「肌の乾燥が止まらない」「何を使ってもカサカサする」……そんな悩みを抱える方にとって、今や救世主とも言える存在が「ヘパリン類似物質」を配合したアイテムです。かつては皮膚科でもらうものというイメージが強かったヘパリン類似物質ですが、最近ではドラッグストアや通販で手軽に買える化粧水タイプが激増しています。
しかし、いざ選ぼうとすると「医薬品」と「医薬部外品」の違いや、ブランドごとの特徴が分かりにくく、迷ってしまうことも多いはず。そこで今回は、乾燥肌に悩むあなたにぴったりのヘパリン類似物質配合の化粧水を厳選。その驚きの保湿力の秘密から、失敗しない選び方まで徹底的に解説します。
なぜ「ヘパリン類似物質」が最強の保湿成分と言われるのか
乾燥肌向けの成分には、ヒアルロン酸やセラミドなど有名なものがたくさんありますよね。その中でも、なぜヘパリン類似物質がこれほどまでに支持されているのでしょうか。その理由は、この成分が持つ「3つのアプローチ」にあります。
まず1つ目は、圧倒的な「保湿作用」です。ヘパリン類似物質は、肌の角質層のさらに奥まで浸透し、細胞レベルで水分を抱え込む働きがあります。一時的に肌表面を潤すだけの一般的な化粧水とは違い、肌そのものの保水機能を高めてくれるのが最大の特徴です。
2つ目は「血行促進作用」。肌の血流を良くすることで、新しい肌に生まれ変わるサイクル(ターンオーバー)をサポートします。そして3つ目は「抗炎症作用」。乾燥によって荒れてしまった肌の炎症を鎮め、健やかな状態へと導いてくれます。
この「守り」と「攻め」を同時にこなす多機能さこそ、ヘパリン類似物質が最強と言われるゆえんなのです。
失敗しないための「医薬品」と「医薬部外品」の見極め方
ヘパリン類似物質を配合した製品を探していると、パッケージに「第2類医薬品」と書いてあるものと、「医薬部外品(薬用)」と書いてあるものの2種類があることに気づくはずです。ここが最も重要な選び方のポイントになります。
「第2類医薬品」は、文字通り「薬」です。配合されているヘパリン類似物質の濃度が高く(一般的に0.3%)、ひび割れやあかぎれ、粉を吹くほどの深刻な乾燥肌を「治療」することを目的としています。効果が高い反面、肌の状態が改善したら使用を控えるなど、あくまで一時的なケアに適しています。
一方で「医薬部外品」は、日常的なスキンケアとして毎日使い続けることを前提に作られています。ヘパリン類似物質の濃度は医薬品よりは控えめですが、その分、美容成分が配合されていたり、テクスチャーが心地よかったりと、化粧水としての完成度が高いのが特徴です。「乾燥を予防したい」「ずっと潤いのある肌をキープしたい」という方は、こちらの医薬部外品タイプを選びましょう。
ヘパリン類似物質の化粧水おすすめ10選!乾燥知らずの肌へ
それでは、今チェックしておくべき注目のアイテムを厳選してご紹介します。自分の肌状態や好みの使用感に合わせて選んでみてくださいね。
1. カルテHD モイスチュア ローション
カルテHD モイスチュア ローション「ヒルドイド」の製造販売元であるマルホと、化粧品大手のコーセーがタッグを組んで生まれた傑作。とろみのあるテクスチャーが肌に吸い付くように馴染み、圧倒的な安心感を与えてくれます。毎日使いやすい、まさに「ヘパリン化粧水の王道」と言える一品です。
2. ヒルマイルド ローション
ヒルマイルド ローションテレビCMでもお馴染みの健栄製薬が展開する、第2類医薬品のローションです。さらっとした乳液状の液体が、深刻な乾燥肌にしっかり浸透。顔だけでなく全身に使えるので、特に乾燥がひどい季節のレスキューアイテムとして常備しておきたい1本です。
3. イハダ 薬用ローション(とてもしっとり)
イハダ 薬用ローション資生堂が敏感肌向けに展開するイハダシリーズ。ヘパリン類似物質に加え、高精製ワセリンを配合しているのが強みです。密封力が非常に高く、バリア機能が低下して刺激を受けやすくなった肌を優しく守り抜いてくれます。
