毎日の家事の中で、地味に重労働なのがお風呂掃除ですよね。かがんでゴシゴシ、腰は痛いし冬場は冷たいし……。そんな悩みを解決してくれる救世主が「こすらない洗剤」です。
中でも圧倒的なシェアを誇るのが、ライオンのバスタブクレンジングと、花王のバスマジックリン エアジェット。
「どっちも同じでしょ?」と思ったら大間違いです。実はこの2つ、使い心地から汚れの落ち方まで、驚くほど個性が違います。今回は、どっちを買うべきか迷っているあなたのために、両者を徹底的に比較して「結局どっちが最強なのか」を解説します!
なぜ「こすらなくていい」のか?その驚きの仕組み
そもそも、なぜスポンジでこすらなくても汚れが落ちるのでしょうか。そこにはメーカーの技術の結晶が詰まっています。
バスタブクレンジングが注目したのは、浴槽のザラつきの正体である「カルシウム」です。水道水に含まれるカルシウムが、皮脂汚れと結びついて浴槽にこびりつくのですが、この洗剤はカルシウムを無力化して汚れの結合を解いてしまいます。だから、シャワーで流すだけでツルツルになるんですね。
一方、バスマジックリン エアジェットは、泡の質と速効性にこだわっています。吹きかけた瞬間に汚れを浮かせ、素早く分解する処方です。連射ミストによって、どんなに広い浴槽でもムラなく泡が密着し、汚れの芯まで浸透していくのが特徴です。
どちらも「化学の力」で汚れを剥がしているので、私たちが無理に力を入れる必要はもうありません。
ライオン「バスタブクレンジング」の使い心地とメリット
バスタブクレンジングの最大の魅力は、なんといってもその「圧倒的な拡散力」にあります。
一回のレバー操作で、霧吹きというよりは「ミストのカーテン」のような広がり方を見せます。横にスライドさせながらシュッとひと吹きするだけで、浴槽の端から端まで青いミストが覆ってくれる快感は、一度味わうとクセになりますよ。
- 1回で広範囲をカバーできるレバーを引く回数が少なくて済むので、とにかくスピーディーに終わらせたい人に最適です。
- 「銀イオンプラス」が優秀ラインナップにある「銀イオンプラス」を選べば、除菌だけでなく、あの厄介なピンク汚れや排水口のヌメリまで予防してくれます。
- 放置時間は60秒シュッとかけて1分待つだけ。体を洗っている間に終わってしまうほどの短時間です。
ただし、ミストが非常に細かいため、使うときはなるべく低い位置から吹きかけるのがコツです。高い位置から撒くと、空気中に舞いやすくなって「むせる」ことがあるので注意しましょう。
花王「バスマジックリン エアジェット」の使い心地とメリット
後発として登場したバスマジックリン エアジェットは、これまでのスプレーの常識を覆す操作性が売りです。
注目すべきは、テコの原理を応用した特殊なトリガー。これが驚くほど軽いんです。指一本でも引けるくらいの軽さで、さらに引き切ると「シューーーッ」と長く噴射し続けます。これをメーカーは「連射ミスト」と呼んでいます。
- 指が疲れにくい握力の弱い方や、お風呂掃除の回数が多い大家族の方には、この「軽さ」は最大のメリットになります。
- 泡切れが異常に早い「エアジェット」という名前の通り、シャワーを当てた瞬間にサァーッと泡が消えていきます。すすぎの時間が短縮できるのは嬉しいポイント。
- 放置時間は驚きの30秒バスタブクレンジングの半分、わずか30秒で完了です。まさに「爆速」のお掃除体験ですね。
泡自体は非常に薄く、ピタッと浴槽に張り付くような質感です。ムラなく丁寧に塗布したい、という几帳面な方にはこちらの方が向いているかもしれません。
徹底比較!コスパと洗浄力で選ぶなら?
