せっかくの旅行、「荷物は軽くしたいけれど、スキンケアは妥協したくない」と思うのは当然ですよね。特に美容液は、化粧水や乳液よりも高価でデリケートな成分が凝縮されているもの。普段使っているお気に入りの1本をそのまま持っていくのは重いし、かといって適当に小分けにして中身が漏れたり、成分が劣化して肌荒れの原因になったりするのは避けたいところです。
旅行先でも最高の肌コンディションをキープするために、美容液を安全・快適に持ち運ぶための小分け術と、絶対に失敗しないための注意点を徹底解説します。
美容液を小分けにする際に知っておきたい成分劣化のリスク
まず大前提として、美容液は非常にデリケートな液体であることを忘れてはいけません。多くの美容液には、ビタミンC誘導体やレチノール、植物エキスといった「酸化」や「光」に弱い成分が含まれています。
本来、製品の容器はそれらの成分を守るために、遮光性の高いガラス瓶や空気の入りにくいポンプ構造を採用しています。それを別の容器に移し替えるということは、少なからず「空気(酸素)」や「雑菌」に触れる機会を作ってしまうということです。
特に以下の3点には注意が必要です。
- 空気に触れることによる酸化空気に触れると成分が変質し、効果が薄れるだけでなく、肌への刺激になることがあります。小分けにするのは、出発の直前(前夜か当日朝)にするのが鉄則です。
- 雑菌の繁殖小分け容器の中に水分やホコリが残っていると、そこから雑菌が繁殖します。1週間以上の長期保存は避け、旅行期間中に使い切る量だけを移しましょう。
- 容器との相性オイル成分が多い美容液の場合、プラスチック容器の素材によっては、容器自体を溶かしたり変質させたりすることがあります。
これらを防ぐためには、正しい容器選びと詰め替えのテクニックが重要になってきます。
100均や無印良品で揃う!おすすめの小分け容器と選び方
旅行用の小分け容器といえば無印良品 小分けボトルなどが有名ですが、美容液のテクスチャーに合わせて選ぶのが失敗しないコツです。
さらっとした水のような美容液
導入液やビタミンC系のさらさらしたタイプには、点眼瓶のような「スポイト式」や「ドロップポンプ」が便利です。一滴ずつ出せるので出しすぎを防げます。
とろみのあるジェル状の美容液
ヒアルロン酸配合などのとろみ系は、最後まで使い切りやすい「チューブタイプ」がおすすめです。逆さにしても出てこないイライラを解消できます。
オイル状の美容液
オイル系は密閉性が何より重要です。おすすめはコンタクトレンズケースを活用する方法。ネジ式の蓋は密閉性が非常に高く、液漏れのリスクが極めて低いです。数日分ならこれで十分対応できます。
クリーム状の美容液
アイクリームや濃厚なセラムには、クリームケースを。指で直接取るのではなく、スパチュラ(または清潔な綿棒)を使って詰め替えると衛生的です。
また、最近人気なのが「真空ボトル」です。底が押し上がってくるタイプなら空気に触れる面積を最小限に抑えられるため、酸化が気になる高級美容液には最適と言えるでしょう。
飛行機でも安心!絶対に「液漏れ」させない鉄壁のテクニック
旅行中に最も悲惨なのが、ポーチの中で美容液が漏れて他の荷物がベタベタになること。特に飛行機移動の場合は、気圧の変化で容器が膨張し、中身が押し出されやすくなります。
これを防ぐための「3つの鉄則」をご紹介します。
8分目ルール
容器の口いっぱいに詰め込むのはNGです。気圧の変化で空気が膨らむ隙間を作るため、中身は8割程度に留めておきましょう。
ラップでパッキン
容器のキャップを閉める前に、小さく切ったサランラップを口に被せます。その上からキャップをしっかり閉めるだけで、密封性が格段にアップします。これだけで液漏れの確率は大幅に下がります。
ジップ付き袋の二重使い
万が一漏れたときのために、個別の容器を小さな袋に入れ、さらにそれを大きなジップロックにまとめます。縦置きを意識してパッキングするのも忘れずに。
詰め替えが不安な人への代替案と裏技
「どうしても成分の劣化が心配」「詰め替えるのが面倒」という方には、小分け以外の選択肢もあります。
トライアルセットを活用する
多くの人気ブランドからスキンケア トライアルセットが販売されています。これらは最初から持ち運びを前提とした密閉性の高いミニボトルに入っているため、品質面では最も安心です。旅行を機に、気になっていた新しい美容液を試してみるのも楽しみの一つになります。
サンプル(試供品)の出番
カウンターでもらったパウチのサンプルは、旅行こそが使い時です。かさばらず、使い終わったら捨てるだけなので帰りの荷物も減ります。ただし、保管期間が1年以上経過しているものは中身が分離している可能性があるため、旅行前に一度色や香りを確認しておきましょう。
コットンパックとして持参
1回分の使用量をあらかじめコットンにたっぷり含ませ、それを1枚ずつラップでぴっちり包んで密閉袋に入れる方法です。これなら重いボトルを持っていく必要がなく、現地でそのまま肌に貼るだけなので時短にもなります。
旅行から帰ったあとの小分け容器の取り扱い
無事に旅行が終わったあと、余った美容液はどうすべきでしょうか。「もったいないから」とそのまま放置し、次の旅行で使うのは絶対にNGです。
一度小分けにしたものは、防腐剤のバランスが崩れているため、帰宅後すぐに使い切るか、思い切って処分しましょう。顔に使うのが不安な場合は、デコルテやボディのケアに使ってしまいましょう。
容器を再利用する場合は、中性洗剤でしっかり洗い、消毒用エタノールで除菌したあと、完全に乾燥させてください。水分が残ったまま蓋をすると、次に使うときにカビや菌の原因になります。
まとめ:美容液の旅行用小分けは「鮮度」と「密閉」が命!
美容液を旅行へ小分けにして持っていく際は、何よりも「鮮度を落とさないこと」と「漏らさないこと」が大切です。
お気に入りのスキンケアをコンパクトに持ち歩ければ、旅先での写真写りも一段と良くなるはず。今回ご紹介した、ラップを使った密閉術や、テクスチャーに合わせた容器選びをぜひ実践してみてください。
もし詰め替えに少しでも不安を感じるなら、トラベルセットを賢く利用するのも大人の選択です。賢く、身軽に、そして美しく。万全の準備で、素敵な旅行を楽しんできてくださいね!
美容液の旅行用小分けをマスターして、どこにいても変わらない自分史上最高の肌をキープしましょう。
次は、旅行中の乾燥対策に役立つ「機内持ち込みスキンケアのルール」について詳しく調べてみませんか?

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