅に着く頃にはもうカールが取れかかっている……。そんな経験、誰しも一度はありますよね。「私の髪質だから仕方ない」と諦めるのはまだ早いです。実は、巻き髪の持ちを左右するのはアイロンの技術以上に「ヘアオイルの使い方」にあるんです。
ヘアオイルを正しく使えば、雨の日でも湿気に負けず、夜までつややかなカールをキープすることが可能になります。この記事では、プロも実践している「崩れない巻き髪」を作るためのオイルを付けるタイミングや順番、そして今選ぶべきおすすめのヘアオイルを詳しくご紹介します。
なぜヘアオイルが巻き髪のキープに不可欠なのか
巻き髪が崩れる最大の原因は「湿気」と「乾燥」です。髪が乾燥していると、周囲の水分を吸い込もうとして膨張し、せっかく作った形状が崩れてしまいます。
ここで活躍するのがヘアオイルです。オイルは髪の表面をコーティングして、外部の湿気が入り込むのを防ぐバリアのような役割を果たしてくれます。さらに、アイロンの熱によるパサつきを抑え、指通りの良いツヤ髪に見せてくれる効果もあります。
ただし、適当に塗ればいいというわけではありません。塗るタイミングを間違えると、逆に重さでカールがダレてしまったり、熱ダメージを加速させてしまったりすることもあるので注意が必要です。
巻き髪を成功させるヘアオイルを付けるタイミング
ヘアオイルをいつ付けるべきか。結論から言うと、「巻く前」と「巻いた後」で役割が全く異なります。
1. 巻く前の「仕込み」タイミング
巻く前にオイルを付けるのは、主に「熱からの保護」と「形状記憶」が目的です。ただし、ここで使うのは必ず「アイロン前専用」または「ヒートプロテクト効果」があるものを選んでください。
一般的なトリートメント用オイルには水分が多く含まれていることがあり、そのままアイロンを当てると髪内部の水分が急激に沸騰する「水蒸気爆発」を起こして、髪をひどく傷めてしまうからです。
2. 巻いた後の「仕上げ」タイミング
巻き終わった後にオイルを付けるのは、「ツヤ出し」と「束感づくり」、そして「湿気ブロック」のためです。髪の熱が完全に冷めてから塗るのが最大のポイント。熱い状態で触ってしまうと、形が定着する前にカールが伸びてしまいます。
プロが教える!崩れない巻き髪の正しい順番
理想の巻き髪を作るための具体的なステップを確認していきましょう。
ステップ1:ブラッシングと完全乾燥
まずは髪を丁寧にとかし、絡まりを取ります。もし髪が湿っているなら、ドライヤーで100%乾かしてください。わずかでも水分が残っていると、どれだけ良いオイルを使っても巻きはすぐに取れてしまいます。
ステップ2:巻く前専用オイルを馴染ませる
ReFa ロックオイルのような、熱に反応して形を固めてくれるオイルを毛先中心に薄く馴染ませます。手のひらによく広げ、手ぐしを通すように付けるのがコツです。付けすぎると重くなるので、最初は少なめから始めましょう。
ステップ3:アイロンで巻く
140°Cから160°C程度の温度で巻いていきます。180°C以上の高温は髪のタンパク質を硬くしてしまい、ダメージの原因になるので避けましょう。
ステップ4:放置して「冷ます」
ここが一番重要です!巻いた直後の髪はまだ形が安定していません。すぐにほぐしたくなる気持ちを抑えて、手で触れるくらいまで冷めるのを待ちます。冷える瞬間に髪の形が固定されるからです。
ステップ5:仕上げのオイルでコーティング
髪が冷めたら、仕上げ用のオイルを手に取り、まずは内側から手ぐしでほぐすように付けます。最後に手に残った少量のオイルで表面の浮き毛(アホ毛)を抑えれば完成です。
巻き髪に最適なおすすめヘアオイル10選
市場には数多くのオイルがありますが、巻き髪との相性が抜群なアイテムを厳選しました。自分の髪質やなりたい仕上がりに合わせて選んでみてください。
1. ReFa(リファ) ロックオイル
「絶対に崩したくない」という日の救世主がReFa ロックオイルです。熱を味方にして、カールの形をロックする特殊な処方が特徴。仕上がりはパリパリせず、驚くほどしなやかです。
2. N.(エヌドット) ポリッシュオイル
ウェットな質感と束感が欲しいならN. ポリッシュオイルが王道です。天然由来成分のみで作られているので、スタイリング後そのままハンドクリームとしても使えます。毛量が多くて広がりやすい方に特におすすめです。
3. Wonjungyo(ウォンジョンヨ) スタイリングヘアオイル
