「鏡を見るたびに、どっちを使えばいいんだろう?」と悩んだことはありませんか?ベースメイクの王道であるBBクリームとファンデーション。似ているようでいて、実はその役割や得意分野は驚くほど違います。
毎日のメイクをラクにしたい日もあれば、特別なイベントで陶器のような肌を作りたい日もありますよね。自分の肌悩みやライフスタイルにぴったりのアイテムを選べるようになると、メイクの仕上がりだけでなく、朝の余裕まで変わってきます。
今回は、知っているようで意外と知らないBBクリームとファンデーションの決定的な違いから、失敗しない選び方、そして崩れにくい塗る順番まで、美容の基本をぎゅっと凝縮して解説します。
BBクリームとファンデーションの決定的な違いとは?
まず押さえておきたいのが、それぞれの「生まれ持った役割」です。ここを理解するだけで、使い分けの迷いが半分以上なくなります。
BBクリームは「時短の味方」オールインワン
BBクリームの「BB」は、ブレミッシュ(傷・欠点)バルム(軟膏)の略。もともとは皮膚科などで術後のデリケートな肌を保護し、赤みを隠すために作られたのが始まりです。
そのため、1本の中に「日焼け止め」「化粧下地」「美容液」「ファンデーション」「コンシーラー」といった複数の機能が詰め込まれています。スキンケアの後にこれ1本を塗るだけでベースメイクが完成するのが最大のメリットです。
ファンデーションは「肌演出のスペシャリスト」
一方でファンデーションは、肌の色ムラや毛穴、シミを徹底的に補正して「理想の質感」を作り上げることに特化したアイテムです。
BBクリームと違い、単体で使うのではなく「化粧下地」とセットで使うのが基本。下地で肌の凹凸を整え、ファンデーションで色と質感を乗せるというステップを踏むことで、プロが仕上げたような隙のない美肌を演出できます。カバー力の高さだけでなく、ツヤ肌やマット肌など、なりたい印象に合わせて選べる幅が非常に広いのが特徴です。
あなたはどっち派?タイプ別の選び方ガイド
「結局、今の私にはどっちが合っているの?」という疑問にお答えします。自分の生活リズムや、肌に求める優先順位を思い浮かべながらチェックしてみてください。
BBクリームが向いている人
- とにかく朝の時間を節約したい1分1秒を争う忙しい朝、工程を減らしたいなら間違いなくBBクリームです。
- ナチュラルな素肌感を大事にしたい「メイクしました感」を出したくない、近所への買い物やリモートワークの日など、軽やかな仕上がりを求めるシーンに最適です。
- 肌への負担を最小限にしたい美容液成分が豊富に含まれているものが多いため、日中の乾燥が気になる方や、肌を休ませたい日にも向いています。
ファンデーションが向いている人
- 隠したい肌悩みがある濃いシミやニキビ跡、頑固なクマなど、ピンポイントでしっかりカバーしたいならファンデーションの出番です。
- 長時間、絶対に崩したくない下地との組み合わせで密着力を高められるため、仕事の打ち合わせやデートなど、メイク直しが頻繁にできない日に心強い味方となります。
- 自分の肌色にこだわりがあるBBクリームは色展開が2〜3色と少ないことが多いですが、ファンデーションは10色以上のバリエーションがあることも珍しくありません。首の色と浮かず、自分にピタリと合う色を見つけやすいのが魅力です。
種類別!知っておきたいファンデーションの特性
「ファンデーション」と一言で言っても、形状によって仕上がりはガラリと変わります。代表的な4つのタイプを見ていきましょう。
リキッドファンデーション
液体状で伸びが良く、肌への密着度が高いのが特徴です。ツヤ感のある仕上がりになりやすく、乾燥肌の方にも人気。カバー力の調整もしやすい万能選手です。
リキッドファンデーションパウダーファンデーション
粉末をプレスしたタイプで、ふんわりとしたマットな質感になります。皮脂を吸着してくれるので、テカリが気になる脂性肌の方や、サッパリした仕上がりが好きな方に。
パウダーファンデーションクッションファンデーション
