「ワックスだけだと髪がパサついて見えて、なんだか老けた印象になる……」
「ヘアオイルだけだと束感が出ないし、お昼過ぎにはペタッとしてしまう」
そんな髪型の悩みを抱えていませんか?実は、いまどきの「こなれ感」があるおしゃれな髪型を作っている人の多くは、ヘアオイルとワックスを上手に使い分けているんです。
でも、いざ自分でやってみようと思うと「どっちを先に塗ればいいの?」「混ぜて使っても大丈夫?」と疑問が湧いてきますよね。適当にやってしまうと、ただのベタついた髪に見えてしまう危険も。
そこで今回は、美容のプロも実践しているヘアオイルとワックスを併用する正しい順番や、理想の質感を作るための混ぜ方のコツを徹底解説します。明日からのスタイリングが劇的に楽しくなるテクニックを、ぜひチェックしてみてくださいね。
ヘアオイルとワックスを併用するメリットとは?
なぜわざわざ2つのアイテムを一緒に使うのでしょうか。その理由は、単体では出せない「絶妙なニュアンス」が手に入るからです。
まず、ヘアオイルの最大の強みは「保湿」と「ツヤ」です。髪の表面をコーティングして、乾燥による広がりを抑え、内側から発光するような潤いを与えてくれます。しかし、オイルには形をキープする力(セット力)がほとんどありません。
一方で、ワックスは「動き」や「束感」を作るのが得意です。髪に表情をつけ、その形を長時間キープしてくれます。ただ、ワックスの種類によっては髪がマット(艶消し)に寄ってしまい、ダメージ毛だとパサつきが目立ってしまうことも。
この2つを組み合わせることで、以下のメリットが生まれます。
- 乾燥を防ぎながら理想の動きを作れる
- ワックスの伸びが良くなり、ムラなく馴染む
- トレンドの「濡れ髪(ウェットヘア)」が簡単に作れる
- 時間が経ってもスタイルが崩れにくい
まさに、お互いの弱点を補い合い、長所を最大限に引き出す最強のコンビネーションと言えるでしょう。
基本はこれ!ヘアオイルとワックスを「重ねる」正しい順番
併用する場合、最もスタンダードで失敗が少ないのが「重ね付け」です。この時の順番は、スキンケアをイメージすると分かりやすくなります。
スキンケアでは、まず化粧水や美容液で肌を整えてから、ファンデーションを塗りますよね。髪も同じです。
1. まずはヘアオイルで土台を整える
最初に使うのはヘアオイルです。タオルドライ後の濡れた髪、あるいは乾いた状態の髪にベースとして馴染ませます。
これにより、髪の内部に潤いを閉じ込め、表面を滑らかに整えることができます。土台が整っていると、後から塗るワックスの引っかかりが少なくなり、ダメージを抑えながらスタイリングできるようになります。
まずは1プッシュ程度を手のひらに広げ、髪の中間から毛先に向かって手ぐしを通すように付けましょう。この時、根元付近には付けないのが鉄則です。
2. ワックスで動きとキープ力をプラス
オイルでベースができたら、次にワックスを使います。手のひらでワックスを十分に透明になるまで伸ばしてから、動きを出したい部分に揉み込んでいきます。
オイルを先に仕込んでいるおかげで、ワックスが少量でもスルスルと髪に馴染むはずです。これにより、ワックスの付けすぎによる重さやベタつきを防ぐことができます。
上級者テクニック!オイルとワックスを「混ぜる」コツ
「重ねる」よりもさらに自然で、柔らかな質感を作りたい時におすすめなのが、手のひらで2つを「混ぜてから塗る」テクニックです。
最近のサロンワークでもよく使われる手法で、ワックスの操作性が劇的に向上します。
黄金比率を見つけよう
混ぜる時の比率は、自分の髪質や目指したいスタイルによって調整するのがポイントです。
- ツヤと色っぽさを出したい(ウェット重視)ワックス 1:オイル 2ヘアオイルを多めに混ぜることで、とろみのある質感になります。タイトなまとめ髪や、アンニュイなパーマスタイルにぴったりです。
- ふんわり感と形を維持したい(キープ重視)ワックス 2:オイル 1ヘアワックスをメインにすることで、立ち上がりや束感をしっかり作れます。オイルが混ざることで、ハードワックス特有の「ガチガチ感」が和らぎ、手直しがしやすいスタイルになります。
- 迷ったらまずはこれ(標準バランス)ワックス 1:1 オイル初心者の方でも扱いやすい、最もバランスの良い配合です。程よいツヤと、自然なまとまり感が手に入ります。
混ぜる時の注意点