韓国アイドルのような、ツヤツヤでまとまりのある巻き髪を目指すならこれ。Wonjungyo スタイリングヘアオイルは、ベタつきにくく、繊細な束感を出しやすいのが魅力です。
4. SALONIA(サロニア) スタイリングオイル
アイロンメーカーが開発したSALONIA スタイリングオイルは、熱ダメージから髪を守ることに特化しています。独自のヒートプロテクト成分が、アイロンの熱を味方にしてダメージを補修してくれます。
5. プロミルオイル
クラシックなサボンの香りが心地よいプロミルオイル。さらっとしたテクスチャで、細い髪の人でもペタンコにならずに綺麗なツヤを出すことができます。
6. ホーユー NiNE(ナイン) マルチスタイリングオイル ライト
「オイルを塗ると巻きがダレる」と悩む軟毛の方にはNiNE マルチスタイリングオイル ライトが最適。指通りが軽く、ヘルシーなツヤ感を与えてくれます。
7. ミルボン エルジューダ サントリートメント セラム
日中の紫外線からも髪を守りたいならミルボン エルジューダ サントリートメント セラム。UVカット成分配合で、巻き髪をキープしながら屋外のダメージもケアできます。
8. ロレアル パリ エルセーヴ エクストラオーディナリー オイル
ドラッグストアで手軽に買える実力派といえばロレアル パリ エルセーヴ エクストラオーディナリー オイル。濃密なオイルが、乾燥してパサつく毛先をしっかりまとめてくれます。
9. スティーブンノル ニューヨーク グロススプレー(オイル配合)
厳密にはスプレータイプですが、スティーブンノル ニューヨーク グロススプレーはオイル成分が細かく広がるため、手を汚さずに均一なツヤを出したい時に便利です。
10. MTG リファ ロックオイル ライト
先ほどご紹介したロックオイルの軽めバージョンがReFa ロックオイル ライトです。前髪の束感づくりや、ナチュラルなニュアンスを楽しみたい時に重宝します。
失敗しないための注意点:オイルの「NG習慣」
良かれと思ってやっていることが、実は巻き髪を台無しにしているかもしれません。
まず、「根元からベッタリ塗る」のはNGです。頭皮近くにオイルが付くと、数時間後には皮脂と混ざって髪が洗っていないかのようにベタついて見えてしまいます。必ず中間から毛先にかけて馴染ませるようにしましょう。
次に、「濡れたような質感」を目指しすぎて量を使いすぎること。オイルの重みでカールは重力に負けて伸びてしまいます。まずは1滴、あるいは半プッシュからスタートし、足りない部分にだけ付け足していくのが失敗しないコツです。
また、雨の日はオイルだけで完結させず、最後にケープ 3D エクストラキープのようなキープスプレーを軽く振ることをおすすめします。オイルが「内側からの乾燥」を防ぎ、スプレーが「外側からの湿気」を弾くダブルガードで、鉄壁の巻き髪が完成します。
髪質別・オイルの選び方ガイド
自分の髪質に合わないオイルを使うと、せっかくのスタイリングも台無しです。
- 剛毛・多毛・くせ毛の方:テクスチャが重めで、保湿力の高い「植物性オイル」がメインのものを選びましょう。髪のボリュームを抑え、しっとりとした落ち着きを与えてくれます。
- 軟毛・細毛・猫っ毛の方:さらっとした「シリコン配合」のオイルや、「ライト」と表記のあるものを選んでください。重すぎるオイルはカールの天敵です。
- ハイダメージ毛の方:補修成分(ケラチンやパンテノールなど)が含まれたタイプがおすすめ。巻く前の保護を徹底することで、これ以上のダメージ進行を抑えられます。
ヘアオイルで巻き髪を1日キープ!付けるタイミングや順番、おすすめ10選のまとめ
いかがでしたか?「巻き髪がすぐ取れる」という悩みは、道具や技術の問題だけでなく、ヘアオイルの使い分けで解決できることがほとんどです。
大切なのは、アイロン前の「保護と固定」、そしてアイロン後の「熱を冷ましてからのコーティング」という順番を守ること。そして、自分の髪質やその日の天気に合わせた最適なオイルを選ぶことです。
今回ご紹介したReFa ロックオイルなどのアイテムを味方につければ、朝の仕上がりを夜まで自信を持ってキープできるようになります。ぜひ明日からのヘアセットに取り入れて、理想のツヤふわカールを楽しんでくださいね。

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