憧れのデパコス、イプサ(IPSA)の「ザ・タイムR アクア」。あのスタイリッシュなボトルと、まるで肌が水を飲み干したような独特のうるおい感は、一度使うと虜になりますよね。でも、毎日バシャバシャ使うとなると、1本4,400円というお値段に少し腰が引けてしまうのも本音ではないでしょうか。
「イプサの化粧水に似てる、もっと手軽に買えるアイテムはないかな?」
「SNSで話題のあのプチプラ、本当に成分が近いの?」
そんな疑問を抱えている方のために、今回は美容マニアの間で「ジェネリック・イプサ」と噂される実力派プチプラ化粧水を徹底的にリサーチしました。成分の共通点から、どうしても埋められない決定的な違いまで、忖度なしで解説していきます。
なぜイプサの化粧水に似てる商品が探されているのか
そもそも、なぜこれほどまでに「イプサに似ているもの」が熱望されるのでしょうか。それは、イプサの「ザ・タイムR アクア」が、単なる保湿化粧水の枠を超えた「肌荒れ・ニキビ・乾燥・テカリ」を同時にケアできるマルチプレイヤーだからです。
イプサ ザ・タイムR アクアこの化粧水の最大の武器は、2つの有効成分にあります。一つは、シミ予防や肌荒れ防止で知られる「トラネキサム酸」。もう一つは、ニキビなどの炎症を抑える「グリチルリチン酸ジカリウム」です。この「守り」と「攻め」のバランスが絶妙なため、多くの人が「これさえあれば安心」という信頼を寄せています。
しかし、スキンケアは継続が命です。高価な化粧水をちびちび使うよりも、似た成分のプチプラをたっぷり使う方が肌には良いのでは?という考えから、似ている商品への注目が集まっています。
圧倒的知名度を誇る白潤プレミアムとの共通点
「イプサに似てる」という話題で必ず名前が挙がるのが、ロート製薬の肌ラボ 白潤プレミアム 薬用浸透美白化粧水です。SNSでは「ほぼイプサ」とまで言われることがありますが、その理由は有効成分の構成にあります。
実は、白潤プレミアムもイプサと同じ「トラネキサム酸」と「グリチルリチン酸2K」の2つを有効成分として配合しています。肌荒れを防ぎながら美白ケアも狙えるというロジックは、確かにイプサと非常に近いものがあります。
ただし、実際に使ってみるとテクスチャーには違いが感じられます。白潤プレミアムはヒアルロン酸に強みを持つブランドらしく、少しとろみを感じる質感です。イプサのあの「水のような浸透感」とは少し異なるものの、成分の豪華さと1,000円を切る価格設定を考えれば、コスパ界の王者であることは間違いありません。
プロが唸る代用候補はイハダの薬用クリアローション
成分の字面だけでなく、肌にのせた時の感覚までこだわりたいなら、資生堂のイハダ 薬用クリアローションが最有力候補です。
美容のプロたちが「白潤よりもイプサに近い」と評価する理由は、そのメーカーの背景にあります。イプサは資生堂グループのブランドであり、長年培われた技術の一部が、グループ内の他ブランドにも応用されることが少なくありません。
イハダのこの化粧水も、有効成分はトラネキサム酸とグリチルリチン酸塩のコンビ。さらに、不純物の少ない「高精製ワセリン」を配合しており、敏感肌への優しさは折り紙付きです。使用感もサラッとしていて、イプサ特有の「スッと肌になじんでベタつかない」感覚を求める方には、白潤よりもイハダの方が満足度が高いはずです。
大人ニキビや毛穴に悩むならオルビスユー
「水のような質感」という点では少し離れますが、肌の根本的な立て直しを目指すならオルビス ユー エッセンスローションも比較対象に入ってきます。
オルビスユーの魅力は、肌本来の「うるおいを高める力」に着目している点です。リニューアルによって、こちらも肌荒れ防止の有効成分として「DF-パンテノール(デクスパンテノールW)」が配合されるようになりました。イプサとは成分の種類こそ違いますが、「バリア機能を整えて、ゆらぎにくい肌を作る」という目的は一致しています。
とろみがあるのに、肌に触れた瞬間にパシャッと弾けて吸い込まれるような感覚は、イプサの「アクアプレゼンターIII」による水の膜感とはまた違った感動があります。乾燥によるくすみや、初期エイジングケアを意識したい方には、非常に頼もしい選択肢となるでしょう。
水の感覚をプチプラで追求するアクアレーベル
「とにかくあの、水があふれ出すような使用感が好き」という方にチェックしてほしいのが、アクアレーベル マルチアクアバームです。
こちらは化粧水ではなくジェル状のバームなのですが、肌に広げた瞬間に水に変化するような不思議なテクスチャーが特徴です。資生堂の技術が詰まっており、イプサの「肌表面に水の層を作る」というコンセプトに近い体験をプチプラで味わえます。
化粧水は白潤プレミアムを使い、仕上げにこのアクアバームを重ねるという「擬似イプサセット」を自作しているユーザーもいるほど。成分だけで選ぶのではなく、自分が「気持ちいい」と感じる質感を組み合わせるのも、スキンケアの醍醐味です。
似ているからこそ知っておきたい決定的な違い
ここまで「似てる商品」を紹介してきましたが、正直に申し上げると、完全にイプサと同じ体験ができるプチプラは存在しません。イプサにはイプサにしかない「アクアプレゼンターIII」という独自の人工水層技術があるからです。
これは、肌の表面に水の膜を張り、乾いた分だけじわじわと水分を補給し続けるという非常に高度な技術です。この技術のおかげで、イプサは「テカるのにカサつく」という混合肌の方からも絶大な支持を得ています。
プチプラの類似品は、成分の「配合率」や「浸透技術」において、どうしてもコストカットされている部分があります。しかし、それは決して「プチプラが悪い」ということではありません。毎日惜しみなく使える価格であることは、肌を健やかに保つ上で非常に大きなメリットです。
賢い使い分けで美肌をキープするテクニック
すべてをデパコスで揃える必要はありませんが、すべてをプチプラにする必要もありません。賢い方は、肌のコンディションに合わせてこれらを使い分けています。
例えば、肌が極端にゆらいでいる時期や、大切なイベントの前はイプサ ザ・タイムR アクアでしっかりキメを整える。一方で、日差しを浴びた日の全身ケアや、お風呂上がりのとりあえずの保湿には白潤プレミアムをバシャバシャ使う。
このように「使い分け」をすることで、お財布を守りながら理想の肌を目指すことができます。特に、プチプラの化粧水を使うときは、ケチらずに規定量の1.5倍くらいを贅沢に使うのが、デパコス級の仕上がりに近づけるコツです。
イプサの化粧水に似てるプチプラで理想の肌へ
結論として、イプサの代わりを探しているなら、まずはイハダ 薬用クリアローションか白潤プレミアムを試してみるのが最短ルートです。
どちらも肌荒れ防止と美白ケアの基本をしっかり押さえており、1,000円〜2,000円前後で買えるとは思えないほどのクオリティを誇ります。自分の肌が「さらさらした浸透感」を求めているならイハダを、「しっとりした保湿感」を求めているなら白潤を選んでみてください。
「イプサの化粧水に似てる」というキーワードで辿り着いたあなた。それは、自分の肌を大切にしたいという気持ちと、賢くお買い物をしたいという知性の表れです。高価なものだけが正解ではありません。今のあなたの肌と、ライフスタイルにぴったりの「ベストな一本」を見つける参考にしていただければ幸いです。

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