手のひらに両方を出したら、体温で温めるようにして白っぽさがなくなるまでしっかり練り合わせましょう。混ざり方が甘いと、髪に付けた時にベタつきのムラができてしまいます。
また、プロダクト ワックスのようなバームタイプとオイルを混ぜるのも相性が非常に良く、よりオーガニックでヘルシーな質感を楽しめます。
髪質やレングスに合わせた併用アレンジ術
人それぞれ髪の悩みは違いますよね。自分の個性を活かすための具体的なアレンジ方法を見ていきましょう。
剛毛・多毛・くせ毛の方
髪が広がりやすく、ワックスだけでは太刀打ちできないという方は、「オイル先行」の重ね付けがベストです。
まず、キュレル ヘアオイルやイハダ 薬用バームのような、保湿力の高いアイテムを髪の内側にしっかり仕込みます。ボリュームを半分にするようなイメージで、襟足付近から手を差し込んで馴染ませてください。
その後に、セット力の強いワックスを毛先にだけポイント使いすることで、ボリュームを抑えつつ、まとまりのある上品なシルエットが完成します。
軟毛・細毛・猫っ毛の方
髪が柔らかく、オイルを塗るとすぐにペタンとなってしまう方は、混ぜる手法が向いています。
オイル単体だと重すぎるため、ハードタイプのワックスにオイルをほんの1滴だけ混ぜてみてください。ワックスの粘り気がマイルドになり、細い髪でも絡まらずに全体へ塗布できるようになります。根元には絶対に付けず、空気を含ませるように下から上へ持ち上げながらスタイリングするのがコツです。
ショートからボブのレングス
短い髪の方は、束感が命です。SHIRO ヘアオイルのような香りの良いオイルを少量ワックスに混ぜることで、動くたびにツヤが走り、立体感のある都会的なスタイルになります。
前髪のシースルー感を作りたい時は、指先に残った「混ぜた薬剤」で、毛先を数本つまむだけで十分です。
失敗を防ぐためのプロの心得
せっかくの併用も、やり方を間違えるともったいない結果に。以下の3つのポイントは常に意識しておきましょう。
- 「根元」は聖域。触らない!どんなに良いオイルやワックスも、頭皮に近い根元に付くと「数日間洗っていない髪」のように見えてしまいます。必ず中間から毛先に付けることを徹底してください。
- 香りの相性を確認するロアザオイルのように香りが特徴的なアイテムを使う場合、ワックスが無香料でないと、香りがぶつかってしまうことがあります。同系統の香り(柑橘系×柑橘系など)で揃えるか、どちらかを無香料にするのがスマートです。
- シャンプー前の「予洗い」を丁寧にオイルとワックスを併用すると、髪に付着している油分が多くなります。夜のシャンプーでは、まずお湯だけで1〜2分ほどしっかりすすぐ「予洗い」を行いましょう。これだけで泡立ちが良くなり、髪や頭皮への負担を減らしながらすっきりと汚れを落とせます。
併用におすすめの人気アイテム
どんな組み合わせが良いか迷っている方へ、相性の良い代表的なアイテムをご紹介します。
- ツヤ出しの定番: アネッサ ナイトリペア ヘアエッセンス紫外線ダメージをケアしながら、シルクのような手触りにしてくれます。
- ニュアンス作りの味方: uka ヘアワックスベタつかず、素髪のような質感を残しながら形を作れる名品です。
- マルチに使える: ナプラ エヌドット ポリッシュオイルワックスと混ぜる際の相性が抜群で、失敗しにくい質感を作れます。
自分のライフスタイルや好みの質感に合わせて、お気に入りのセットを見つけてみてください。
ヘアオイルとワックスを併用する順番とコツのまとめ
いかがでしたか?最後に、今回ご紹介した大切なポイントをおさらいしましょう。
- 基本の順番は「オイルが先、ワックスが後」
- 時短でおしゃれに見せるなら「手のひらで混ぜる」のが正解
- 比率は髪質に合わせて調整(ツヤならオイル多め、形ならワックス多め)
- 根元には付けず、中間から毛先へ馴染ませる
ヘアオイルとワックスを併用する順番を守り、自分の髪質に合った混ぜ方のコツを掴めば、美容室帰りのような「こなれ感」は誰でも手に入れられます。
単体では表現できなかった繊細なツヤと動き。この2つのアイテムを使いこなして、毎日の鏡に映る自分をもっと好きになってくださいね。まずは明日の朝、オイルを1滴ワックスに混ぜるところから始めてみましょう!

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