スポンジにリキッド状のファンデーションを染み込ませたタイプ。パフで叩き込むだけで、トレンドの「水光肌」のような瑞々しいツヤが手に入ります。手も汚れず、持ち運びにも便利です。
クッションファンデーションクリームファンデーション
油分が多く、こっくりとしたテクスチャー。カバー力が非常に高く、保湿力も抜群です。冬場の乾燥が厳しい時期や、大人世代の肌悩みをしっかりカバーしたい時に重宝します。
崩れ知らず!BBクリームとファンデーションの正しい塗る順番
どんなに良いアイテムを使っていても、塗る順番が間違っていると本来の力は発揮されません。美しい仕上がりをキープするための黄金ルールを確認しましょう。
BBクリームの場合
- 洗顔・スキンケア:まずは保湿をしっかり。ベタつきが残る場合はティッシュオフします。
- BBクリーム:手の甲に適量を出し、顔の5点(両頬、額、鼻、顎)に置いてから、指やスポンジで外側に向かって薄く伸ばします。
- (必要に応じて)フェイスパウダー:テカリやすいTゾーンなどに軽くのせると、マスク移りや崩れを防げます。フェイスパウダー
ファンデーションの場合
- 洗顔・スキンケア:肌の土台を整えます。
- 日焼け止め・化粧下地:ファンデーションの密着を高めるために必須の工程です。
- ファンデーション:タイプに合わせて、中央から外側へ伸ばします。
- コンシーラー:シミやクマが気になる部分にのみ、ポイントで重ねます。
- フェイスパウダー:最後に全体をセットします。
よくある悩み:BBクリームの上にファンデを重ねてもいい?
「BBクリームを使っているけれど、もう少しカバー力が欲しい」という声をよく耳にします。結論から言うと、重ねても問題ありません。ただし、いくつか注意点があります。
BBクリームはもともと油分を含んでいるため、その上にリキッドファンデーションをしっかり重ねてしまうと「厚塗り感」が出てしまい、かえって崩れやすくなります。
おすすめの使い方は、**「BBクリームを化粧下地代わりに使い、気になる部分にだけパウダーファンデをふわっと乗せる」**という方法。これなら、適度なカバー力と軽やかさを両立できます。
BBクリーム2026年のトレンド!「ハイブリッド型」の台頭
最近のベースメイク市場では、BBクリームとファンデーションの境目がどんどんなくなっています。
例えば、ファンデーション並みのカバー力を持つBBクリームや、美容液成分が80%以上配合された「美容液ファンデーション」などが人気を集めています。どちらのカテゴリーに属するかよりも、**「自分の肌が必要としている成分は何か」「どんな質感になりたいか」**を基準に選ぶのが、今どきの賢い選び方と言えるでしょう。
特に、光を反射させて肌を綺麗に見せる「トーンアップ」機能に優れたアイテムが増えており、厚塗りをしなくても自然に若々しい印象を作れるようになっています。
トーンアップ下地BBクリームとファンデーションの違いは?どっちがいいか選び方や塗る順番を徹底解説:まとめ
最後に、これまでお話しした内容を振り返ってみましょう。
ベースメイク選びで大切なのは、その日の予定や肌のコンディションに合わせて「使い分ける」柔軟さです。
- 忙しい朝やナチュラルに仕上げたい時は、1本で完結するBBクリーム。
- しっかり肌を整えたい日や自分にぴったりの色を選びたい時は、下地とファンデーションのコンビ。
塗る順番も、BBクリームは「スキンケアのすぐ後」、ファンデーションは「下地の後」という基本を守るだけで、時間が経った時の美しさが劇的に変わります。
どちらか一方だけに絞る必要はありません。仕事用にはファンデーション、休日のリラックスタイムにはBBクリームと、2つの選択肢を持っておくことで、あなたの毎日のメイクはもっと楽しく、もっと自由になるはずです。
今日のあなたの肌は、何を求めていますか?自分の肌の声を聞きながら、最適なパートナーを選んでみてくださいね。

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