「妊娠してから、なんだか肌の調子がいつもと違う……」
そう感じているプレママさんは、実はとても多いんです。急にカサついたり、今までなかった場所にシミがポツポツ現れたり。鏡を見るのが少し憂鬱になってしまうこともありますよね。
お腹に赤ちゃんがいる今、一番気になるのは「スキンケア成分が赤ちゃんに影響しないか」ということ。そして「敏感になった今の肌に何がベストなのか」という悩みではないでしょうか。
今回は、妊娠中のデリケートな肌を優しくケアしつつ、気になる肌荒れやシミにしっかりアプローチできる美容液の選び方を徹底解説します。安心して使えるおすすめアイテムも厳選してご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1. 妊娠中の肌はどうして荒れやすい?
妊娠すると、ママの体の中ではホルモンバランスが劇的に変化します。特に「プロゲステロン(黄体ホルモン)」が増えることで、肌のバリア機能が低下しやすくなり、乾燥やニキビといったトラブルを引き起こしやすくなるのです。
さらに、メラニンを作る細胞が活性化されるため、普段よりも紫外線によるシミや「妊娠性肝斑」ができやすい状態に。いつも通りのスキンケアでは物足りなさを感じたり、刺激を感じたりするのは、あなたの体が赤ちゃんを守るために一生懸命変化している証拠でもあります。
今の時期に必要なのは、「守り」の保湿と「安全な」攻めのケアを両立させること。そのためには、美容液の成分選びがとても重要になってきます。
2. 知っておきたい!妊娠中に避けるべき・注意したい成分
「肌に塗るものが赤ちゃんに届くの?」と不安になるかもしれませんが、通常の化粧品に含まれる成分が血液を通して胎児に悪影響を与える可能性は極めて低いとされています。
ただし、妊娠中の敏感な肌への刺激や、念のためのリスク回避という観点から、以下の成分には注意が必要です。
レチノール(ビタミンA)
エイジングケアのスター成分であるレチノールですが、妊娠中は少しお休みするのが無難です。ビタミンAの過剰摂取は胎児への影響が懸念されるため、内服薬(飲み薬)は禁忌とされています。塗り薬や化粧品レベルでは影響がないという説が有力ですが、多くの専門家は「心配なら避けるのがベスト」とアドバイスしています。
ハイドロキノン
美白の爆弾とも呼ばれる強力な成分ですが、肌への吸収率が高く、刺激も強いため、妊娠中のデリケートな肌には負担が大きすぎます。産後の楽しみに取っておきましょう。
高濃度のサリチル酸(BHA)
ニキビケアによく使われる成分です。ごく少量の配合なら問題ありませんが、ピーリング目的などの高濃度のものは避けたほうが安心です。
強い香料
成分そのものの危険性というより、つわりの時期は「匂い」が最大の敵。今まで大好きだった香りが突然受け付けなくなることも多いため、できるだけ無香料や天然由来の穏やかな香りのものを選びましょう。
3. 妊娠中の美容液選び、3つのチェックポイント
では、具体的にどんな基準で美容液を選べばよいのでしょうか。失敗しないためのポイントを3つにまとめました。
① 低刺激処方であること
「パッチテスト済み」「低刺激設計」といった表記があるものを選びましょう。アルコール(エタノール)やパラベン、合成着色料などがフリーの処方だと、ヒリつきを感じやすい時期でも使いやすいです。
② 保湿成分が充実していること
肌荒れの原因の多くは乾燥です。セラミド、ヒアルロン酸、アミノ酸など、肌のバリア機能をサポートしてくれる成分が配合されているかチェックしてください。土台が潤うことで、結果的にシミやニキビの予防にもつながります。
③ 医薬部外品(薬用)を選ぶ
「シミを予防したい」「肌荒れを防ぎたい」といった目的がはっきりしているなら、厚生労働省が認めた有効成分が一定量配合されている「医薬部外品」を選ぶのが近道です。
4. 妊娠中のお悩み別!おすすめ美容液10選
ここからは、実際に多くのプレママに支持されている、安心感と実力派の美容液をカテゴリー別にご紹介します。
【シミ・くすみ対策】透明感を守りたい方に
妊娠中のシミ対策には、ビタミンC誘導体やトラネキサム酸が味方になってくれます。
- HAKU メラノフォーカスEV資生堂の技術が詰まった美白美容液の代名詞。トラネキサム酸配合で、妊娠中のシミ・そばかすを防ぎます。しっとりしたテクスチャーが乾燥対策にも◎。
