「最近、なんだか肌がピリつく……」
「市販の化粧水は成分が多すぎて、どれが自分に合っているのかわからない」
「お風呂上がりに顔だけじゃなく、全身に惜しみなくバシャバシャ化粧水を使いたい!」
そんな悩みを持つ方にぜひ試してほしいのが、化粧水の自作です。
実は、基本の化粧水は驚くほどシンプルな材料で、誰でも簡単に作ることができます。
余計な保存料や香料を一切入れず、自分が必要な成分だけを肌に届ける。そんな贅沢なスキンケアを今日から始めてみませんか?
今回は、失敗しない黄金比のレシピから、絶対に守るべき衛生管理のポイント、さらには肌質に合わせたカスタマイズ方法まで、手作り化粧水のすべてを徹底解説します。
なぜ今「化粧水の自作」が選ばれるのか?
手作り化粧水の最大の魅力は、なんといっても「成分の透明性」です。
市販の化粧水には、品質を長持ちさせるための防腐剤や、使い心地を良くするための界面活性剤、さらには心地よい香りのための香料など、多くの添加物が含まれています。
これらは決して悪いものではありませんが、敏感肌の方にとっては、その中のたった一つの成分が刺激となってしまうことがあります。自作であれば、ベースは水と保湿剤だけ。肌にとって「余計なもの」を徹底的に排除できるのです。
また、コストパフォーマンスの高さも見逃せません。
後ほど紹介する材料は、ドラッグストアやネットショップで安価に手に入るものばかり。高級ブランドの化粧水1本分の値段で、数リットルもの化粧水が作れてしまいます。これなら、顔だけでなく、乾燥が気になるヒジやヒザ、背中まで、心置きなく全身保湿ができますね。
これだけは揃えたい!基本の材料と道具
手作り化粧水を始める前に、まずは必要なものを揃えましょう。
どれも身近な場所で手に入るものばかりですが、品質にはこだわることが大切です。
1. 精製水
水道水には塩素(カルキ)やミネラル分が含まれており、肌への刺激になったり、雑菌が繁殖しやすかったりするため、必ず精製水を使用してください。薬局のコンタクトレンズ用品売り場などで、100円程度で販売されています。
2. グリセリン
化粧水の「保湿」を担う主役です。植物性グリセリンを選ぶのが一般的です。これ自体は少しとろみのある液体で、肌に水分を蓄える役割を果たしてくれます。
3. 保存容器
使いやすさを考えると、100ml程度のサイズがベストです。スプレーボトルタイプなら、お風呂上がりに直接シュッと吹きかけられるので便利ですよ。
素材は、煮沸消毒ができる耐熱ガラス製か、アルコール消毒に強いポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)製の容器を選んでください。
4. 消毒用アイテム
手作り化粧水は「菌」との戦いです。消毒用エタノールを用意して、作る前に容器や手指をしっかり除菌しましょう。
失敗しない!化粧水の黄金比レシピと作り方
材料が揃ったら、さっそく作ってみましょう。
初心者の方が最も失敗しにくい「黄金比」をご紹介します。
基本の配合比率
- 精製水:90ml
- グリセリン:5ml〜10ml
ここで一つ、非常に重要なポイントがあります。「もっとしっとりさせたいから」といって、グリセリンを入れすぎてはいけません。
実は、グリセリンの濃度が10%を超えてしまうと、逆に肌の水分を吸い上げてしまい、かえって乾燥を招く恐れがあります。まずは5%程度(100mlに対して小さじ1杯強)から始めて、自分の肌の様子を見ながら微調整するのがコツです。
作成の手順
- まず、手を石鹸でよく洗い、パストリーゼなどの除菌スプレーで保存容器の内側とキャップをしっかり消毒します。水分が残っていると菌が繁殖しやすいため、自然乾燥させてください。
- 容器にグリセリンを先に入れます。
- その上から精製水を注ぎます。
- 蓋をしっかり閉め、容器を上下に振ってよく混ぜ合わせれば完成です!
驚くほど簡単ですよね。でも、このシンプルさこそが、肌への優しさの正体なのです。
知っておきたい「自作」のリスクと衛生管理
手作り化粧水には、市販品にはない「注意点」があります。ここをおろそかにすると、肌をきれいにするはずが、逆に肌トラブルを招くことになりかねません。
保存は必ず「冷蔵庫」で
市販の化粧水には強力な防腐剤が入っていますが、自作のものには一切入っていません。そのため、常温で放置するとあっという間に雑菌が繁殖します。
作った化粧水は、必ず冷蔵庫のドアポケットなどで保管してください。
使用期限は「1週間」を死守
「まだ残っているからもったいない」という気持ちは捨てましょう。
防腐剤なしの化粧水は、食べ物と同じだと考えてください。作ってから1週間が経過したものは、迷わず捨てて新しいものを作り直しましょう。新鮮な化粧水を使うことこそが、自作スキンケアの醍醐味です。
容器の口に触れない
使うときは、容器の注ぎ口やスプレーの口に直接手が触れないように気をつけてください。手についている菌が容器の中に入り込むのを防ぐためです。
肌質に合わせたカスタマイズのアイデア
基本のレシピに慣れてきたら、自分の肌の悩みに合わせて成分をプラスしてみるのも楽しいですよ。
乾燥がひどい時には
さらに保湿力を高めたい場合は、ヒアルロン酸原液を数滴加えてみてください。肌の表面にヴェールを作り、水分を逃がさないようにしてくれます。また、尿素をひとつまみ入れると、角質を柔らかくする効果が期待できますが、入れすぎると刺激になるので慎重に。
ニキビやテカリが気になる時には
さっぱりとした使い心地にしたい場合は、精製水の一部をラベンダーウォーターやローズウォーター(芳香蒸留水)に置き換えるのがおすすめです。これらは天然の植物成分が含まれており、穏やかに肌を整えてくれます。
使う前のパッチテストを忘れずに
自作の成分は、市販品よりも「ダイレクトに」肌に届きます。
新しい成分を足したときは、必ず二の腕の内側などに少量塗り、24時間ほど様子を見て赤みや痒みが出ないか確認してください。
手作りを楽しむための大切なルール
ここで、法律と安全に関する大切なお話をします。
手作り化粧水は、あくまで「自分自身で使うため」のものです。
たとえ素晴らしい出来栄えだったとしても、それを友人にプレゼントしたり、フリマアプリなどで販売したりしてはいけません。これは「薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)」という法律に関わる行為です。
他人に譲渡・販売するには、化粧品製造業や製造販売業の許可が必要になります。思わぬトラブルを避けるためにも、自作化粧水は自分だけの「秘密のレシピ」として楽しんでくださいね。
まとめ:化粧水の作り方完全ガイド!精製水とグリセリンで肌に優しい1本を自作するコツ
手作り化粧水の世界はいかがでしたか?
「化粧水を作る」という行為は、単なる節約やスキンケアの手間ではありません。自分の肌と向き合い、今何が必要なのかを考える、とても贅沢でクリエイティブな時間です。
最後におさらいしましょう。
このルールさえ守れば、あなたの肌はもっと自由で、健やかになれるはずです。
市販品には戻れなくなるほどの「心地よさ」を、ぜひあなたの肌で実感してみてください。
まずは今日、会社や買い物の帰りにドラッグストアに寄って、精製水とグリセリンを手に入れるところから始めてみませんか?その一歩が、理想の素肌への近道になるかもしれません。
化粧水の作り方完全ガイド!精製水とグリセリンで肌に優しい1本を自作するコツをマスターして、あなただけの最高のスキンケアライフを楽しんでくださいね。

コメント