「やっと生理が終わった!」と解放感に浸りたいはずなのに、鏡を見てガッカリすることはありませんか?生理前や生理中ならまだしも、生理が終わっても肌荒れが治らない、あるいは生理が終わる頃に新しいニキビができてしまう……。実は、こうした「生理終わりの肌荒れ」に悩む女性は非常に多いのです。
本来、生理後は「美肌期」と呼ばれる絶好調の時期。それなのになぜ、お肌のコンディションが上向かないのでしょうか。
今回は、生理終わりの肌荒れが起こる意外な原因から、この時期に本当に必要なスキンケア、そして内側から立て直すための食事や漢方の活用術まで、徹底的に解説します。この記事を読めば、毎月の負のスパイラルから抜け出すヒントが必ず見つかるはずです。
生理が終わっても肌荒れが続くのはなぜ?意外な3つの正体
生理が始まると、女性の体は次のサイクルに向けて準備を始めます。しかし、終わったからといってすぐに肌がピカピカに復活するわけではありません。まずは、なぜ生理終盤から生理後に肌トラブルが長引くのか、その正体を探ってみましょう。
1. 「時間差」でやってくる皮脂トラブル
生理前に分泌が増えるプロゲステロン(黄体ホルモン)は、皮脂の分泌を活発にします。生理が始まればこのホルモンは減少しますが、生理前に毛穴に詰まった皮脂や、蓄積された古い角質が「炎症ニキビ」として表面に出てくるまでには数日のタイムラグがあります。
つまり、今あなたの顔にあるニキビは、一週間前のホルモンバランスの乱れが「今になって芽吹いたもの」である可能性が高いのです。
2. ホルモンの「谷間」によるバリア機能の低下
生理中から生理直後にかけては、エストロゲン(卵胞ホルモン)もプロゲステロンも分泌量がグッと下がります。この時期、肌の水分を蓄える力が弱まり、バリア機能が低下しがちです。
「生理が終わった=もう大丈夫」と思って強い洗浄力の洗顔料を使ったり、保湿を疎かにしたりすると、乾燥からくる肌荒れをさらに悪化させてしまうことになります。
3. 生理による「血(けつ)」の不足
東洋医学では、経血とともに栄養や潤いを運ぶ「血」が失われると考えます。生理が終わった直後は、体がいわば「空っぽ」に近い状態。肌に栄養が行き渡らず、乾燥したり、ターンオーバーが遅れてニキビの治りが悪くなったりするのです。顔色がパッとしない、くすみが気になるというのも、このエネルギー不足が原因であることが少なくありません。
生理終わりの肌荒れをレスキューする!段階別スキンケア術
肌がデリケートな生理終盤から、徐々にコンディションが上がる生理後まで、今の肌状態に合わせたケアを使い分けましょう。
生理直後:まずは「守り」の保湿で土台を立て直す
生理が終わってすぐの数日間は、まだ肌が刺激に弱い状態です。まずは低下したバリア機能を補い、水分をしっかり抱え込める状態に整えることが先決です。
- 洗顔はとにかく優しくゴシゴシ洗いは厳禁。たっぷりの泡で包み込むように洗いましょう。
- セラミド配合アイテムでバリア機能を強化肌の潤い保持に欠かせない「セラミド」が配合された美容液やクリームを取り入れてみてください。セラミド 美容液などで、自分の肌に合う低刺激なものを選ぶのがおすすめです。
- ビタミンC誘導体でニキビケア生理前にできたニキビが残っているなら、抗炎症作用と皮脂抑制作用のあるビタミンC誘導体配合のローションが効果的です。
生理後数日〜1週間:攻めのケアで「黄金期」を最大化する
エストロゲンの分泌が増え、肌が潤いとハリを取り戻してきたら、いよいよ「攻め」のケアの出番です。この時期は肌の吸収力が高まっているため、高機能なケアを取り入れるチャンスです。
- マイルドなピーリングで角質オフ生理中に停滞したターンオーバーを促すため、拭き取り化粧水や酵素洗顔で古い角質を優しく取り除きましょう。これで、その後の化粧水の浸透が劇的に変わります。
- シートマスクで集中保湿肌が元気なこの時期に美容成分をたっぷり与えると、翌朝の肌質が見違えるほど変わります。
- 美白ケアを重点的に紫外線の影響を受けにくい、健やかな肌状態だからこそ、美白美容液の効果も実感しやすくなります。
身体の内側から肌を修復!生理後に摂りたい栄養素と食材
