「話題のクレンジングバームを買ってみたけれど、いまいち毛穴への効果がわからない……」
「洗い上がりがヌルヌルする気がするけど、これって落ちているの?」
そんな悩みを感じていませんか?
クレンジングバームは、オイルの洗浄力とミルクのような保湿力を兼ね備えた、まさにいいとこ取りのアイテム。ですが、実は「正しい使い方」を知っているかどうかで、その実力には天と地ほどの差が出てしまうんです。
せっかく良いものを使っていても、使い方が間違っていると、汚れが落ちきらないどころか、肌トラブルの原因になってしまうこともあります。
今回は、クレンジングバームを使って理想のツルツル肌を手に入れるためのポイントを、徹底的に深掘りしてお伝えします。今日から実践できるコツばかりなので、ぜひ毎日のスキンケアに取り入れてみてくださいね。
クレンジングバームの魅力は「変化する質感」にあり
そもそもクレンジングバームとは、オイル成分を固形に固めたクレンジング剤のことです。手に取ったときはシャリシャリ、あるいは固形の状態ですが、肌に乗せると体温でとろけて滑らかなオイル状に変わります。
この「質感が変化する」という特徴こそが、バームの最大のメリットです。
1. 圧倒的なクレンジング力
オイルを固めているため、油分になじみやすいという特徴があります。ウォータープルーフのファンデーションやマスカラ、そして毛穴に詰まった角栓など、頑固な汚れもスルスルと溶かし出してくれます。
2. 肌への摩擦を抑える「厚み」
リキッドやオイルに比べて、バームには独特の「厚み」があります。この厚みがクッションの役割を果たしてくれるため、指先が直接肌に触れにくく、デリケートな肌を摩擦ダメージから守ってくれるのです。
3. スキンケア後のようなしっとり感
多くのバームには、美容オイルや保湿成分がたっぷりと配合されています。汚れはしっかり落とすのに、必要な潤いは奪いすぎない。洗い上がりの「つっぱり感」が気になる方にとって、非常に心強い味方になります。
失敗しない!クレンジングバームの基本的な5ステップ
それでは、さっそく具体的な使い方を見ていきましょう。どれか一つでも抜けてしまうと、バームの良さが半減してしまいます。
ステップ1:手と顔は「必ず乾いた状態」で
これが一番重要なポイントです。クレンジングバームを使う際、手や顔が濡れているのは絶対にNG。水が混ざってしまうと、汚れを浮き上がらせる前にバームが反応してしまい、洗浄力がガクンと落ちてしまいます。
お風呂場で使う場合は、湯船に浸かる前に使うか、一度しっかりと手と顔の水分をタオルで拭き取ってから使うようにしましょう。
ステップ2:スパチュラで適量を取る
バームは容器に指を直接入れるのではなく、付属のスパチュラ(ヘラ)を使うのが基本です。雑菌の繁殖を防ぎ、清潔に保つためですね。
適量はだいたい「さくらんぼ大」程度。もったいないからと少なめに使うのは逆効果です。量が少ないと肌の上で滑りが悪くなり、摩擦を引き起こしてしまいます。たっぷりの量を使って、肌を包み込むようにしましょう。
もしクレンジングバームを新しく探しているなら、スパチュラが蓋の裏に収納できるタイプを選ぶと紛失しなくて便利ですよ。
ステップ3:手のひらで温めて「オイル状」にする
取ったバームをそのまま顔に乗せるのではなく、まずは手のひらを合わせて軽く温めます。すると、固形だったバームが体温で溶け、オイル状に変化します。この状態で顔に乗せることで、肌なじみが劇的に良くなり、毛穴の奥まで成分を届けることができるようになります。
ステップ4:顔の中心から外側へなじませる
オイル状になったバームを顔に乗せ、指の腹を使って優しくくるくると円を描くようになじませます。
- まずは皮脂の多いTゾーン(鼻・おでこ)から。
- 次に面積の広い頬(Uゾーン)。
- 最後に皮膚が薄くて乾燥しやすい目元や口元。