4. HPローション
HPローションこちらはさらさらの水のようなテクスチャーが特徴の医薬品タイプ。ベタつきが一切ないので、脂性肌だけどインナードライに悩んでいる方や、男性の髭剃り後のケアにも最適です。無色透明で香料も含まれていないため、薬感覚でシンプルに使えます。
5. 肌ラボ 極潤 薬用浸透化粧水
肌ラボ 極潤 薬用浸透化粧水ドラッグストアの定番、肌ラボからもヘパリン類似物質配合モデルが登場。圧倒的なコストパフォーマンスで、惜しみなくバシャバシャと使えるのが最大のメリット。プチプラながら、しっかりと肌の土台を整えてくれる実力派です。
6. ノ・アルフレ 薬用ヘパリンローション
ノ・アルフレ 薬用ヘパリンローションポンプ式で使い勝手が良く、家族全員でシェアできる大容量タイプ。低刺激設計にこだわっており、小さなお子様の乾燥ケアにも選ばれています。お風呂上がりのスピード保湿に欠かせない存在になるはずです。
7. アドライズ アクティブローション
アドライズ アクティブローション大正製薬が提案する、保湿と美白を同時に叶える薬用化粧品。ヘパリン類似物質に加えてプラセンタエキスを配合しており、乾燥ケアをしながら透明感のある肌を目指したい大人の女性にぴったり。さらりとした使い心地でメイク前にも使いやすいです。
8. ロート製薬 ヘパソフトプラス
ヘパソフトプラス乾燥による「かゆみ」が気になる方におすすめなのがこちら。ヘパリン類似物質にかゆみを抑える成分をプラスしており、ただ潤すだけでなく、不快なムズムズ感にもアプローチ。冬場の粉吹き肌に悩む方の強い味方です。
9. ナルク 薬用ヘパリンミルクローション
ナルク 薬用ヘパリンミルクローションジェンダーレスで使えるスタイリッシュなデザインが魅力。乳液に近いローションタイプで、これ一本で保湿を完結させることもできる時短アイテムです。べたつかないのにしっとり感が長続きする、絶妙なバランスを実現しています。
10. マツキヨ ヒルメナイドローション
ヒルメナイドローションマツモトキヨシのプライベートブランドから発売されている医薬品。処方薬に近いシンプルな配合で、価格も抑えられているためリピートしやすいのが魅力。身近な店舗ですぐに手に入るという安心感も、日々のケアには大切ですよね。
ヘパリン類似物質の化粧水を使うときの注意点
非常に優れた成分ですが、いくつか知っておくべきポイントがあります。
まず、ヘパリン類似物質には血行を促す作用があるため、「出血性の疾患」がある方は使用を控えなければなりません。血が止まりにくくなる可能性があるからです。また、怪我をしている部位や、目などの粘膜周辺への使用も避けましょう。
また、SNSなどで「ヘパリン類似物質はアンチエイジングに効く」といった極端な噂を目にすることがありますが、これは少し誤解があります。あくまでこの成分の主な役割は「保水機能の正常化」です。肌がしっかり潤うことで結果的に小じわが目立たなくなったり、ハリが出たりすることはありますが、魔法のような若返り薬ではないということは理解しておきましょう。
まとめ:化粧水でヘパリン類似物質を賢く取り入れよう
乾燥肌の救世主、ヘパリン類似物質。その驚異的な保水力は、これまでどんな化粧水を使っても満足できなかった方にこそ、ぜひ体験していただきたいものです。
日常のメンテナンスなら「医薬部外品」、深刻な乾燥を治したいなら「医薬品」と、今の自分の肌に合わせて正しく選ぶことが、理想のモチモチ肌への最短ルート。今回ご紹介した10選を参考に、あなたにとって運命の1本を見つけてみてください。
これからの季節、乾燥に振り回されるのはもう終わりにしませんか?化粧水にヘパリン類似物質を取り入れて、一日中潤いが続く、自信の持てる素肌を手に入れましょう。

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