「あともう一本……」が止まらない、あのカリカリ食感。そう、みんな大好きじゃがりこですよね。
でも、美味しく食べた翌朝、鏡を見て「あ、ニキビができてる……」とショックを受けた経験はありませんか?実は、SNSや口コミサイトでも「じゃがりこを食べると肌荒れする」という悩みは後を絶ちません。
なぜ、あんなに美味しいお菓子が私たちの肌を攻撃してしまうのか。そして、どうしても食べたいときはどうすればいいのか。
今回は、じゃがりこと肌荒れの因果関係から、どうしても食べたい時の裏ワザ、そして食べてしまった後のレスキュー法まで、美容と健康の視点から徹底的に掘り下げていきます。
なぜ「じゃがりこ」を食べると肌荒れしやすくなるの?
結論から言うと、じゃがりこが直接肌を壊すわけではありません。問題は、そこに含まれる成分と、私たちの体の代謝バランスにあります。
酸化した油が皮脂を暴走させる
じゃがりこは、ジャガイモを高温の油で揚げてあの独特の食感を作っています。この「高温で処理された油」が曲者です。
油は熱や空気に触れると「酸化」が進みます。酸化した油を体内に取り込むと、体の中で活性酸素が発生しやすくなり、これが細胞にダメージを与えて炎症を招きます。また、摂取した過剰な脂質は皮脂の原料になります。皮脂が過剰に分泌されると毛穴が詰まり、ニキビ菌(アクネ菌)の絶好の餌場になってしまうのです。
ジャガイモの「高GI」がインスリンを刺激する
主原料のジャガイモは、実は血糖値を急激に上げやすい「高GI食品」に分類されます。
じゃがりこをパクパク食べると血糖値が急上昇し、それを下げようとして体内でインスリンが大量に分泌されます。このインスリンには、男性ホルモンを刺激して皮脂の分泌をさらに活発にする働きがあるんです。「脂っこいもの+甘いもの」が肌に悪いと言われる理由と同じメカニズムが、じゃがりこの中でも起きているんですね。
ビタミンB群の「ドカ食い」が起きている
私たちの体は、脂質や糖質をエネルギーに変えるときに「ビタミンB2」や「ビタミンB6」を大量に消費します。
ビタミンB群は別名「美容ビタミン」とも呼ばれ、肌のターンオーバーを正常に保つために欠かせない栄養素です。しかし、じゃがりこを一気に一箱食べてしまうと、体は脂質の代謝に追われ、肌の修復に回すべきビタミンを使い切ってしまいます。その結果、肌のバリア機能が低下し、肌荒れが起きやすくなるというわけです。
肌荒れを防ぐための「賢いじゃがりこ摂取術」
「肌のために一生食べない」なんて、そんな悲しいことは言えませんよね。ストレスは肌荒れの最大の敵でもあります。大切なのは、食べ方とタイミングを工夫することです。
ゴールデンタイムは「午後2時から4時」
太りにくい時間帯として有名な「午後2時〜4時」は、実は肌へのダメージを抑えるのにも最適な時間です。
この時間は、脂肪を溜め込むタンパク質「BMAL1(ビーマルワン)」の分泌が1日で最も少ないため、摂取した脂質がエネルギーとして効率よく消費されやすくなります。逆に、深夜の「夜食じゃがりこ」は最悪です。寝ている間は皮脂の分泌が盛んになるため、翌朝のニキビに直結してしまいます。
飲み物は「温かいお茶」一択!
