「海外旅行中に化粧水が切れた!」「海外通販で日本の化粧水みたいなものが欲しいけれど、どれが正解?」
そんな時、真っ先に思い浮かぶのは「化粧水=Lotion」という言葉ではないでしょうか。しかし、海外のドラッグストアで Lotion を手に取ると、出てきたのは白い乳液だった……という失敗は、実は海外在住者や旅行者の間では「あるある」なのです。
今回は、知っているようで知らない「化粧水を英語でどう表現するか」を軸に、海外でのスキンケアの探し方や、失敗しないためのラベルの読み方を徹底解説します。この記事を読めば、もう海外のカウンターで迷うことはありません。
化粧水を英語で正しく伝えるための基礎知識
まず結論からお伝えすると、日本の「化粧水」に最も近い英語は Toner(トナー) です。
日本では、液状の保湿剤を「ローション」と呼ぶのが一般的ですよね。しかし英語圏、特に欧米では、 Lotion は基本的に「乳液」や「ボディミルク」を指します。もし店員さんに「Lotionはどこ?」と聞くと、とろみのある保湿ミルクの棚に案内されてしまうでしょう。
では、なぜ日本の化粧水と海外のTonerには違いがあるのでしょうか。それは、スキンケアに対する文化的な考え方の違いにあります。
日本の化粧水と欧米のTonerの違い
日本のスキンケアにおいて、化粧水は「肌に水分を補給し、潤いを与える」ための主役級のアイテムです。一方、欧米での Toner は、もともと「洗顔で落としきれなかった汚れを拭き取る」ことや「洗顔後の肌のpHバランスを整える」ことを目的として作られてきました。
そのため、海外のTonerの中には、アルコール(エタノール)が強く配合されているものや、角質を溶かす成分が入っているものが少なくありません。日本の化粧水のような「しっとり、バシャバシャ」という感覚を求めて適当に選んでしまうと、肌がピリピリして驚くこともあるのです。
目的別!化粧水の英語バリエーション
「化粧水=Toner」と覚えるだけでも十分役立ちますが、より自分の肌質に合ったものを見つけるためには、さらに細かい名称を知っておくと便利です。海外の製品ラベルには、その役割によって以下のような名前が付けられています。
Hydrating Toner(ハイドレーティング・トナー)
日本の「保湿化粧水」を探しているなら、この名前を真っ先に探してください。「Hydrating」は水分を補給するという意味。これが書かれていれば、アルコール成分が少なく、肌に潤いを与えることを目的とした、日本人に馴染みのあるタイプの化粧水である可能性が高いです。
Clarifying Toner(クラリファイング・トナー)
これは主に「拭き取り化粧水」を指します。ニキビ肌や脂性肌の人向けで、毛穴の詰まりを取り除いたり、古い角質をケアしたりする成分が入っています。さっぱりとした使い心地ですが、乾燥肌の人がバシャバシャつけると乾燥を悪化させることがあるので注意が必要です。
Astringent(アストリンゼント)
日本語では「収れん化粧水」と訳されます。皮脂の分泌を抑え、毛穴を引き締める効果があります。アルコール度数が高いものが多いため、肌の強い人やオイリー肌の人には向いていますが、敏感肌の人は避けたほうが無難です。
Essence(エッセンス) / Softener(ソフナー)
最近、海外でも「J-Beauty(日本式美容)」や「K-Beauty(韓国式美容)」が流行しています。その影響で、日本の化粧水に近いステップの製品を Essence や Softener と呼ぶブランドが増えています。これらはTonerよりもさらに保湿力が高く、美容液に近い役割を持つこともあります。
海外で化粧水を買う時にチェックすべき「魔法の単語」
海外のショップで製品の裏面を見ても、英語が並んでいてどれが良いのか分からない。そんな時は、成分や肌質を表す以下のキーワードを探してみてください。これを知っているだけで、買い物の失敗を劇的に減らすことができます。
肌質に合わせるための単語
- Dry Skin: 乾燥肌。これ向けの商品は油分や保湿成分が豊富です。
- Oily Skin: 脂性肌。さっぱりした仕上がりで、テカリを抑える成分が入っています。
- Combination Skin: 混合肌。Tゾーンはさっぱり、頬はしっとりさせたい人向け。
- Sensitive Skin: 敏感肌。低刺激で香料が少ないことを意味します。
効果を判断するための単語