この順番を守ることで、乾燥を防ぎながら効率的にメイクを落とせます。時間は全体で1分程度が目安です。長時間のマッサージは肌の負担になるので注意しましょう。
ステップ5:運命を分ける「乳化」の工程
ここが最も大切な工程です。いきなり大量の水で洗い流すのではなく、少量のぬるま湯(小さじ1杯程度)を手に取り、顔全体になじませます。
バームが白く濁ってきたら、それが「乳化」のサインです。この作業を行うことで、油汚れが水に溶けやすい状態に変化し、肌に残らずスッキリと洗い流せるようになります。
毛穴の黒ずみ・角栓に効かせるプラスアルファのコツ
クレンジングバームを使う大きな目的の一つが「毛穴ケア」ですよね。普通に使っても効果はありますが、少しの工夫でもっと毛穴を綺麗にできます。
蒸しタオルで毛穴の準備運動を
頑固な角栓が気になる時は、バームを使う前に「蒸しタオル」で肌を温めてみてください。毛穴が緩んで汚れが浮き上がりやすくなるため、バームの洗浄成分がより深くまで届くようになります。
小鼻は指の先で細かくアプローチ
鼻のキワや黒ずみが気になる部分は、指先を使って細かく丁寧に。ただし、力を入れるのは厳禁です。あくまで「バームを隙間に入れ込む」ようなイメージで、優しく動かしましょう。
「朝バーム」という選択肢
クレンジングは夜だけ、と思っていませんか? 実は、寝ている間の皮脂汚れや角栓ケアとして、朝にクレンジングバームを使うのもおすすめです。洗顔料では落ちにくい脂汚れをバームがリセットしてくれるので、その後のメイクのりが格段に良くなります。
やってはいけない!バーム使用時のNG習慣
良かれと思ってやっていることが、実は肌を傷めているかもしれません。以下のポイントに心当たりはありませんか?
- シャワーを直接顔に当てるバームを流すとき、シャワーの圧を直接顔に当てるのは避けてください。肌に必要な潤いまで奪い、たるみや乾燥の原因になります。必ず手にお湯をすくって、優しくかけるようにしましょう。
- 1分以上ずっとマッサージしているバームは肌触りがいいのでつい長く触っていたくなりますが、クレンジング剤を長時間肌に乗せておくのは刺激になります。汚れが浮いたら、すぐ「乳化」に移るのが鉄則です。
- 熱いお湯ですすぐ熱すぎるお湯は、肌のバリア機能を壊してしまいます。理想は30〜32度くらいの、少し冷たいと感じる程度のぬるま湯です。
ダブル洗顔は本当に必要?
最近のクレンジングバームには「ダブル洗顔不要」と記載されているものが増えています。
これに関しては、パッケージの指示に従うのがベストです。ダブル洗顔不要のタイプは、それだけで油性・水性両方の汚れが落ちるように設計されています。
もし、「どうしてもヌルつきが気になる」という場合は、乳化が不十分な可能性が高いです。乳化をしっかり行えば、ダブル洗顔なしでも驚くほど後肌がスッキリします。それでも気になる脂性肌の方などは、洗浄力の優しい洗顔料をさっと併用する程度に留めましょう。
まとめ:クレンジングバームの正しい使い方は?毛穴汚れを落とす乳化のコツと注意点を徹底解説
クレンジングバームは、その使い心地の良さと高い洗浄力で、今やスキンケアの定番アイテムとなりました。
大切なポイントをおさらいしましょう。
- 手と顔は乾いた状態で使う
- 手のひらで温めてから顔に乗せる
- 「乳化」を絶対に行う
- ぬるま湯で優しく丁寧にすすぐ
この4点さえ守れば、バームが持つ本来の力を100%引き出すことができます。毛穴の黒ずみや角栓、乾燥によるくすみなど、肌の悩みは「落とすケア」を見直すだけで劇的に変わることも珍しくありません。
毎日、忙しく過ごしている自分へのご褒美として。とろけるバームの心地よさを楽しみながら、正しいケアで理想の「陶器肌」を目指してみませんか?
今日お伝えした使い方を意識して、鏡を見るのがもっと楽しみになるような、健やかな肌を手に入れてくださいね。

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