じゃがりこを食べる時、一緒にコーラや甘いカフェオレを飲んでいませんか?これは肌荒れへの特急券です。
おすすめは、温かい緑茶や、はと麦茶です。温かい飲み物は内臓を冷やさず、代謝を落としません。また、緑茶に含まれるカテキンには強い抗酸化作用があり、酸化した油のダメージを中和してくれる期待が持てます。はと麦茶(ヨクイニン)は古くから肌荒れに良いとされているので、スナック菓子のお供には最適です。
「追いベジ」で吸収をブロックする
じゃがりこを食べる前に、サラダや野菜スープを一口食べてみてください。野菜に含まれる食物繊維が、脂質や糖質の吸収を緩やかにしてくれます。
もし外出先で難しい場合は、難消化性デキストリンが含まれたお茶を一緒に飲むだけでも、血糖値の急上昇を抑える手助けになります。
食べてしまった後の「即効レスキュー・スキンケア」
「気づいたら一箱空けていた……」そんな時でも、まだ諦めるのは早いです。24時間以内のケアが、翌週の肌の状態を左右します。
ビタミンB群をサプリや食事で補給する
失われたビタミンは外から補うしかありません。ビタミンBミックスのサプリメントを飲んだり、夕食に納豆、レバー、焼き魚(サンマやサバ)などを取り入れたりしましょう。
特にビタミンB2は皮脂の代謝を助け、B6は皮膚の再生を促してくれます。これらを積極的に摂ることで、脂質の「使い残し」を減らし、肌へのダメージを最小限に食い止めます。
翌日の食事は「引き算」を意識
じゃがりこで脂質と糖質をたっぷり摂った翌日は、油物を一切断ちましょう。
和食中心のメニューにし、味噌汁で発酵食品を、海藻類で水溶性食物繊維を摂取してください。食物繊維は体内の余分な油分を絡め取って排出してくれる、天然の掃除屋です。
洗顔は「やりすぎない」のが正解
肌がテカっているからといって、1日に何度も洗顔したり、ゴシゴシ強く洗ったりするのは逆効果です。
過剰な洗顔は肌に必要な水分まで奪い、乾燥を招きます。乾燥した肌は「もっと脂を出さなきゃ!」と勘違いして、さらに皮脂分泌を加速させてしまいます。洗顔はたっぷりの泡で優しく行い、その後は高保湿化粧水でしっかりと水分を補給しましょう。
罪悪感ゼロ?肌に優しい「じゃがりこ代替案」
どうしてもカリカリしたものが食べたいけれど、今の肌の状態では不安……。そんな時におすすめの、肌に優しい代替品をご紹介します。
野菜チップス(ノンフライタイプ)
ジャガイモだけでなく、カボチャやレンコン、ゴボウなどを使った野菜チップスは、食物繊維が豊富です。ただし、「揚げてあるもの」はじゃがりこと同じリスクがあるので、ノンフライ野菜チップスを選ぶのがポイントです。
素焼きナッツ
カリッとした食感を楽しみたいなら、アーモンドやクルミなどのナッツ類が優秀です。ナッツには「若返りのビタミン」と呼ばれるビタミンEが豊富に含まれており、酸化から肌を守ってくれます。ただし、塩分や油が添加されていない「素焼き」を選んでくださいね。
大豆スナック
最近注目されているのが、大豆を主原料にしたスナックです。高タンパクで低糖質、かつ食物繊維も豊富なので、肌の材料となるタンパク質を補給しながらおやつタイムを楽しめます。
じゃがりこで肌荒れする理由は?正しい知識で美味しく楽しもう!
大好きなものを我慢しすぎるのは、精神的なストレスになり、それ自体がホルモンバランスを崩して肌荒れの原因になります。
じゃがりこが肌に与える影響を知っていれば、食べる量やタイミングをコントロールできるようになります。
- 食べるなら午後の早い時間に。
- 温かいお茶と一緒に。
- 食べた後はビタミンB群でリカバリー。
この3つのポイントを守るだけで、肌荒れのリスクはぐっと下がります。自分の体と対話しながら、たまのご褒美としてじゃがりこを賢く楽しみましょう。
もし、この記事を読んでいる今、すでに肌荒れが始まってしまっているなら、今日から数日間は「お菓子断ち」をして、たっぷり睡眠をとってください。肌の再生(ターンオーバー)を促すのは、何よりも良質な睡眠とバランスの良い食事です。
あなたの肌が、これからも健やかでありますように!

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