「ニキビがあるときに乳液を塗ると、油分でさらに悪化しそう……」
そんな風に思って、化粧水だけでスキンケアを終わらせてはいませんか?
実はその「乳液抜きケア」こそが、ニキビを長引かせている原因かもしれません。最新の皮膚科学では、ニキビ肌こそ「適切な乳液による保湿」が不可欠であると考えられています。
なぜ乳液が必要なのか、そして膨大な商品の中からどれを選べば正解なのか。この記事では、大人ニキビと思春期ニキビそれぞれの原因に合わせた選び方と、今選ぶべきおすすめの乳液を徹底的に解説します。
そもそもニキビ肌に乳液は本当に必要なの?
結論から言うと、ニキビ肌に乳液は絶対に必要です。
私たちの肌は、水分と油分のバランスが整うことでバリア機能が働いています。ニキビを気にするあまり乳液を避けると、肌は「水分が逃げている!」と判断し、それを補おうとしてさらに過剰な皮脂を分泌してしまいます。これがテカリや詰まりを招く悪循環の始まりです。
また、乾燥した肌は角質が硬くなり、毛穴の出口を塞いでしまいます(角質肥厚)。乳液で肌を柔らかく保つことは、毛穴詰まりを未然に防ぐためにとても重要なステップなのです。
失敗しない!ニキビ肌向け乳液選びの3つのポイント
世の中には数多くの乳液がありますが、ニキビケアを目的とするなら、チェックすべきポイントは絞られます。
1. 「ノンコメドジェニックテスト済み」を選ぶ
これが最も大切です。ノンコメドジェニックテストとは、製品を繰り返し塗ったときにニキビのもと(コメド)ができにくいことを確認する試験のこと。この表記がある製品は、油分がニキビの餌になりにくい処方で作られています。
2. 有効成分が含まれた「医薬部外品」を狙う
「薬用」と記載された医薬部外品には、厚生労働省が認めた有効成分が配合されています。
- グリチルリチン酸ジカリウム・アラントイン: 赤みや腫れを抑える抗炎症成分。
- サリチル酸・イソプロピルメチルフェノール: 原因菌を抑える殺菌成分。
- ビタミンC誘導体: 皮脂を抑え、ニキビ跡のケアをサポート。
3. ニキビの種類に合わせてタイプを分ける
- 思春期ニキビ(10代): 成長期の過剰な皮脂が原因。オイルフリーや、さっぱりした使用感のものが向いています。
- 大人ニキビ(20代〜): ストレス、乾燥、不規則な生活が原因。バリア機能を整える「ヒト型セラミド」などが入った高保湿タイプがおすすめです。
【大人ニキビ向け】乾燥・バリア機能低下をケアする乳液
仕事のストレスやホルモンバランスの乱れで繰り返す大人ニキビ。必要なのは、肌の基礎体力を上げる保湿ケアです。
敏感な時でも安心して使える低刺激系
肌がピリつく、赤みが出やすいという方には、低刺激処方のブランドが味方になります。
dプログラム アクネケア エマルジョン MB資生堂のdプログラムは、美肌菌に着目した設計。ベタつきが少なく、スーッと馴染むのに内側はしっとり整います。
ミノン アミノモイスト 薬用アクネケア ミルク「乾燥するのにニキビができる」という混合肌さんの救世主。潤いを与えつつ、さらっとした肌表面を維持してくれます。
ノブ ACアクティブ モイスチュアミルク臨床皮膚医学に基づいて開発された本格派。マイルドピーリング作用があり、古い角質によるゴワつきが気になる方におすすめです。
保湿とニキビ予防を両立する実力派
オルビス クリアフル モイスチャーナノカプセル化した保湿成分が肌の奥まで届きます。周期的に繰り返すニキビに悩む女性から圧倒的な支持を得ている名品です。
エトヴォス バランシングライントリートメントジェルビタミンC誘導体とアゼライン酸誘導体を配合。オイルフリーのジェル状乳液なので、重い質感が苦手な方でも心地よく使えます。
【思春期ニキビ向け】ベタつきを抑えて清潔に保つ乳液
皮脂分泌がピークを迎える10代。油分を最小限に抑えつつ、アクネ菌の増殖をブロックするタイプを選びましょう。
ドラッグストアで買えるコスパ抜群のアイテム
肌ラボ 極潤 ハトムギ浸透乳液抗炎症成分とハトムギエキスを配合。プチプラなので、顔だけでなく背中ニキビなどのボディケアにも惜しみなく使えます。
