「肌の調子を底上げしたい」「エイジングケアに力を入れたい」と思ったとき、必ずと言っていいほど候補に上がるのがプラセンタ美容液ですよね。でも、ネットで検索してみると「プラセンタ 危険」なんて不穏な言葉が出てきて、不安になったことはありませんか?
「胎盤エキスってなんだか怖そう…」「献血ができなくなるって本当?」そんな疑問を抱えたままでは、せっかくの美容習慣も楽しめません。
結論から言うと、正しく選べばプラセンタ美容液は決して危険なものではありません。この記事では、なぜ「危険」と言われるのかという正体から、後悔しないための選び方まで、専門的な視点を交えて分かりやすくお届けします。
なぜ「プラセンタ美容液は危険」という噂があるの?
まず、一番気になる「危険」という噂の出どころを整理しましょう。実は、多くの人が「病院で打つプラセンタ注射」と「市販のプラセンタ美容液」の情報を混同してしまっているのが大きな原因です。
プラセンタ注射は、人間の胎盤を原料とした「ヒト由来」の医薬品です。これを使用すると、現在の医療技術では未知のウイルスの感染リスクを完全にゼロにできないという理由から、生涯献血ができなくなります。このインパクトが強すぎて、「プラセンタ=なんだか危ないもの」というイメージが定着してしまったんですね。
しかし、ドラッグストアやネットショップで購入できるプラセンタ美容液は、厚生労働省によって認可された「動物由来(豚・馬など)」や「植物由来」の原料で作られています。これらは化粧品としての安全基準をクリアしており、使用しても献血ができなくなることはありません。まずは、この「注射と美容液は別物」という点を押さえておきましょう。
プラセンタ美容液の知っておくべきデメリット
「危険ではない」とはいっても、生物由来の成分である以上、いくつかのデメリットや注意点は存在します。
ひとつは「独特の匂い」です。プラセンタはアミノ酸やビタミン、ミネラルが凝縮された成分。その濃度の高さゆえに、原料特有の「獣のような匂い」や「鉄っぽい匂い」を感じることがあります。最近では無臭化技術が進んでいますが、香りに敏感な方はストレスを感じるかもしれません。
次に「アレルギー反応」の可能性です。プラセンタはタンパク質の塊のようなものですから、特定の動物性タンパク質にアレルギーがある場合、肌に赤みやかゆみが出ることがあります。これはプラセンタに限った話ではなく、どんな化粧品にも言えることですが、特に「攻めのケア」としての側面が強いプラセンタでは、初めて使う際のパッチテストが推奨されます。
最後に「好転反応という言葉の罠」です。使い始めにニキビや赤みが出たとき、「これは肌が生まれ変わっている証拠(好転反応)だから使い続けて大丈夫」という説明を見かけることがありますが、医学的に美容液で好転反応という概念は認められていません。肌に異変を感じたら、それは「合っていない」サイン。無理に使い続けると、かえって肌を傷めてしまうので注意が必要です。
失敗しないためのプラセンタ美容液の選び方
世の中には数えきれないほどのプラセンタ製品が溢れています。中には「プラセンタ配合」と謳いながら、実際にはほんの数滴しか入っていないような安価な製品も。賢く選ぶためのポイントを3つに絞ってお伝えします。
- 原料の由来をチェックする主流なのは「豚プラセンタ」と「馬プラセンタ」です。豚は流通量が多くて手頃、馬はアミノ酸含有量が多くて希少価値が高いという特徴があります。より高い実感を求めるなら、日本SPF豚協会が認定した健康な豚から採れたものや、国産サラブレッド由来の馬プラセンタを選ぶのがおすすめです。
- 認証マークがあるか確認する「JHFAマーク」というものをご存知でしょうか?これは公益財団法人日本健康・栄養食品協会が、成分や製造工程、安全性において厳しい基準をクリアした製品にのみ与える認定マークです。迷ったらこのマークを目印にするのが、安心への近道です。
- 全成分表示の「順番」を見る化粧品のパッケージ裏にある成分表示は、配合量が多い順に並んでいます。「プラセンタエキス」が水(精製水)のすぐ次あたりに記載されているものは、しっかり濃度を確保している証拠です。逆に最後の方にちょこんと書かれている場合は、その効果は限定的かもしれません。
プラセンタを日常に取り入れるメリット
正しく使えば、プラセンタはあなたの肌にとって力強い味方になります。その最大の特徴は、多種多様な栄養素がバランスよく含まれていること。
プラセンタには、アミノ酸、タンパク質、脂質、糖質といった三大栄養素に加え、ビタミン、ミネラル、酵素、核酸などが豊富に含まれています。これらが複合的に働くことで、肌にハリを与えたり、乾燥によるくすみをケアしたりと、トータル的なエイジングケアをサポートしてくれます。
例えば、季節の変わり目で肌が揺らぎやすいときや、年齢とともにツヤ不足が気になってきたとき。いつものスキンケアにプラセンタ原液を一滴プラスするだけで、肌の質感がガラリと変わることも珍しくありません。
賢いユーザーの口コミとリアルな声
実際に愛用している方の意見を聞くと、使い方のコツが見えてきます。「最初の一週間は少しピリついたけど、量を調整したら毛穴の目立ちが気にならなくなった」「朝の洗顔後の肌触りがモチモチしていて、化粧ノリが全然違う」といった肯定的な意見が多い一方で、「値段が高いから続けにくい」「やっぱり匂いが気になるから、他の香りがついた美容液と混ぜて使っている」という工夫も見られます。
大切なのは、自分のライフスタイルと肌質に合う「継続可能な一点」を見つけることです。高価なものをたまに使うよりも、信頼できる適正価格のものをコツコツ使い続ける方が、長期的な美肌への近道と言えるでしょう。
プラセンタ美容液は危険?副作用やデメリット、失敗しない選び方を徹底解説!のまとめ
いかがでしたか?「プラセンタは危険」という言葉の裏側には、医療用注射との混同や、生物由来成分ゆえのアレルギーリスクといった、正しく理解すれば怖くない理由が隠されていました。
プラセンタ美容液は、あなたの肌の可能性を広げてくれる素晴らしいアイテムです。今回お話しした「原料の質」や「認証マーク」をしっかり確認し、まずはサンプルや少量サイズから試してみるのが賢明なスタート。
もし肌に合わなければ無理をせず、自分にぴったりの「運命の一本」を探してみてください。正しい知識を持って選んだ美容液は、きっと数年後のあなたに「あの時始めてよかった」と思わせてくれるはずです。

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