- Alcohol-free: アルコールフリー。日本の低刺激な化粧水を求めているなら、この表記は必須と言っても過言ではありません。
- Fragrance-free: 無香料。海外製品は香りが強いものが多いので、苦手な方はここをチェック。
- Brightening / Illuminating: 美白や透明感を求めるならこの単語。
- Anti-aging / Age-defying: エイジングケア。ハリやシワにアプローチする成分が入っています。
- Soothe / Soothing: 鎮静。日焼け後や肌荒れ時に肌を落ち着かせる効果を指します。
失敗しない!海外のショップで使える接客英語フレーズ
ドラッグストアなら自分で選べますが、デパートのコスメカウンター(Sephoraなど)では店員さんに相談するのが一番確実です。日本の「化粧水」が欲しいと伝えるための具体的なフレーズをご紹介します。
1. 「日本の化粧水のようなものが欲しい」と伝える
「化粧水」という概念を説明する時、単にTonerと言うよりもこう伝えると正確です。
「I’m looking for a hydrating toner, like a Japanese facial lotion.」
(日本の化粧水のような、保湿力の高いトナーを探しています。)
2. 使い心地を確認する
「とろみがあるのか」「水っぽいのか」を知りたい時はこう聞きましょう。
「Is this watery or a bit thick?」
(これは水っぽいですか?それとも少しとろみがありますか?)
3. 使い心地の好みを伝える
「I prefer something very lightweight and non-greasy.」
(とても軽くてベタつかないタイプが好きです。)
「I want something that provides deep hydration.」
(しっかり深く保湿してくれるものが欲しいです。)
4. 使い方を確認する
「Should I use a cotton pad for this?」
(これはコットンを使うべきですか?)
海外のTonerは拭き取りが多いため、コットン(Cotton pad)推奨のものが多いですが、日本の化粧水のように手(Fingertips)でつけたい場合は、その旨を伝えると代わりのものを提案してくれるかもしれません。
海外ブランドで日本風の「化粧水」を探すコツ
どうしても見つからない場合、海外ブランドの中でも「アジア市場向けに開発されたライン」や「自然派ブランド」を狙うのが近道です。
例えば、フランスの薬局系コスメ(ラ ロッシュ ポゼなど)や、自然派の Kiehl's 、 Origins などは、日本人の肌にも馴染みやすい保湿タイプのTonerを多く展開しています。
また、最近では Micellar Water (ミセラーウォーター)という、クレンジング・洗顔・化粧水が一本になった拭き取り水も海外では主流です。これも「化粧水」と混同されやすいですが、あくまで「洗い流さないクレンジング」としての側面が強いため、その後の保湿は別途必要になることを覚えておきましょう。
まとめ:化粧水は英語でLotionとTonerの違いや海外での買い方、スキンケア英語まとめ
いかがでしたでしょうか。今回のポイントを振り返ってみましょう。
- 英語で「化粧水」は一般的に Toner と呼ぶ。
- Lotion は「乳液」を指すことが多いので注意が必要。
- 日本の保湿化粧水に近いものを探すなら Hydrating Toner を選ぶ。
- アルコールが苦手な人は Alcohol-free の表記を必ずチェック。
英語圏では「水分で潤す」という工程が日本ほど重視されないこともありますが、適切な単語さえ知っていれば、海外の素晴らしい製品の中から自分にぴったりの一本を見つけることができます。
もし海外のショップで迷ったら、恥ずかしがらずに「I need hydration!(保湿が必要です!)」と伝えてみてください。店員さんもきっと、あなたの肌を潤す最高の Toner を選んでくれるはずです。
次に海外旅行へ行く際や、海外のコスメサイトを覗く時は、ぜひ今回のキーワードを参考にしてみてくださいね。正しく英語で伝えて、世界中どこにいても理想の肌をキープしましょう!

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