さて、気になるのは「結局どっちが安くて、どっちが落ちるの?」という点ですよね。
洗浄力に関しては、正直なところ「互角」です。どちらも毎日のお風呂掃除でつく皮脂汚れなら、完璧に落としてくれます。ただし、数週間放置してカチカチに固まった石鹸カスや、鱗状になった水垢は、どちらを使っても一度はスポンジでこすらないと厳しいのが現実です。あくまで「日々の汚れを溜めないためのツール」だと考えましょう。
コスパについては、使い手の「加減」に左右されます。
バスタブクレンジングは1回で広範囲に飛ぶので、無駄打ちが少なくなります。対してバスマジックリン エアジェットは、あまりの引き心地の良さに、ついつい何度も連射してしまい、気づいたら中身が空っぽ……なんてことも。
1回あたりの噴霧量をしっかり守れば、どちらも1本で約1ヶ月(毎日使用)程度は持ちますが、従来の「こするタイプ」の洗剤に比べると、消費スピードは早め。その分を「時間と体力を買っている」と割り切れるかどうかが分かれ目ですね。
失敗しないための「こすらない掃除」の極意
「使ってみたけど、あんまり落ちなかった」という経験がある方。もしかしたら、使い方が少しだけ間違っているかもしれません。100%の性能を引き出すためのコツをお伝えします。
まず、一番大切なのは「浴槽が濡れている状態で使う」ことです。
乾いた浴槽に直接かけると、洗剤が一部に吸収されてしまい、うまく広がりません。お風呂上がりの濡れた状態、あるいはシャワーでサッと流した後にスプレーするのが鉄則です。
次に、「上から下へ」の順序を守ること。
浴槽の上縁からシュッとかければ、重力で洗剤が下へ垂れていきます。この「液だれ」が汚れを巻き込んで落としてくれるので、自分で全面に塗りたくる必要はありません。
そして最後に、シャワーでの「流し方」です。
ただ水をかけるのではなく、少し強めの水圧で、汚れを押し流すイメージでシャワーを当ててください。これだけで、洗い上がりのツルツル感が全く違ってきます。
タイプ別診断!あなたに合うのはどっち?
ここまで読んで「まだ決められない!」というあなたへ。タイプ別にどちらがおすすめかまとめました。
バスタブクレンジングがおすすめな人
- とにかく一瞬で終わらせたい。
- ピンク汚れや除菌も同時に済ませたい。
- 一度に広範囲をカバーする爽快感が好き。
- 信頼と実績の定番商品を選びたい。
バスマジックリン エアジェットがおすすめな人
- 握力が弱く、スプレーを何度も引くのが指に負担。
- 30秒でも早く掃除を終わらせたい。
- シャワーでの泡切れの良さを重視する。
- 最新の「連射ミスト」のギミックを体感したい。
もし迷ったら、まずはバスタブクレンジングの銀イオンプラスから試してみるのが王道かもしれません。そのあとで、スプレーの引き心地が気になるならバスマジックリン エアジェットに乗り換えてみる、という流れが失敗しにくいですよ。
お風呂掃除の常識を変えて、自分時間を増やそう
「お風呂掃除はこするもの」という固定観念を捨てると、生活が本当に楽になります。
今回紹介したバスタブクレンジングやバスマジックリン エアジェットを導入することで、毎日5分から10分の時間が浮くはずです。その時間でゆっくりコーヒーを飲んだり、スキンケアに時間をかけたり。家事のストレスを減らすことは、QOL(生活の質)を上げることそのものです。
最初は「本当に流すだけでいいの?」と半信半疑かもしれませんが、一度あのツルツルの浴槽を体感したら、もうスポンジには戻れなくなるでしょう。
特に入浴直後の温かい浴槽なら、汚れ落ちはさらにアップします。お風呂から上がるついでにシュッシュッと済ませて、いつも清潔でピカピカなバスタイムを手に入れてくださいね。
バスタブクレンジングとエアジェットを徹底比較!こすらず落ちる最強はどっち?
最後に、どちらを選んでも後悔しないほど、今の日本の洗剤技術は進化しています。
ライオンのバスタブクレンジングによる「無力化洗浄」の安心感を取るか、花王のバスマジックリン エアジェットによる「連射ミスト」の軽快さを取るか。
あなたのライフスタイルや、手の大きさに馴染む方を相棒に選んでみてください。面倒だったお風呂掃除が、明日からはちょっとした「楽しいイベント」に変わるかもしれませんよ!

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