「最近、肌のハリがなくなってきた気がする」「目元の小じわをなんとかしたい」……そんな切実な悩みの救世主といえば、レチノールですよね。
SNSや雑誌でも「攻めの美容液」として大人気ですが、いざ使おうとすると「どのタイミングで塗るのが正解なの?」「手持ちの美容液と一緒に使っても大丈夫?」と迷ってしまう方も多いはず。
実は、レチノールは塗る順番を間違えると、効果が半減するどころか、肌荒れの原因になってしまうこともあるんです。せっかくの高機能成分をムダにせず、理想のツヤ肌を手に入れるために、正しい美容液とレチノールの順番について徹底解説していきます!
レチノール美容液を使う理想的な順番とは?
結論から言うと、スキンケアの基本は「水分の多いものから塗り、油分の多いもので蓋をする」というルールです。レチノール美容液も、基本的にはこの流れに沿って取り入れます。
一般的なスキンケアのステップは以下の通りです。
- ステップ1:洗顔まずは肌の汚れをしっかり落とし、清潔な状態にします。
- ステップ2:導入液(ブースター)次に塗る化粧水の浸透を助けます。
- ステップ3:化粧水肌にたっぷり水分を補給します。ここを丁寧に行うことで、レチノールの刺激を受けにくい土台を作れます。
- ステップ4:水溶性の美容液ヒアルロン酸やビタミンC誘導体など、サラッとしたテクスチャーのものを先に塗ります。
- ステップ5:レチノール美容液ここでレチノールの登場です。
- ステップ6:乳液・クリーム最後に油分でしっかり蓋をして、成分を閉じ込めます。
レチノールは「脂溶性(油に溶けやすい性質)」を持っているため、油分が多い乳液やクリームの後に塗ってしまうと、肌への浸透が妨げられてしまうことがあります。そのため、「化粧水のあと、乳液の前」に塗るのが最も効率的とされています。
ただし、製品によっては「乳液の後に使ってください」と指定がある場合もあります。その場合は、メーカー独自の処方で浸透が計算されているので、説明書に従うのが一番の近道ですよ。
初心者が知っておきたい「順番アレンジ」で刺激を回避
レチノールを使い始めたばかりの頃、赤みや皮剥けといった「A反応(レチノイド反応)」に驚いてしまう人がいます。これは肌がレチノールに慣れていないために起こる正常な反応であることが多いのですが、できれば最小限に抑えたいですよね。
そんな時は、あえて「順番を後ろにする」というテクニックが有効です。
- 乳液の後に塗る乳液を先に塗ることで肌表面に薄い油分の膜ができ、レチノールの浸透スピードをマイルドにしてくれます。
- 「サンドイッチ法」を試す化粧水の後にまず乳液を塗り、その上からレチノールを塗り、さらにクリームを重ねます。レチノールを保湿剤で挟み込むことで、肌への負担をグッと軽減できるんです。
「肌が弱いけれどレチノールを試してみたい」という方は、まずはこのサンドイッチ法からスタートして、肌が慣れてきたら徐々に本来の順番に戻していくのがおすすめですよ。
他の美容液との組み合わせ、どうするのが正解?
「美白もしたいし、エイジングケアもしたい!」欲張りな私たちは、複数の美容液を使い分けたいものですよね。ここで注意したいのが、他の美容成分との相性です。
ビタミンCとの併用
美肌の定番成分であるビタミンC。実は、レチノールとビタミンCはpH(酸性・アルカリ性の度合い)が異なるため、同時に塗ると互いの効果を打ち消し合ってしまうことがあります。
おすすめは「朝はビタミンC、夜はレチノール」という使い分けです。朝にビタミンCを塗ることで紫外線ダメージから肌を守り、夜にレチノールで肌をケアする。これが美肌への黄金サイクルです。
ビタミンC 美容液ナイアシンアミドとの併用
ナイアシンアミドは、レチノールと非常に相性が良い成分です。ナイアシンアミドには肌のバリア機能をサポートする働きがあるため、先にナイアシンアミド配合のアイテムを塗っておくと、レチノールによる刺激を感じにくくなるという嬉しいメリットがあります。
レチノール使用時に絶対に守ってほしい3つのルール
どんなに順番が正しくても、以下のルールを無視すると肌トラブルを招く恐れがあります。
- 1. 紫外線対策を徹底するレチノールを塗った後の肌は、非常にデリケートで紫外線の影響を受けやすくなっています。夜だけ使っている場合でも、翌朝の外出時には必ず日焼け止めを塗りましょう。これを怠ると、逆にシミの原因を作ってしまうこともあるので要注意です。
- 2. 水分を拭き取ってから塗る洗顔後やお風呂上がり、顔が濡れたままの状態でレチノールを塗るのはNGです。水分があると浸透が急激になりすぎ、刺激が強く出すぎてしまうからです。タオルで優しく水分を拭き取り、化粧水がしっかり馴染んだのを確認してから塗りましょう。
- 3. ピーリング製品との併用は避けるスクラブやAHA、BHAなどのピーリング成分が含まれるアイテムとレチノールを同時に使うのは、肌にとってオーバーワークです。角質を削りすぎてしまい、炎症が起きるリスクが高まります。
あなたにぴったりのレチノール選び
「どのレチノールを選べばいいかわからない」という方は、まずは低濃度のものや、パルミチン酸レチノールなどの比較的穏やかな種類から選んでみてください。
レチノール 美容液 初心者最近では、レチノールに似た働きをしながらも低刺激な「バクチオール」という植物成分を配合したアイテムも増えています。敏感肌の方は、こうした選択肢も視野に入れてみると、スキンケアがもっと楽しくなるはずです。
バクチオール 美容液また、目元の集中ケアをしたいならアイクリームタイプが便利です。
レチノール アイクリーム美容液とレチノールの順番は?効果を最大化する正しい使い方と併用NGの注意点
いかがでしたか?最後に、大切なポイントをもう一度おさらいしておきましょう。
レチノールのポテンシャルを引き出すための基本は、**「化粧水のあと、乳液の前」に塗ること。そして、肌がデリケートな時期や使い始めは、「乳液のあとに塗る」**などの調整をして、自分の肌のペースに合わせてあげることが大切です。
ビタミンCなどの他の美容液を使いたい時は、朝と夜に分ける工夫を。そして何より、日中の紫外線対策をセットで行うことを忘れないでくださいね。
正しい順番とルールさえ守れば、レチノールはあなたの肌の強い味方になってくれます。「明日、鏡を見るのが楽しみになる」。そんな理想の肌作りを、ぜひ今日から始めてみてください。

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