メラノCC 薬用しみ対策 美白乳液言わずと知れたビタミンCケアの定番。ニキビを予防しながら、跡を残したくない、透明感が欲しいという欲張りな願いを叶えます。
ナチュリエ ハトムギ浸透乳液圧倒的な浸透力。乳液特有の膜を張る感じが苦手な男子学生にも使いやすい、水のような軽やかさが魅力です。
キュレル 皮脂トラブルケア 保湿ジェル乳液ではありませんが、乳液の役割を果たすジェルです。過剰な皮脂を吸着するパウダーが配合されており、夕方のテカリを軽減してくれます。
ニキビを悪化させないための正しい塗り方
せっかく良い乳液を選んでも、使い方が雑では効果が半減してしまいます。
ゴシゴシ擦るのは厳禁
ニキビは炎症です。指先でゴシゴシ塗り込むと、炎症を広げたり潰したりしてしまいます。手のひら全体に乳液を広げ、体温で温めてから、顔を包み込むように優しく「ハンドプレス」して馴染ませましょう。
塗り分け(パーツケア)のすすめ
顔全体に同じ量を塗る必要はありません。
- おでこ・鼻(Tゾーン): テカリやすいので、手に残った少量を薄く伸ばす程度でOK。
- 頬・口周り(Uゾーン): 乾燥してニキビができやすい場所なので、しっかり重ね塗りを。
メンズニキビにも乳液が必要な理由
最近では男性のニキビ悩みも増えています。男性の肌は女性よりも皮脂量が多い一方で、水分量は半分以下という「砂漠状態」であることが多いです。
髭剃り後のダメージは、バリア機能を著しく低下させます。男性こそ、洗顔・化粧水後の乳液を習慣にすることで、ニキビのできにくい清潔感のある肌を手に入れることができます。
メンズビオレ ONE 全身化粧水のようなオールインワンも手軽ですが、ニキビが気になるときはUNO(ウーノ) UVパーフェクションジェルのような、肌荒れ防止成分が入った医薬部外品を乳液代わりに使うのも一つの手です。
2026年最新:ニキビ肌の乳液ケアでよくあるQ&A
Q. 乳液を塗るとニキビが痒くなるのですが……
A. 成分が合っていないか、あるいは油分が多すぎる可能性があります。一度、油分を含まない「オイルフリー」のジェルタイプに切り替えて様子を見てください。
Q. ニキビ治療薬を塗っている時も乳液は必要?
A. はい、むしろ必須です。皮膚科で処方されるニキビ薬(ベピオやディフェリンなど)は、副作用で肌が非常に乾燥しやすくなります。高保湿な乳液でしっかり保護することで、薬を継続しやすくなります。
Q. 季節によって乳液は変えるべき?
A. 理想的です。湿度の高い夏はさっぱりしたライトなタイプ、空気が乾燥する冬は少しコクのあるしっとりタイプと、肌のコンディションに合わせて調整しましょう。
まとめ:ニキビ肌におすすめの乳液で、トラブルのない健やかな肌へ
ニキビがあるときの乳液は「蓋」をするだけでなく、肌のバリア機能を修復し、健やかなターンオーバーを支える重要な役割を担っています。
- ノンコメドジェニックテスト済み
- 抗炎症・殺菌成分配合
- 自分の肌質(大人ニキビか思春期ニキビか)に合うもの
この3つの基準で選べば、乳液選びに迷うことはもうありません。今回ご紹介したdプログラム アクネケア エマルジョン MBやオルビス クリアフル モイスチャーなどの中から、まずはご自身の肌に合いそうなものから試してみてください。
正しい保湿ケアを味方につけて、ニキビに振り回されない理想の素肌を目指しましょう。
「ニキビ肌におすすめの乳液」を正しく使えば、明日の朝の肌がもっと好きになれるはずです。
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- キュレル 泡洗顔料:摩擦レスで洗えるニキビ肌の相棒。
- アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク:ニキビ跡を濃くしないための紫外線対策。
適切なスキンケアで、一歩ずつ理想の肌へ近づいていきましょう。

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