「お風呂でメイクを落とすのは、湯船に浸かる前?それとも後?」
「シャンプーの後に顔を洗ったほうがいいって聞くけど、本当?」
毎日当たり前のように繰り返すお風呂の時間。でも、クレンジングとお風呂の順番について、実は確信が持てないまま習慣化してしまっている方は少なくありません。
結論からお伝えすると、クレンジングとお風呂の順番には「肌トラブルを防ぐための明確な正解」が存在します。もしあなたが「最近、肌が突っ張る」「毛穴の詰まりが気になる」「フェイスラインにニキビができやすい」と感じているなら、それはクレンジングのタイミングが原因かもしれません。
この記事では、美肌を守るための理想的なクレンジングの順番と、意外と知らないお風呂場でのNG習慣について詳しく解説します。
クレンジングとお風呂の順番は「最後」が正解!その納得の理由
多くの美容専門家や皮膚科医が推奨する理想的な順番は、**「お風呂の最後(または終盤)にクレンジングと洗顔を行うこと」**です。
なぜ、最初ではなく最後なのでしょうか。それには、肌を清潔に保ち、余計な刺激を与えないための3つの大きなメリットがあるからです。
シャンプーなどのすすぎ残しを完全にリセットできる
お風呂の順番で最も気をつけたいのが、シャンプーやトリートメントの成分が顔に残ってしまうことです。
髪を洗うとき、洗浄成分やコンディショニング成分はどうしても顔に付着します。これらは髪を保護するためのものなので、肌に残ってしまうと毛穴を塞いだり、炎症を引き起こしたりして、ニキビや肌荒れの原因になります。
お風呂の最後にクレンジングと洗顔を持ってくることで、髪や体から流れてきた成分をすべて一掃し、まっさらな状態で浴室を出ることができるのです。
蒸気の力で毛穴が開き、汚れが落ちやすくなる
お風呂に入って湯船に浸かると、浴室内の蒸気によって肌の角質が柔らかくなり、毛穴が自然と開きます。この状態でクレンジングを行うと、毛穴の奥に詰まった皮脂汚れやメイク汚れが浮き上がりやすくなります。
無理にこすらなくても汚れが落ちるため、肌への摩擦を最小限に抑えられ、いちご鼻などの毛穴トラブルを防ぐことにもつながります。
クレンジング後の乾燥ダメージを最小限にする
クレンジングをした後の肌は、バリア機能が一時的に低下し、非常に水分が蒸発しやすい無防備な状態です。
もし最初にお風呂でクレンジングをして、その後に20分、30分と入浴を続けてしまうと、浴室にいる間にも肌の乾燥はどんどん進んでしまいます。最後にメイクを落として、そのまま間を置かずにスキンケアへ移行するのが、うるおいを逃さないための鉄則です。
迷わず実践!美肌を育むお風呂ルーティン
それでは、具体的にお風呂に入ってから出るまでの理想的なステップを整理してみましょう。この流れを意識するだけで、数日後には肌の手触りが変わってくるはずです。
- 【入浴前】ポイントメイクを落としておくお風呂に入る前に、アイライナーやマスカラ、濃いリップは専用のポイントメイクリムーバーで落としておきましょう。お風呂の中は湿気が多く、マスカラがふやけてパンダ目になり、かえって落としにくくなることがあるからです。
- 【入浴】まずは髪と体を洗うまずはシャンプー、トリートメント、体を洗う工程をすべて済ませます。この際、顔に泡がついても気にしなくて大丈夫ですが、熱いお湯が顔にかかりすぎないようには注意しましょう。
- 【入浴】湯船に5分〜10分浸かるゆっくりお湯に浸かって、体を芯から温めます。蒸気によって肌がほぐれ、クレンジングの準備が整います。
- 【最終工程】クレンジングと洗顔湯船から上がったら、いよいよクレンジングです。このとき、手が濡れている場合はタオルで軽く水分を拭き取るのがポイント。その後、洗顔料で丁寧に洗い流します。
- 【お風呂上がり】5分以内に保湿浴室を出たら、スピード勝負。タオルで優しく水分を吸い取ったら、すぐに導入美容液や化粧水で水分を補給しましょう。
