お気に入りの白いブラウスや、ビシッと決めたシャツの襟元。ふと鏡を見たときに、ベージュ色の汚れがべったりついていてショックを受けたことはありませんか?その正体は、朝一生懸命に塗った「BBクリーム」かもしれません。
1本で美容液からファンデーションまでこなす時短アイテムの味方ですが、実はその油分の多さが原因で、服に移りやすいという弱点もあるんです。
せっかく綺麗にメイクをしても、服が汚れてしまっては台無しですよね。そこで今回は、BBクリームが服につくのを防ぐプロ直伝の塗り方から、万が一付着してしまった時のスゴ技、さらには洗濯のコツまで徹底的に解説します。
なぜBBクリームは服につきやすいのか?原因を知って対策しよう
まず、敵を知ることから始めましょう。なぜ普通のファンデーション以上に、BBクリームは「色移り」しやすいのでしょうか。
理由は大きく分けて3つあります。
- 油分と保湿成分の豊富さBBクリームは「Blemish Balm(欠点を補う軟膏)」が語源。スキンケア効果を高めるために油分が多く含まれています。この油分が肌に定着しきらないと、服の繊維に吸い込まれるように移ってしまうのです。
- 「厚塗り」による密着不足カバー力を求めてついつい重ね塗りしていませんか?肌が吸収・保持できるクリームの量には限界があります。余った分は肌の上で浮いている状態になり、少しの摩擦で服へ移動します。
- フィニッシュ(仕上げ)の甘さ「これ1本でOK」という言葉を信じすぎて、その後の工程を省いていませんか?クリーム状のまま放置すると、汗や皮脂と混ざってドロドロになり、襟元や袖口に付着しやすくなります。
原因がわかれば、対策は見えてきます。次は、絶対に汚さないための「鉄壁の塗り方」を見ていきましょう。
服を汚さない!BBクリームの塗り方5つのステップ
朝のひと手間で、1日の安心感が変わります。服につかないためのポイントは「余分なものを残さないこと」です。
1. 「5点置き」から薄く伸ばす
まずは適量を守ること。パール粒1大を手に取ったら、額、鼻、両頬、顎の5点に置きます。
ここでのコツは、**「顔の中心から外側に向かって」**伸ばすこと。フェイスライン(輪郭)に向かって薄くなるように塗れば、襟元に触れる部分のクリームが最小限で済みます。
2. スポンジで叩き込んで密着させる
指で伸ばしただけでは、ムラができやすく密着も不十分です。何もついていない清潔なスポンジ(メイクスポンジ)を使い、トントンと優しく叩き込みましょう。
これだけで、肌に密着していない余分な油分をスポンジが吸い取ってくれます。
3. ティッシュオフという魔法の一手間
スポンジの後に、さらにティッシュを1枚広げて顔全体を軽く押さえます。これをやるかやらないかで、夕方の服の汚れ具合が劇的に変わります。
「せっかく塗ったのが落ちちゃう!」と思うかもしれませんが、落ちるのは「肌に乗っていない余計な油分」だけ。ベースの仕上がりはむしろ綺麗になります。
4. 無色のフェイスパウダーで蓋をする
BBクリームの上から、必ずフェイスパウダーを重ねましょう。
表面がサラサラになれば、服と肌が擦れても色が移りにくくなります。特に襟が高い服を着る日は、首筋まで薄くパウダーをはたいておくのが鉄則です。
5. フィックススプレーでコーティング
仕上げにメイクキープミストをシュッと一吹き。
薄い膜を張ることで、摩擦や汗による崩れを物理的にブロックします。最近は「マスクにつきにくい」と謳っているスプレーが多いですが、それらは総じて衣類への付着防止にも非常に優秀です。
外出先でピンチ!BBクリームが服についた時の応急処置
「気をつけていたのに、着替えの時に襟についてしまった!」
そんな時、絶対にやってはいけないのが**「焦ってこすること」**です。こすると繊維の奥まで汚れが入り込み、プロでも落とせなくなります。
外出先でできる正しい応急処置の手順はこちらです。
- 乾いたティッシュで「吸い取る」盛り上がっているクリームを、優しくつまむように取り除きます。
- 裏側に乾いた布やティッシュを当てる汚れが下の生地に移らないように、裏側をガードします。
- ハンドソープを少量なじませる水だけでは油分は落ちません。洗面所にあるハンドソープを指先に少しつけ、汚れの上からトントンと叩きます。
- 濡れたティッシュで叩き出す水を含ませたティッシュで、汚れを裏側のティッシュに移動させるイメージで叩きます。
- 乾いたティッシュで水分を取る最後に輪ジミにならないよう、しっかり水分を吸い取っておきましょう。
クレンジングシートを持っているなら、それが一番の特効薬になります。
家で真っ白に!BBクリームの汚れを落とす洗濯術
帰宅後、しっかり汚れをリセットしましょう。BBクリームは「油溶性」の汚れなので、ふつうの洗濯機洗いの前に「予洗い」が必要です。
使うのは「クレンジング」か「中性洗剤」
メイクを落とすクレンジングオイルは、衣類についたメイク汚れにも最強の味方です。あるいは、油汚れに強い食器用の中性洗剤も効果的です。
洗濯の3ステップ
- 乾いた状態で塗布する服が乾いている状態で、汚れの部分に直接クレンジングオイルまたは中性洗剤をつけます。水で濡らすと油が弾けてしまうので、必ず「乾いた状態」で。
- 「乳化」させる指でなじませた後、少量のぬるま湯(40度前後)をつけて、白く濁るまでもみ込みます。この乳化のプロセスで、油分が水に溶け出します。
- ぬるま湯ですすぐ汚れが浮き出たら、ぬるま湯でしっかり流します。その後、いつも通り洗濯洗剤を使って洗濯機で洗えば完璧です。
そもそも「つきにくいアイテム」を選ぶという選択肢
もし、今のBBクリームがどうしても服に付きやすいと感じるなら、アイテム自体を見直してみるのも手です。最近のトレンドは「高密着・摩擦耐性」です。
- 密着力の高いものを選ぶマキアージュ BBクリームやケイト BBクリームなど、肌にピタッと止まるタイプは衣類移りが少ない傾向にあります。
- マット・セミマット処方を選ぶツヤ系は油分が多く動いてしまいがち。サラッとした仕上がりのものを選ぶと、物理的に服へ移るリスクが減ります。
- メンズ用BBクリームも狙い目メンズ BBクリームは、男性がシャツの襟を汚さないように設計されているものが多く、皮脂崩れに強い隠れた名品が多いです。
まとめ:BBクリームが服につくのを防ぐ!塗り方のコツと付いた時の落とし方・応急処置を解説
いかがでしたか?
BBクリームは非常に便利なアイテムですが、その特性を理解して正しく扱うことが大切です。
- 塗る時は「スポンジ・ティッシュ・パウダー」の3点セットを忘れずに。
- ついてしまったら「こすらずに叩く」。
- 洗う時は「クレンジングオイル」で油分を分解。
このポイントさえ押さえておけば、もう白い服も襟の高いコートも怖くありません。清潔感のあるメイクと、真っ白な服の組み合わせは、あなたの印象をぐっと引き上げてくれるはずです。
明日からのメイクタイムに、ぜひこのコツを取り入れてみてくださいね。

コメント