「パック(シートマスク)には美容液がたっぷり入っているから、これだけでスキンケアを終えても大丈夫だよね?」
そんなふうに思っていませんか?実は、パックをしたあとに「乳液」で仕上げをするかどうかで、翌朝の肌のコンディションは天と地ほどの差が出るんです。せっかく贅沢な成分を肌に届けたのに、やり方を間違えると逆にお肌を乾燥させてしまうことも。
今回は、パックのあとの乳液が必要な理由から、美肌を目指すための正しい順番、さらにはSNSで話題の裏技まで、あなたのスキンケアをワンランクアップさせる情報をお届けします。
なぜパックのあとに乳液が必要なの?
パックを使った後の肌は、水分をたっぷり含んでプルプルしていますよね。でも、その状態はとても無防備なんです。
パックに含まれる成分の多くは「水分」や「水溶性の美容成分」です。水分は肌に留まる力が弱く、放っておくとどんどん空気中に蒸発してしまいます。このとき、肌にもともとあった水分まで一緒に連れていってしまう「過乾燥」という現象が起きることがあるんです。
そこで登場するのが乳液です。乳液に含まれる「油分」が肌の表面に薄い膜を張り、パックで補給した潤いをギュッと閉じ込める「フタ」の役割を果たしてくれます。このフタがないと、どんなに高級なパックを使っても、その効果は半減してしまうといっても過言ではありません。
失敗しない!スキンケアの正しい順番
「どのタイミングでパックを挟めばいいの?」と迷う方も多いはず。まずは基本のルーティンをおさらいしましょう。
- 洗顔まずは肌の汚れや余分な皮脂を落とし、成分が浸透しやすい土台を作ります。
- 導入液・化粧水いきなりパックを貼るよりも、軽く化粧水で肌を整えたほうがシートの美容液がなじみやすくなります。
- パック(シートマスク)ここで主役の登場です。ルルルンやメディヒールなど、お気に入りのパックで10分〜15分ほどお肌を潤します。
- 美容液もし美白やエイジングケアなど、特定の悩み向けの美容液を使っているなら、パックの後になじませるのが一般的です。
- 乳液・クリーム最後に必ず乳液でフタをします。これでスキンケアが完結します。
最近では「洗顔後すぐに使うタイプ」や「これ一つで完了するオールインワンタイプ」のパックも増えています。その場合は、商品のパッケージに書かれている指示を優先してくださいね。
注意!パックの「つけすぎ」が逆効果になる理由
「もったいないから」と、シートが乾くまで30分以上貼り続けていませんか?これは、スキンケアにおいてもっとも避けたいNG習慣の一つです。
シートマスクが乾き始めると、今度はシートが肌の水分を吸い上げ始めてしまいます(これを逆浸透といいます)。せっかく潤した肌が、パックを長くつけすぎたせいでカピカピになってしまうのは悲しいですよね。
必ず「まだシートが湿っているな」と感じる段階、だいたい10分から15分程度で剥がすのが、パック後の乳液をより効果的に活かす秘訣です。
美容通が実践する裏技「乳液仮面返し」とは?
パックの効果を2倍にも3倍にも引き出したいなら、ぜひ試してほしいのが「乳液仮面返し」というテクニックです。驚くほど肌がもっちりすると話題の方法をご紹介します。
やり方はとても簡単。
まず、いつも通り顔にパックを貼ります。10分ほど経って、そろそろ剥がそうかなというタイミングで、シートの上から乳液をたっぷりと塗り広げます。
そのあと、シートを裏返して、乳液を塗った面を肌に密着させるように貼り直します。そのままさらに10分ほど置くだけです。こうすることで、水分と油分が同時に、しかも密閉された状態で肌に浸透し、エステ帰りのような吸い付く肌に仕上がります。
肌質やシーンに合わせたパックと乳液の組み合わせ
肌の状態や時間帯によって、ケアの方法を少し工夫するとさらに快適になります。
ベタつきが苦手な人の場合
パックの美容液がかなり濃厚なタイプなら、乳液はサラッとしたテクスチャのジェル乳液を選ぶと良いでしょう。顔全体に塗るのが重く感じるなら、乾燥しやすい目元や頬だけに塗り、Tゾーンは薄く伸ばす程度にするのがおすすめです。
朝のメイク前の場合
朝にパックをする場合は、乳液の量に注意です。油分が多すぎるとメイク崩れの原因になります。乳液を塗ったあと、手のひらで顔全体を優しく包み込む「ハンドプレス」を念入りに行い、しっかり肌になじんでから下地を塗るようにしましょう。
乾燥がひどいとき
冬場やエアコンで肌がカサカサのときは、パックのあとに乳液だけでなく、さらに保湿クリームを重ねるのが正解です。乳液で肌を柔らかくし、クリームでより強固なバリアを作るイメージです。
薬機法と安全なスキンケアのために
スキンケア製品を選ぶ際は、自分の肌質に合ったものを選ぶことが大切です。例えば「美白」をうたう製品は、厚生労働省が認めた有効成分が配合されている「医薬部外品」を選ぶと、より目的が明確になります。
また、パック中にピリピリとした刺激を感じた場合は、すぐに使用を中止してください。お肌のバリア機能が低下しているサインかもしれません。そんなときは、刺激の少ない低刺激乳液やキュレルのような敏感肌向けブランドで優しく保護してあげましょう。
パックのあとに乳液で仕上げることで未来の肌が変わる
毎日のスキンケアは、積み重ねが何より大切です。「今日は疲れたからパックだけでいいや」と手を抜きたくなる夜もありますが、そこをグッとこらえて乳液をひと塗りする。その数十秒の習慣が、数年後のあなたの肌を支える土台になります。
パックはあくまで「特別な水分補給」。その潤いを逃さず、自分のものにするためには、乳液という頼もしい味方が必要不可欠なのです。
もし、今までパックだけで終わらせていたのなら、今夜からぜひ乳液を取り入れてみてください。翌朝、洗顔をするときに自分の肌に触れるのがきっと楽しみになるはずですよ。
正しい知識を持ってパックのあとに乳液を使うことで、あなたの肌が持つ本来の輝きを引き出し、毎日を自信に満ちた笑顔で過ごせるよう応援しています。

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