「朝起きたら鏡を見てガッカリ…」「おでこのテカリが気になって授業に集中できない」
そんな悩み、実はあなただけではありません。思春期は体の中で成長ホルモンが嵐のように吹き荒れている時期。肌が今までとは違う状態になるのは、ある意味、体が元気に成長している証拠でもあります。
でも、放っておくとニキビ跡になってしまったり、自分に自信が持てなくなったりするのは辛いですよね。大切なのは、今の自分の肌で何が起きているかを知り、適切なアイテムで優しくケアしてあげること。
今回は、思春期特有の肌トラブルを解決するための化粧水の選び方や、正しいスキンケアのコツを詳しくお伝えします。
なぜ思春期の肌はベタついてニキビができやすいの?
中学生や高校生になると、多くの方が「急に顔が脂っぽくなった」と感じ始めます。これには明確な理由があります。
成長ホルモンと皮脂の関係
思春期は大人になるための準備期間として、性ホルモンの分泌が急激に増えます。このホルモンが皮脂腺を刺激するため、顔の脂(皮脂)が過剰に作られるようになります。特におでこから鼻にかけての「Tゾーン」は皮脂腺が多く、テカリやベタつきが目立ちやすい場所です。
毛穴の詰まりがニキビの始まり
皮脂がたくさん出ること自体は悪いことではありませんが、思春期の肌はまだ代謝のサイクルが不安定です。出口で古い角質が詰まってしまうと、行き場を失った皮脂が毛穴に溜まります。そこを大好物とする「アクネ菌」が繁殖し、炎症を起こして赤くなるのが思春期ニキビの正体です。
大人のニキビが「乾燥やストレス」で起きるのに対し、思春期は「過剰な皮脂」が主な原因。だからこそ、大人用のしっとりしすぎる化粧水ではなく、思春期の肌に合ったケアが必要なのです。
失敗しない!思春期向け化粧水を選ぶ3つのポイント
ドラッグストアに行くと、棚にはたくさんの化粧水が並んでいますよね。どれを選べばいいか迷ったときは、次の3つの基準をチェックしてみてください。
1. 「医薬部外品」または「薬用」の表記を探す
パッケージに「医薬部外品」や「薬用」と書かれているものは、厚生労働省が認めた有効成分が一定量配合されている証拠です。ニキビを防ぐための殺菌成分や、赤みを抑える抗炎症成分が入っているものを選びましょう。
- グリチルリチン酸ジカリウム:赤みや炎症を抑える代表的な成分です。
- サリチル酸・イソプロピルメチルフェノール:原因となる菌を抑えてくれます。
2. 「ノンコメドジェニックテスト済み」を確認する
「コメド」とはニキビの初期段階である毛穴詰まりのことです。このテストをクリアしている製品は、ニキビの元になりにくい処方で作られています。「これを塗ればニキビが絶対に治る」というわけではありませんが、リスクを減らすための大きな目安になります。
3. オイルフリーやグリセリンフリーを検討する
ベタつきがひどい場合、油分(オイル)が入っていない「オイルフリー」のものが使いやすいでしょう。また、最近注目されているのが「グリセリンフリー」です。グリセリンは優れた保湿成分ですが、一部の研究ではアクネ菌の餌になりやすいとも言われています。ひどい脂性肌で悩んでいるなら、さっぱりした使用感のグリセリンフリータイプを試してみる価値があります。
思春期に試してほしい!おすすめ化粧水ピックアップ
ここでは、手に取りやすく評判の良いアイテムを紹介します。自分の肌質に合わせて選んでみてくださいね。
ニキビ予防の王道ケア
まず検討したいのが、ニキビを防ぐことに特化したラインです。
オルビスクリアフルローションこちらはニキビ肌専用のシリーズとして長く愛されています。保湿成分としてハトムギエキスなどが配合されており、肌のバリア機能を整えながら、毛穴詰まりを防いでくれます。
ビタミンCで皮脂と毛穴をダブルケア
テカリと毛穴の目立ちが気になるなら、ビタミンC配合のものがおすすめです。
メラノCC 薬用しみ対策 美白化粧水ドラッグストアでもおなじみのこのシリーズは、ニキビ予防に有効な成分だけでなく、ビタミンC誘導体が含まれています。皮脂を抑える効果や、肌をキュッと引き締める効果が期待できます。
敏感肌でも使いやすい低刺激タイプ
ニキビがあるけれど、肌がヒリヒリしやすいという方は、アルコール(エタノール)が入っていないものを選びましょう。
キュレル 皮脂トラブルケア 化粧水乾燥するのにベタつく、という混合肌の方にも適しています。セラミドを守りながら、過剰な皮脂を抑える成分が入っているため、優しくケアができます。
コスパ重視でバシャバシャ使いたいなら
顔だけでなく、背中のニキビも気になるという方には大容量タイプが便利です。
ナチュリエ ハトムギ化粧水非常にさっぱりとした使い心地で、ベタつきが苦手な男子にも人気です。これ単体でニキビを治す力は弱いですが、肌を冷やして整える効果があるので、プレ化粧水としても優秀です。
化粧水の効果を半減させる「NGなスキンケア」
せっかく良い化粧水を買っても、使い方が間違っているともったいないですよね。やりがちな失敗をチェックしてみましょう。
- ゴシゴシ洗顔は逆効果:ニキビを消したくて、洗顔料で顔を強くこするのは絶対にNG。肌の表面が傷つくと、逆に守ろうとして皮脂がもっと出てしまいます。
- 1日に何度も洗顔する:顔を洗うのは朝と夜の2回で十分です。洗いすぎると必要な水分まで奪われ、肌がパサパサになってしまいます。
- 化粧水だけで終わらせる:ベタつくからといって、化粧水の後に何も塗らないのは考えもの。水分が蒸発するときに、肌の潤いまで一緒に持っていかれてしまいます。油分の少ないジェルや乳液で、薄くフタをしてあげましょう。
毎日の正しいケア手順
朝と夜、この流れを意識するだけで数週間後の肌が変わってきます。
- 洗顔:しっかり泡立てて、泡をクッションにして優しく洗います。すすぎはぬるま湯(32度くらい)で、20回以上丁寧に。
- 水分を拭き取る:清潔なタオルで、肌を押さえるようにして水分を吸わせます。こすらないでください。
- 化粧水をつける:手、またはコットンにたっぷり取り、顔全体に優しくなじませます。
- 保湿:ベタつきにくい乳液やジェルを、乾燥しやすい頬を中心に薄く伸ばします。
まとめ:思春期におすすめの化粧水10選!ニキビやベタつきを抑える選び方と正しいケア
思春期の肌は、人生の中で最もエネルギーに満ちあふれている状態です。皮脂が出るのは恥ずかしいことではなく、成長の証。大切なのは、その変化を否定せずに「今の自分に合ったお手入れ」を見つけることです。
今回ご紹介したように、自分の肌が「脂っぽいのか」「敏感なのか」をしっかり観察して、適切な成分が入った化粧水を選んでみてください。まずは1ヶ月、優しく丁寧なケアを続けてみましょう。
もし、痛みが強いニキビが増えたり、何を塗っても改善しなかったりする場合は、迷わず皮膚科を受診してください。プロのアドバイスを受けることも、立派なスキンケアの一つです。
自分にぴったりの化粧水を見つけて、鏡を見るのが少しずつ楽しくなる。そんな毎日を目指していきましょう!

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