生理終わりの肌荒れを早く治すには、外側からのケアだけでなく、失われた「栄養」を補給することが不可欠です。
鉄分とタンパク質で「肌の材料」を補う
生理で失われた血を作るには、鉄分が欠かせません。鉄分が不足すると全身が酸素不足になり、肌の再生(ターンオーバー)も遅れてしまいます。
- 赤身の肉や魚: 吸収率の良いヘム鉄が豊富です。
- 卵や大豆製品: 肌の土台となるタンパク質を補給しましょう。
ビタミンB群で皮脂と代謝をコントロール
ニキビが長引いているなら、ビタミンB2とB6が強い味方になります。これらは皮脂の分泌を適正に保ち、皮膚の再生を助けてくれます。
- 納豆、レバー、バナナ: これらを意識して摂ることで、生理後の肌のべたつきや荒れを鎮静化させることができます。
亜鉛でダメージ修復
細胞分裂を助ける亜鉛は、荒れた肌を修復するスピードを早めてくれます。
- 牡蠣、ナッツ類、牛肉: 意識して摂取することで、治りかけのニキビ跡を残しにくくする効果が期待できます。
忙しくて食事が偏りがちなときは、サプリメントを賢く併用するのも一つの手です。マルチビタミン サプリメントを活用して、基礎的な栄養底上げを狙いましょう。
漢方で根本解決!タイプ別・繰り返し肌荒れへのアプローチ
「毎月同じ時期に荒れる」という方は、体質から見直す漢方が強い味方になります。生理終わりの肌荒れに特におすすめの漢方を、タイプ別に整理しました。
顔色が青白く、乾燥しやすいなら「当帰芍薬散」
生理で「血」が不足し、肌がカサカサして冷えを感じる方に最適です。血を補いながら巡りを良くし、肌に潤いと血色を与えてくれます。
ニキビ跡や赤みが残りやすいなら「桂枝茯苓丸加薏苡仁」
血行が悪く、古い血が滞っているタイプにおすすめです。配合されている「ヨクイニン(ハトムギ)」には、肌の代謝を高めてニキビや肌荒れを改善する効果があります。
ストレスでニキビが悪化するなら「加味逍遙散」
生理前後の精神的な不安定さが肌に出やすいタイプに。自律神経を整えることで、ホルモンバランスの乱れによる肌荒れを穏やかに沈めてくれます。
これらはドラッグストアでも漢方薬として手軽に入手できますが、自分の体質(証)に合わせて選ぶことが大切です。不安な場合は薬剤師さんや専門家に相談してみてください。
ライフスタイルの見直しで「美肌期」を逃さない
生理が終わったからといって、いきなり夜更かしや暴飲暴食をするのは厳禁です。生理後は体が栄養を吸収しやすい時期。これは良い栄養だけでなく、悪いものも同じです。
質の良い睡眠で成長ホルモンを出す
肌を修復する「成長ホルモン」は、寝入りばなの深い眠りのときに最も多く分泌されます。生理後は早めにベッドに入り、修復作業をサポートしましょう。
軽い運動で血行を促進
ストレッチやウォーキングなど、心地よい程度の運動は全身の血流を改善します。滞っていた老廃物が流れやすくなり、生理後のくすみ抜けを早めてくれます。
生理終わりの肌荒れはなぜ?原因と正しいスキンケア、食事・漢方の改善法を解説!のまとめ
いかがでしたか?生理が終わっても続く肌荒れには、ホルモンバランスの「時間差」や、生理による「栄養不足(血虚)」が深く関わっています。
「生理が終われば勝手に治るはず」と放置せず、今の自分の肌状態に合わせたケアをしてあげることが大切です。
- 直後は「守り」のケアでバリア機能をサポート高保湿 化粧水など、肌に優しいアイテムで水分を補給しましょう。
- 中盤からは「攻め」のケアで肌を磨くピーリングや美容液で、美肌期のポテンシャルを最大限に引き出します。
- 内側からは「鉄・タンパク質・ビタミン」を補給食事や漢方で、失われたエネルギーをチャージしましょう。
生理周期を敵に回すのではなく、自分の体のリズムを正しく理解して味方につければ、鏡を見るのがもっと楽しくなるはずです。今日からできる一歩として、まずは今夜のスキンケアを少し丁寧な「保湿重視」に切り替えてみませんか?
もし、特定のアイテムを試してみたいなら、まずはトライアルセットなどで肌の反応を見るのが安心です。スキンケア トライアルセットで、自分にぴったりのパートナーを見つけてみてくださいね。

コメント