せっかく美容室でお気に入りのパーマをかけた日、鏡を見るたびにワクワクしますよね。でも、お家に帰ってふと不安になりませんか?「今日の夜、髪にヘアオイルを塗ってもいいのかな?」「オイルの重みでカールが伸びてしまったらどうしよう」といった悩みです。
実は、パーマをかけた当日のケアこそが、その後のスタイリングの寿命を決めると言っても過言ではありません。間違った知識で放置してしまうと、翌朝にはパサパサの質感になってしまうことも。
今回は、パーマをかけた日のヘアオイルの使い方や、カールを美しく保つための秘訣を詳しく解説します。サロン帰りのあの質感を、自分でも長くキープするための教科書として活用してくださいね。
パーマをかけた当日にヘアオイルを使っても大丈夫?
結論からお伝えすると、パーマをかけた当日にヘアオイルを使用することは全く問題ありません。むしろ、積極的に取り入れるべきケアだと言えます。
なぜなら、パーマの施術直後の髪は、薬剤の影響でキューティクルがデリケートな状態になっているからです。髪の内部の水分が逃げやすくなっているため、オイルで蓋をしてあげることがダメージ進行を防ぐ鍵になります。
「オイルでパーマが落ちる」は本当?
よく「オイルを塗ると重さでパーマが取れる」という噂を耳にしますが、これは少し誤解があります。パーマの形状は髪の内部の結合(シスチン結合)によって作られているため、表面にオイルを塗ったくらいで結合が解けることはありません。
ただし、過剰にベタベタになるほど塗ってしまうと、重みでカールがダレて見えることはあります。適量を守れば、むしろ乾燥による広がりを抑え、綺麗なリッジ(カールの山)を出す手助けをしてくれます。
施術直後の髪の状態を知ろう
パーマをかけた直後の髪は、見た目には綺麗でも、内部は「乾燥警報」が出ている状態です。薬剤によってアルカリ性に傾いた髪は、普段よりも外部刺激に弱くなっています。ここで保湿を怠ると、数日後に「毛先がチリチリしてきた」というトラブルに繋がりかねません。
当日の夜、お風呂上がりに アウトバストリートメント オイル を馴染ませることは、いわば髪の絆創膏のような役割を果たしてくれます。
パーマの持ちを良くするヘアオイルの正しい選び方
パーマヘアには、どんなオイルでも良いわけではありません。髪質やパーマの種類に合わせて選ぶことで、より理想の仕上がりに近づけます。
軽めのテクスチャーが基本
パーマスタイルにおいて最も避けたいのは「ベタつき」です。特に根元付近まで重いオイルがついてしまうと、せっかくのボリューム感が台無しになってしまいます。
さらっとした指通りの良い ヘアオイル ライトタイプ を選ぶのがおすすめです。これにより、ふわっとした空気感を維持したまま、表面のツヤだけを出すことができます。
植物由来のオイルがおすすめ
髪への親和性が高いホホバオイルやアルガンオイルが含まれたものは、浸透力が優れています。パーマ後の乾燥した毛髪にスッと馴染み、内部から潤いを与えてくれます。成分表をチェックして、保湿力の高い アルガンオイル配合 ヘアケア などを探してみるのも良いでしょう。
補修成分が入っているものを選ぶ
パーマは少なからず髪に負担をかける施術です。単に表面をコーティングするだけでなく、ケラチンやCMCなどの補修成分が配合された ダメージケア ヘアオイル を選ぶと、日を追うごとに髪の質感が向上していくのを実感できるはずです。
失敗しない!パーマ当日のヘアオイルの塗り方ステップ
パーマの形を崩さず、均一にケアするための具体的な手順をご紹介します。
ステップ1:タオルドライは「優しく叩く」
お風呂上がり、濡れた髪を拭く時にガシガシ擦るのは厳禁です。濡れた状態の髪は非常に弱く、摩擦でパーマが伸びやすくなります。タオルで髪を挟み、ポンポンと優しく叩くようにして水分を吸い取ってください。
ステップ2:適量を手のひらで伸ばす
オイルの量は、ショートなら1プッシュ、ロングでも1.5〜2プッシュ程度が目安です。手のひらに出したら、指の間までしっかり広げてください。こうすることで、髪の一部にドバッとつくのを防ぎ、ムラなく馴染ませることができます。
ステップ3:毛先から揉み込むように付ける
付ける順番が重要です。まずは最も乾燥している「毛先」から。手で髪を握るようにして、下から上へ「クシュクシュ」と揉み込みます。
次に中間部分へ。決して上から下へ手ぐしで引っ張らないでください。カールの形を手のひらで支えながら馴染ませるのがコツです。
ステップ4:根元には付けない
手に残ったわずかなオイルを表面にサッとなでつける程度で十分です。地肌や根元にオイルがつくと、トップの立ち上がりがなくなってしまい、古い印象のスタイルになってしまいます。
