「鏡を見るたびに新しいニキビができている…」「高い化粧水を使っているのに、肌のガサつきが治まらない」と悩んでいませんか?
外側からのスキンケアも大切ですが、肌は「排泄器官」とも呼ばれ、内側のコンディションがそのまま表面に現れます。寝不足やストレス、栄養バランスの乱れで肌のターンオーバーが滞ると、どんなに塗り薬を塗っても根本的な解決にはなりません。
そんなとき頼りになるのが、ドラッグストアで購入できる「飲み薬」です。今回は、ビタミン剤から漢方薬まで、あなたの肌悩みに合わせた最適な一錠を見つけるための選び方を詳しく解説します。
肌荒れを市販の飲み薬でケアすべき理由
肌の細胞が生まれ変わる周期、いわゆるターンオーバーは約28日と言われています。しかし、生活習慣の乱れによってこのサイクルが崩れると、古い角質が毛穴を塞ぎ、ニキビやザラつきの原因になってしまいます。
市販の飲み薬(ビタミン剤や漢方)は、このターンオーバーを正常化させたり、過剰な皮脂分泌を抑えたりする「土台作り」をサポートしてくれます。塗り薬が「今ある炎症」を抑える対症療法なら、飲み薬は「荒れにくい肌」を作るための先行投資といえるでしょう。
自分の肌タイプに合った成分を見極める
市販薬を選ぶ際に、パッケージのイメージだけで選ぶのは禁物です。まずは、今の自分の肌が何を求めているのかを成分から判断しましょう。
皮脂トラブル・赤ニキビにはビタミンB群
顔がテカリやすく、ポツポツとした赤いニキビに悩んでいるなら、脂質代謝を助けるビタミンB2とB6が必須です。これらが不足すると、皮脂が酸化して毛穴を刺激し、肌荒れが悪化します。
くすみ・跡を残したくないならL-システイン
「肌がゴワゴワする」「ニキビ跡が消えにくい」という方は、アミノ酸の一種であるL-システインに注目してください。代謝を活性化させ、肌の生まれ変わりを強力にプッシュしてくれます。
生理前のイライラ・肌荒れには漢方
特定の時期にだけ肌が荒れる、あるいは冷え性や肩こりがある場合は、ホルモンバランスの乱れが原因かもしれません。このタイプはビタミン剤よりも、血の巡りを整える漢方薬の方がスムーズに改善に向かうことが多いです。
脂性肌・ニキビに集中アプローチする定番薬
まずは、脂っぽい肌や繰り返しできるニキビに定評のある製品を見ていきましょう。
チョコラBBプラス
肌荒れ対策の代名詞ともいえるのがチョコラBBプラスです。吸収に優れた「活性型ビタミンB2」が主成分で、細胞の再生を助け、粘膜を健やかに保ちます。口内炎ができやすい人にも最適です。
ペアA錠
大人ニキビに特化しているのがペアA錠。特筆すべきは、肝臓の働きを助けて老廃物の排出を促す「グルクロノラクトン」が配合されている点です。不規則な生活やストレスで溜まった「体内毒素」が原因の肌荒れに効果を発揮します。
ネオ小町錠
余分な皮脂を抑えるビタミン類に加え、余分な水分を排出する和漢薬がバランスよく配合されているのがネオ小町錠です。ニキビだけでなく、湿疹や皮膚炎にも幅広く対応できるマルチな一冊といえます。
ターンオーバーを整え透明感を目指す飲み薬
次に、肌の代謝そのものを底上げし、ザラつきや乾燥をケアしたい方向けのラインナップです。
ハイチオールBクリア
L-システインを主軸に、ビタミンB群をバランスよく配合しているのがハイチオールBクリアです。肌の代謝を正常化することで、キメの整った明るい印象へと導いてくれます。錠剤が小さく飲みやすいのも継続しやすいポイントです。
チョコラBBルーセントC
「ニキビ跡のケアもしつつ、美白も意識したい」という欲張りな悩みにはチョコラBBルーセントCがおすすめ。ビタミンCとL-システインが連携して、メラニンの排出をサポートします。