お風呂でのクレンジングでやってはいけない「3つのNG習慣」
順番を正しく守っていても、やり方が間違っていると肌は悲鳴をあげてしまいます。特にお風呂場という特殊な環境だからこそ陥りやすい落とし穴があります。
1. シャワーを直接顔に当てる
お風呂でクレンジングや洗顔を流す際、ついシャワーを直接顔に当てていませんか?これは「肌の老化を早める」と言われるほど危険な行為です。
顔の皮膚は非常に薄くデリケート。シャワーの水圧は肌にとって強すぎる刺激となり、バリア機能を壊したり、たるみの原因になったりします。必ず洗面器に溜めるか、手ですくったお湯で優しくすすぐようにしてください。
2. 40℃以上の熱いお湯ですすぐ
お風呂の温度設定(一般的に40〜42℃)のまま顔を洗うのは避けましょう。熱すぎるお湯は、肌に必要な皮脂まで根こそぎ奪い去り、深刻な乾燥を招きます。
クレンジングをすすぐ際の理想は「30〜32℃程度のぬるま湯」です。少し冷たいと感じるくらいの温度が、肌のうるおいを守るベストバランスです。
3. 「濡れた手OK」を過信してびしょびしょで使う
最近はクレンジングオイルなどの商品に「濡れた手でも使える」と記載されていることが多いですが、ベストな洗浄力を発揮させるなら、やはり乾いた状態が理想的です。
クレンジング剤に水分が混ざりすぎると、メイクと馴染む前に「乳化」が始まってしまい、メイク落ちが悪くなることがあります。浴室で使う場合でも、手のひらの水分をさっと払ってから使うだけで、洗い上がりのスッキリ感が格段に変わります。
クレンジング剤のタイプ別!お風呂での使い分けガイド
お風呂でメイクを落とすなら、クレンジング剤の選び方も重要です。それぞれの特徴を知って、自分のライフスタイルに合うものを選んでみてください。
クレンジングオイル:しっかりメイクとお風呂向き
洗浄力が高く、毛穴の汚れをしっかり落としたい方に最適です。水分を嫌う性質があるため、浴室で使う際はしっかり水気を切ってから使いましょう。
毛穴ケアを重視するならシュウウエムラ クレンジングオイルのような高品質なオイルが、乳化がスムーズで使いやすいでしょう。
クレンジングバーム:リラックス効果が高い
固形のバームが肌の上でオイル状に溶けるタイプです。体温でとろけるため、お風呂場での使用に向いています。マッサージも兼ねたい方におすすめ。
DUO クレンジングバームのように、ダブル洗顔不要のタイプを選べば、乾燥のリスクをさらに減らせます。
クレンジングミルク・ジェル:乾燥肌・敏感肌の方に
洗浄力が穏やかで、肌への負担が少ないタイプです。お風呂で肌が柔らかくなっている時に使うと、マイルドな洗浄力でも十分に汚れを落とせます。
毎日の習慣が未来の美肌を作る
「クレンジングはお風呂の最後にする」。たったこれだけのルールを守るだけで、シャンプー残りの肌荒れを防ぎ、毛穴の汚れを効果的にリセットできるようになります。
お風呂は一日の疲れを癒すリラックスタイムですが、同時に「正しいスキンケア」を行う大切な場所でもあります。高い美容液を使う前に、まずはクレンジングの順番を見直して、肌の土台を整えてあげることが、美肌への最短ルートです。
お風呂場のシャワーの温度を少し下げて、最後に優しくクレンジング。今夜から、この新しいルーティンで、鏡を見るのが楽しみになるような透明感のある肌を目指してみませんか?
最後に、クレンジング後はお風呂上がりにすぐ保湿ができるよう、脱衣所に化粧水やオールインワンジェルを常備しておくのも忘れないでくださいね。
クレンジングとお風呂の順番はどっちが正解?美肌を守る正しいやり方と注意点を参考に、あなたにとって最高のバスタイムとスキンケアを叶えましょう。

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