「海外旅行中にメイク落としを忘れた!」「海外ブランドのスキンケアを個人輸入したいけれど、どれがクレンジングか分からない……」そんな経験はありませんか?
実は、私たちが日常的に使っている「クレンジング」という言葉、そのまま英語で伝えても意図した通りに伝わらないことが多いんです。日本語のクレンジングは、実はちょっとした和製英語のような扱いになっています。
この記事では、英語でクレンジングをどう表現するのか、海外コスメのラベルをどう読み解けば失敗しないのかを、初心者の方にも分かりやすく解説します。
日本語の「クレンジング」と英語の「Cleansing」は意味が違う?
まず最初に知っておきたいのが、単語のニュアンスの違いです。日本では「クレンジング=メイク落とし」「洗顔=汚れを落とすもの」と明確に使い分けていますよね。
しかし英語で「Cleansing」と言うと、単に「洗浄すること」という広い意味の動作を指します。お店で「I want a cleansing.」と言っても、店員さんは「えっと、何を洗いたいの?」と首をかしげてしまうかもしれません。
英語で私たちが探している「メイク落としの製品」を指すときは、もっと具体的な言葉を使う必要があります。
英語で「メイク落とし」を指す代表的なフレーズ
海外でメイク落としを探すなら、まずはこの2つの表現を覚えておきましょう。
1. Makeup Remover(メイクアップ・リムーバー)
これが最も一般的で、間違いのない表現です。「Makeup(化粧)」を「Remover(取り除くもの)」という直球の言葉ですね。オイルタイプでもシートタイプでも、メイクを落とす機能があるものならすべてこれに含まれます。
2. Cleanser(クレンザー)
海外のコスメショップで最もよく目にするのがこの「Cleanser」です。ただし注意が必要なのは、海外では「クレンジング(メイク落とし)」と「洗顔」を一つにまとめた製品が非常に多いということ。パッケージに「Cleanser」と書かれている場合、それは日本で言う洗顔料に近いものもあれば、メイク落としを兼ねているものもあります。
海外コスメのラベルを見極めるキーワード
海外のショップや通販サイトで商品を選ぶとき、パッケージの裏面や説明文によく出てくるキーワードを整理しました。これを知っているだけで、自分の肌に合ったものを見つけやすくなります。
テクスチャーによる分類
- Cleansing Oil(クレンジングオイル)日本でもおなじみのオイルタイプです。クレンジングオイルなどを探すときは、この表記を確認しましょう。
- Cleansing Balm(クレンジングバーム)体温でとろける固形タイプです。海外でも非常に人気が高く、しっかりメイクを落としたいときによく使われます。
- Cleansing Milk / Milk Cleanser(クレンジングミルク)肌に優しいミルクタイプ。海外では「Non-foaming(泡立たない)」と表記されることも多いです。
- Micellar Water(ミセラーウォーター)いわゆる「水クレンジング」です。コットンに含ませて拭き取るタイプで、ヨーロッパなど水質が硬い地域の定番アイテムです。
機能を示すキーワード
- Foaming(フォーミング):泡立つタイプ。主に洗顔料として使われます。
- Non-foaming(ノンフォーミング):泡立たないタイプ。ミルクやクリーム状のクレンジングによく見られます。
- Waterproof(ウォータープルーフ):これに対応していると書かれていれば、落ちにくいマスカラも安心です。
- Gentle / Soothing(ジェントル/スージング):敏感肌向けや、肌を落ち着かせる効果があるもの。
「洗顔」と「クレンジング」の使い分けにまつわる文化の差
日本には「ダブル洗顔」という、まずクレンジングで油分(メイク)を落とし、その後に洗顔料で水分(汗やほこり)を落とす素晴らしい文化があります。しかし、英語圏ではこのステップが少し異なります。
海外では、強力な「Cleanser」一本で全てを済ませてしまうか、あるいは「Micellar Water」で拭き取って終わり、というスタイルが主流の国も多いのです。
最近では韓国コスメ(K-Beauty)の流行により、欧米でも「Double Cleansing」という言葉が浸透し始めましたが、まだまだ一般的ではない地域もあります。もしダブル洗顔用のアイテムを探しているなら、店員さんに「I’m looking for an oil-based cleanser for double cleansing.(ダブル洗顔用のオイルクレンザーを探しています)」と伝えるとスムーズです。
シチュエーション別!すぐに使える英会話フレーズ
海外の店舗やオンラインのカスタマーサポートで役立つ、実践的なフレーズを集めました。
基本の探し方
「メイク落としはどこにありますか?」
Where can I find makeup removers?
肌質に合わせる
「乾燥肌(脂性肌)に合うクレンジングを教えてください」
Which cleanser is best for dry (oily) skin?
落ちやすさを確認する
「これはウォータープルーフのマスカラも落とせますか?」
Does this remove waterproof mascara?
使い方を聞く
「これは洗い流す必要がありますか?」
Do I need to rinse this off?
特に海外のクレンジングミルクなどは「コットンで拭き取るだけで、水で流さないで」という使い方の指示(Directions)がある場合も多いので、確認しておくと安心ですね。
海外でクレンジングを選ぶときの注意点
海外製品、特に海外コスメを手に取るときは、日本の製品とは少し違った視点を持つことが大切です。
まず、洗浄力の強さです。欧米の製品は、しっかりとしたフルメイクを落とすことを前提に作られているものが多く、日本の基準で考えると少し刺激が強く感じることがあります。肌が敏感な方は「Fragrance-free(無香料)」や「Hypoallergenic(低刺激性)」という表記があるものを選びましょう。
また、海外は日本に比べて乾燥している地域が多いため、クレンジング後もしっとり感が残るように設計されているものが多いです。さっぱりした洗い上がりを好む方は、ジェルタイプ(Cleansing Gel)を選ぶのがおすすめです。
ネット通販や個人輸入で役立つ単語リスト
最近は海外のサイトから直接スキンケアを購入する方も増えていますよね。商品説明によく出てくる用語をリストアップしました。
- Impurity(不純物):肌の汚れや老廃物を指します。
- Residue(残留物):メイクの残りカスのことです。
- Dermatologist-tested(皮膚科医テスト済み):信頼性の目安になります。
- Cruelty-free(クルエルティフリー):動物実験を行っていない製品。海外では非常に重視される項目です。
- Paraben-free(パラベンフリー):防腐剤の一種であるパラベンを含まないもの。
これらの単語を頭に入れておくだけで、ブラウザの翻訳機能を使わなくても、その製品が自分に合っているかどうかをパッと判断できるようになります。
まとめ:クレンジングは英語で状況に合わせて使い分けよう
いかがでしたか?「クレンジング」という言葉一つとっても、日本と英語圏ではその指す範囲や使われ方が大きく違うことがお分かりいただけたかと思います。
海外でメイク落としを探すときは「Makeup Remover」を基本にしつつ、製品のテクスチャーに合わせて「Cleansing Oil」や「Cleansing Balm」といった具体的な名前で探すのが一番の近道です。また、海外の洗顔文化を知っておくことで、間違えて泡立たないタイプを買って驚く、といったトラブルも防げます。
自分の肌質やメイクの濃さに合わせた最適なアイテムを見つけて、海外でもストレスのないスキンケアを楽しんでくださいね。
以上、クレンジングは英語で何?メイク落としの正しい表現と海外コスメ選びの注意点を解説しました。正しい英語表現を知ることで、あなたの美容ライフがより豊かになれば幸いです。

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