ヨクイニンS
ハトムギの種子から抽出されたエキスを凝縮したヨクイニンSは、肌の水分代謝を整える名脇役です。肌のザラつきや、ポツポツとしたイボが気になる方に根強い人気があります。
根本から体質を変える漢方薬の選択肢
「ビタミン剤ではあまり変化を感じなかった」という方は、東洋医学の力を借りてみましょう。漢方は証(体質)に合わせて選ぶのが鉄則です。
十味敗毒湯
ニキビが化膿しやすく、ジュクジュクとした炎症を起こしやすい初期段階には十味敗毒湯が適しています。体内に停滞している「毒」を追い出し、皮膚の腫れや赤みを鎮めてくれます。
清上防風湯
顔に熱を持ちやすく、赤ら顔で炎症の強いニキビが多発しているなら清上防風湯。上半身の余分な熱を冷ますことで、激しい肌荒れを抑える働きがあります。
桂枝茯苓丸料加ヨクイニン
生理前に悪化するニキビや、のぼせ・冷えがある方には桂枝茯苓丸料加ヨクイニンが救世主になります。滞った血流を改善し、ホルモンバランスによる肌トラブルを内側から整えます。
飲み薬の効果を最大化するために守るべきこと
せっかく良い薬を選んでも、飲み方を間違えると効果は半減してしまいます。
まず、飲み薬は「継続」が命です。肌の細胞が入れ替わるには時間がかかるため、まずは1ヶ月間、毎日決まった時間に飲む習慣をつけましょう。
また、ビタミン剤を飲む際は、たっぷりの水で服用してください。コーヒーやお茶に含まれるカフェインやタンニンが、成分の吸収を妨げてしまうことがあるからです。
さらに、薬だけに頼らず、睡眠の質を上げることも忘れてはいけません。夜22時から深夜2時の「ゴールデンタイム」にこだわる必要はありませんが、毎日決まった時間に眠り、最低でも6〜7時間の睡眠を確保することで、薬の効果がより顕著に現れるようになります。
生活習慣のちょっとした工夫で肌は変わる
飲み薬を服用している期間は、食事の内容にも少しだけ気を配ってみてください。
例えば、揚げ物や甘いお菓子の過剰摂取は、せっかく摂取したビタミンB2を大量に消費してしまいます。「薬を飲んでいるから大丈夫」と過信せず、野菜中心の生活を心がけることで、肌の回復スピードは格段に上がります。
また、便秘も肌荒れの天敵です。腸内に便が停滞すると、そこから発生した有害物質が血液に乗って肌に到達してしまいます。食物繊維や発酵食品を意識的に取り入れ、内側からデトックスできる環境を整えましょう。
改善が見られない場合の判断基準
市販の飲み薬を1ヶ月継続しても全く変化がない、あるいは逆に炎症がひどくなってしまった場合は、自己判断を中断して皮膚科を受診しましょう。
市販薬はあくまで「健康維持」や「緩やかな改善」を目的としたものです。重度の炎症や、特定の菌による感染症の場合は、医療機関で処方される抗生物質や高濃度の外用薬が必要になります。
「たかが肌荒れで病院なんて」と思わず、早めに専門家に相談することが、結果的に最短で美肌を取り戻す近道になります。
肌荒れに効く市販の飲み薬おすすめ12選!ニキビや乾燥を内側から治す選び方を解説:まとめ
肌荒れは、体からの「休んでほしい」「栄養を摂ってほしい」というサインです。
今回ご紹介したチョコラBBプラスやハイチオールBクリア、そして十味敗毒湯などの漢方薬は、あなたの肌が自ら美しくなろうとする力を強力にバックアップしてくれます。
自分の症状が「皮脂」によるものなのか、「代謝不足」によるものなのか、あるいは「体質」によるものなのかを見極め、最適な一錠を選んでみてください。内側からのケアを習慣にすれば、数ヶ月後の鏡に映る自分の肌に、きっと自信が持てるはずです。
まずは今日から、あなたの悩みに寄り添う飲み薬で、本格的なインナーケアを始めてみませんか?

コメント