「スキンケアの順番を変えるだけで、肌がふわふわになる」と話題の乳液先行ケア。憧れの美容部員さんや、美肌の友人に勧められて気になっている方も多いのではないでしょうか?
でも、いざ始めようとすると「先に油分を塗って、その後の化粧水が弾かれないの?」とか「逆に肌が荒れたりしない?」といった不安もよぎりますよね。実は、良かれと思って始めた乳液先行ケアも、正しい知識がないとかえってデメリットが目立ってしまうことがあるんです。
今回は、乳液先行ケアに潜むデメリットを深掘りしながら、後悔しないための活用術を分かりやすくお伝えします。
乳液先行のデメリットとは?知っておきたい落とし穴
「洗顔後、すぐに乳液」というステップは、従来のスキンケアの常識を覆すものです。だからこそ、自分の肌質や使い方を間違えると、思わぬ肌トラブルを招く可能性があります。まずは、多くの人が直面しやすいデメリットから見ていきましょう。
1. コットンによる摩擦が肌の負担になる
多くの乳液先行ブランドでは、手ではなく「コットン」での使用を推奨しています。これは、乳液を肌のすみずみまで均一に行き渡らせるためなのですが、ここに大きな落とし穴があります。
使う乳液の量が少なすぎたり、コットンの質が硬かったりすると、肌の表面(角層)を常にヤスリでこすっているような状態になってしまいます。すると、肌のバリア機能が低下し、赤みやヒリつきを感じる原因になるのです。
2. コストパフォーマンスの問題
乳液先行ケアを成功させる鍵は「贅沢な量を使うこと」にあります。通常、1回の使用量は3ポンプ程度。これは、一般的な乳液の倍近い量です。
さらに、質の良いコットンも消耗品として買い続ける必要があるため、どうしても月々のスキンケア代が膨らみがちです。コストを抑えようとして量をケチってしまうと、前述の摩擦ダメージが増えるという悪循環に陥ってしまいます。
3. 肌質によってはニキビやベタつきの原因に
もともと皮脂分泌が盛んな脂性肌の方や、ニきびができやすい時期の方が乳液をたっぷり先に塗ると、毛穴を塞いでしまうリスクがあります。
洗顔後の無防備な肌にダイレクトに油分を送り込むため、肌が「もうお腹いっぱい!」という状態になり、その後の化粧水が馴染まずに表面で浮いてしまうことも。結果として、メイク崩れがひどくなったり、Tゾーンのテカリが加速したりすることもあります。
普通の乳液を先に使うのはNG!「浸透しない」理由
ここで絶対に注意してほしいのが、「今持っている普通の乳液を先に塗ればいい」というわけではないということです。
一般的な乳液は、スキンケアの最後に「蓋」をする役割を担っています。水分の蒸発を防ぐために、分子の大きな油分で肌表面をコーティングするように作られているんです。そんな「蓋」を最初に塗ってしまったらどうなるでしょうか?
当然、後から塗る化粧水は弾かれてしまい、肌の奥まで届きません。これが「乳液先行は意味がない」と言われる最大の原因です。
乳液先行ケアを行うなら、必ずアルビオン 乳液やコスメデコルテ 乳液といった、先行専用に開発されたアイテムを選んでください。これらは、後から使う化粧水の通り道を作る「導入」の役割を果たす特殊な処方になっています。
デメリットを回避して「理想のふわ肌」を手に入れるコツ
デメリットを理解した上で、それでも乳液先行ケアが愛されるのは、正しく使えば驚くほど肌が柔らかくなるからです。失敗しないためのポイントを整理しました。
使用量を絶対にケチらない
コットンがひたひたになり、裏まで透けるくらいの量を使いましょう。肌の上でコットンが滑る感覚があれば、摩擦は最小限に抑えられます。指先ではなく、中指と薬指に乗せて、顔の中心から外側へ優しく滑らせるのが鉄則です。
自分の肌状態を観察する
毎日必ず乳液先行にしなければならない、という決まりはありません。
- 生理前でニキビができそうな時
- 夏場の湿気がひどく、肌がベタつく時
- 肌が敏感で、コットンの刺激が怖い時こうした時は、無理をせず「化粧水→乳液」の通常ステップに戻すか、手で馴染ませるように切り替えましょう。
最後の仕上げを忘れない
先行乳液は「肌をほぐして耕す」役割です。その後に化粧水で水分をたっぷり補給したら、最後は美容液やクリーム、あるいは通常の保護用乳液でしっかりと密閉してください。これを行わないと、せっかく補給した水分が逃げてしまい、乾燥を招く原因になります。
どんな人が乳液先行に向いている?
メリットとデメリットを天秤にかけた時、特におすすめしたいのは以下のような方です。
- 肌がゴワついて硬くなっている方洗顔後すぐに乳液を馴染ませることで、角層が潤いで満たされ、ガサガサした肌がふっくらと柔らかくなります。
- 化粧水が肌に入っていかないと感じる方導入の役割を持つ先行乳液が、潤いのルートを作ってくれるので、その後の化粧水の浸透実感が変わります。
- 乾燥によるくすみが気になる方肌のキメが整うことで光を綺麗に反射するようになり、パッと明るい印象を目指せます。
一方で、敏感肌でコットンを使うのが不安な方は、低刺激 コットンなどの肌当たりの優しいものを選ぶか、あるいは導入美容液(ブースターセラム)から試してみるのも一つの手です。
賢く選んでトラブル回避!乳液先行ケアの始め方
乳液先行ケアを始める際は、まずサンプルから試すことを強くおすすめします。自分の肌が油分にどう反応するか、コットンでのケアが負担にならないかを2〜3日かけてチェックしてみてください。
また、季節に合わせて乳液のタイプを変えるのも賢い方法です。乾燥する冬はしっとりタイプ、ベタつきが気になる夏はさっぱりタイプを選ぶことで、先行ケアのデメリットである「重さ」を調整できます。
スキンケアに「絶対」の正解はありません。自分の肌の声を聞きながら、心地よいと感じる方法を取り入れていくのが、美肌への一番の近道です。
乳液先行のデメリットとは?肌トラブルを防ぐコツと失敗しない選び方のまとめ
いかがでしたでしょうか。乳液先行ケアは、正しく取り入れれば「肌の質感が変わった!」という感動を味わえる素晴らしい美容法です。
しかし、今回ご紹介したような「摩擦」「コスト」「肌質との相性」といったデメリットを無視してしまうと、せっかくの投資が逆効果になってしまうこともあります。
- 専用の先行乳液を使用すること
- コットンにはたっぷりの量を含ませること
- 肌の状態が悪い時はお休みすること
この3点を守るだけで、トラブルのリスクはぐんと下がります。
もし、コットンの摩擦がどうしても気になるなら、導入美容液を併用して、肌を労わりながらケアを進めてみてくださいね。あなたの肌が、指で触れるたびに嬉しくなるような「ふわふわ肌」に近づくことを応援しています!

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