パーマをかけた日の夜に気をつけたいNG習慣
ヘアオイルを正しく使っていても、他の習慣でパーマを台無しにしてしまうことがあります。以下のポイントには注意してください。
シャンプーは24時間空けるのが理想
美容師さんからも言われることが多いと思いますが、パーマ当日のシャンプーは控えましょう。パーマ液の反応は、実は施術後も数時間は続いています。完全に定着する前に洗浄力が強いシャンプーで洗ってしまうと、カールが弱くなる原因になります。
もしどうしてもスッキリしたい場合は、お湯だけで流す「湯シャン」にとどめ、その後しっかり ヘアトリートメント でケアする程度にしましょう。
自然乾燥は絶対にダメ
「熱を当てるとパーマが傷みそう」という理由で自然乾燥にする方がいますが、これは逆効果です。濡れた状態が長く続くとキューティクルが開いたままになり、栄養が逃げてしまいます。
また、自然乾燥だと髪の重みでカールが伸びた状態で固まってしまいます。ヘアオイルを塗った後は、必ずドライヤーで乾かしましょう。
ドライヤーの風量と向きに注意
強風で勢いよく乾かすと、パーマがバラバラになって広がってしまいます。弱風モードを使い、手でカールを丸く持ち上げながら、その中に風を送り込むイメージで乾かしてください。
仕上げに冷風を当てると、オイルの成分が定着しやすくなり、ツヤ感がグッと増します。マイナスイオンドライヤー をお持ちの方は、ぜひ活用してください。
種類別!パーマの質感を活かすオイルの使い分け
パーマの種類によって、ベストな質感は異なります。自分のパーマに合わせた微調整を行いましょう。
デジタルパーマの場合
熱を加えて形状を記憶させるデジタルパーマは、乾いた時に最も綺麗にカールが出ます。そのため、少し粘性のある ヘアミルク を馴染ませてから乾かし、仕上げに少量のオイルを重ねる「ダブル使い」が相性抜群です。コテで巻いたような、弾力のある質感をキープできます。
コールドパーマ(一般的なパーマ)の場合
濡れている時にカールが強く出るのが特徴です。ムース状のスタイリング剤も良いですが、日常のケアなら水分量の多い ヘアオイル ミスト が便利です。セミウェットな質感を目指すと、今っぽくオシャレに決まります。
翌朝のスタイリングが楽になる!寝る前のひと工夫
パーマをかけた日の夜、しっかりケアして寝れば翌朝の時短に繋がります。
ナイトキャップの活用
寝返りによる摩擦は、パーマの大敵です。シルク製の ナイトキャップ を被ることで、髪の水分を保ちながら摩擦ダメージを最小限に抑えられます。翌朝、キャップを外した時の髪のしっとり感に驚くはずです。
緩めに結んで寝る
ロングヘアの方は、シュシュなどで頭のてっぺんに緩くお団子を作って寝るのも一つの手です。重力でカールが潰れるのを防ぐことができ、翌朝ほどいた時にボリュームが維持されます。この時も、毛先に ヘア美容液 を一滴足しておくと、より効果的です。
定期的なメンテナンスでパーマを長く楽しもう
ヘアオイルでのデイリーケアに加え、週に1〜2回のスペシャルケアを取り入れると、パーマの寿命はさらに伸びます。
集中トリートメントの導入
パーマヘア専用の 集中ヘアマスク を週に一度使用してみてください。オイルだけでは補いきれない髪内部のタンパク質を補給することで、カールの弾力が復活します。
紫外線対策も忘れずに
実は、紫外線もパーマの結合を弱める原因になります。外出前にはUVカット効果のある ヘアフレグランス や、オイルミストをサッと振る習慣をつけましょう。
パーマをかけた日のヘアオイルまとめ
パーマをかけた日のヘアケア、いかがでしたでしょうか?「オイルを使ってもいいのかな?」という不安が、この記事で「使ったほうが綺麗になれる!」という確信に変わっていれば嬉しいです。
大切なポイントを最後におさらいしましょう。
- パーマをかけた当日のヘアオイルは使用推奨。乾燥から髪を守る必須アイテム。
- 重すぎるオイルは避け、毛先を中心に揉み込むように付ける。
- 引っ張る力は厳禁。カールの形を優しく守るように馴染ませる。
- 当日のシャンプーは避け、ドライヤーで正しく乾かすことが鉄則。
パーマは、あなたの表情を明るく、毎日のスタイリングを楽しくしてくれる魔法のような施術です。お気に入りの ヘアオイル を見つけて、サロン帰りの美しいカールを一日でも長くキープしてくださいね。丁寧なケアを重ねるほど、髪はその愛情に応えてくれるはずですよ。

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