- エトヴォス 薬用 ホワイトニングクリアセラム敏感肌ブランドのエトヴォス。トラネキサム酸を有効成分とし、保湿成分のセラミドもたっぷり。刺激を抑えつつ美白ケアをしたい方に。
- キュレル 美白ケア 美容液乾燥性敏感肌を考えたキュレルの美白ライン。植物由来の美白有効成分(カモミラET)が、メラニンの生成を抑えます。ドラッグストアで買える手軽さも魅力。
- オバジ C10セラムビタミンC美容液といえばこれ。毛穴やキメの乱れにもアプローチ。妊娠中のくすみが気になる肌に、ピュアビタミンCの力を。
【乾燥・肌荒れ対策】バリア機能を高めたい方に
カサカサ、ピリピリ……。そんな「守り」のケアが必要な時のレスキューアイテムです。
- コスメデコルテ リポソーム アドバンスト リペアセラム言わずと知れた名品導入美容液。0.1ミクロンのカプセルがじっくり潤いを届けます。オイルフリーでベタつかないので、つわり時期でも使いやすい質感です。
- dプログラム カンダンバリア エッセンス寒暖差による肌荒れに着目した美容液。とにかく低刺激で、何を使ってもピリつく時の強い味方。洗顔後すぐに使うことで肌を整えます。
- ミノン アミノモイスト ぷるぷるリペアジェルパック美容液代わりにも使えるジェルパック。9種の保潤アミノ酸配合で、しぼんだ肌をふっくらさせてくれます。忙しい時の時短ケアにも。
【エイジングケア】レチノールの代わりにこれ!
「シワやハリ不足も気になるけれど、レチノールは怖い」という方には、植物由来の「バクチオール」や「ナイアシンアミド」がおすすめです。
- ワンバイコーセー ザ リンクレス Sナイアシンアミドを配合したシワ改善美容液。目元や口元のケアに。レチノールではないので、妊娠中も安心してシワ対策を続けられます。
- ナチュラス バクチオール 美容液「次世代レチノール」として大注目のバクチオール。天然由来成分なので、デリケートな時期のエイジングケアにぴったり。夜だけでなく朝も使えるのがメリット。
- ノブ L&W リフトエッセンス敏感肌向けのエイジングケア。ハリ肌成分が、優しく乾燥小じわにアプローチ。臨床皮膚医学に基づいて作られているので安心感があります。
5. プレママが知っておきたい、スキンケアのコツ
良い美容液を選んだら、その効果を最大限に引き出すためのポイントも押さえておきましょう。
「手」で優しくハンドプレス
妊娠中の肌は摩擦に弱くなっています。コットンでゴシゴシ叩き込むのではなく、清潔な手のひらで温めてから、包み込むように優しくプレスしてください。
UVケアは美容液以上に重要
どれだけ美白美容液を塗っても、紫外線を浴びてしまっては効果が半減します。妊娠中は「いつも以上に焼けやすい」ことを忘れず、低刺激な日焼け止めを毎日塗りましょう。
シンプルイズベスト
体調が悪い時は、何ステップも重ねる必要はありません。「今日はこれだけ」と決めた信頼できる1本を塗って、早く休むことも立派な美容法です。
6. 産後も使い続けられるアイテムを選ぶメリット
今回ご紹介した美容液の多くは、産後の忙しい時期や、赤ちゃんとの触れ合いが増える時期にも安心して使えるものばかりです。
産後はさらに自分の時間がなくなります。妊娠中にお気に入りの「お守り美容液」を見つけておけば、産後のボロボロになりがちな肌も、迷わずケアしてあげることができますよ。
ママがご機嫌でいることは、赤ちゃんにとっても最高のプレゼント。無理のない範囲で、心地よいスキンケアタイムを楽しんでくださいね。
7. まとめ:妊娠中の美容液おすすめ10選!避けるべき成分と肌荒れ・シミ対策の選び方
妊娠中のスキンケアは、変化する自分を労わる大切な時間です。
「レチノールやハイドロキノンを避ける」「低刺激で高保湿なものを選ぶ」という基本さえ押さえれば、必要以上に神経質になることはありません。
肌が荒れている時は、無理に新しいものに挑戦せず、まずは保湿を徹底すること。そして、シミが気になり始めたら、トラネキサム酸やビタミンC誘導体配合のアイテムを優しく取り入れてみてください。
あなたの肌と心が、少しでも穏やかに、そして美しくこの特別な時期を過ごせるよう願っています。この記事が、あなたにとっての「運命の一本」を見つける助けになれば幸いです。
まずは、今の自分の肌が「保湿」を欲しているのか、「透明感」を欲しているのか、そっと問いかけてみるところから始めてみませんか?

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