「赤ちゃんに優しいものを選びたい」そう思って手に取ったアラウベビー 泡全身ソープ。なのに、使い始めてからなんだか肌がカサカサしたり、赤みが出たりして「うちの子には合わないのかな?」と不安になっていませんか?
無添加石けんの代名詞ともいえるブランドだからこそ、肌トラブルが起きるとママやパパは戸惑ってしまいますよね。実は、アラウベビーで肌荒れを感じるのには、製品の「石けん」としての特性と、赤ちゃんの肌質の変化という明確な理由があるんです。
今回は、なぜアラウベビーで肌荒れが起きることがあるのか、その原因を深掘りしながら、今日から実践できる正しい洗い方と乾燥対策を詳しくお伝えします。
アラウベビーで肌荒れが起きる?知っておきたい「石けん」の特性
まず大前提として、アラウベビーは非常に優れた製品です。合成界面活性剤や保存料、香料を一切使わず、天然ハーブの香りで汚れをしっかり落とす。このシンプルさが多くの支持を集めています。
しかし、その「シンプルさ」ゆえの落とし穴があります。
洗浄力が意外と高い「純石けん」
アラウベビーの主成分は「カリ石けん素地」です。石けんは天然由来ですが、実は洗浄力そのものはしっかりしています。赤ちゃんの肌は、大人の約半分の薄さしかありません。皮脂をしっかり落としすぎてしまうと、バリア機能が低下して、結果的にカサつきや赤みを引き起こす「乾燥性の肌荒れ」につながることがあるのです。
アルカリ性という性質
私たちの肌は通常「弱酸性」に保たれていますが、石けんは「アルカリ性」です。健康な肌であれば、洗った後すぐに自分の力で弱酸性に戻りますが、肌のバリア機能が未熟な赤ちゃんや、もともと乾燥気味な子は、弱酸性に戻るまでに時間がかかってしまいます。この「肌がアルカリ性に傾いている時間」が長いと、刺激を感じやすくなったり、雑菌が繁殖しやすくなったりして、肌トラブルの引き金になることがあります。
石けんカスが残ってしまうリスク
石けんは水道水のミネラル分と反応すると「石けんカス」という物質に変わります。これが肌の表面に残ってしまうと、かゆみや湿疹の原因になることがあります。特に、すすぎが不十分になりやすい首のしわや足の付け根などは、石けんカスが溜まりやすい要注意ポイントです。
赤ちゃんの肌荒れサインを見逃さないで
「これって肌荒れかな?」と思ったら、お子さんの肌の状態をよく観察してみてください。アラウベビーが原因で肌が乾燥している場合、以下のようなサインが現れることが多いです。
- お風呂上がりに肌が白っぽく粉を吹いている
- 頬や腕、足がザラザラした手触りになっている
- 特定の部位(関節など)に赤みが出ている
- 洗っている最中や直後に赤ちゃんが痒がったり、嫌がったりする
もし、全身が真っ赤になったり、ジュクジュクした浸出液が出ていたりする場合は、石けんの相性以前に皮膚炎を起こしている可能性があるため、早めに皮膚科や小児科を受診してくださいね。
肌荒れを防ぐ!アラウベビーを使いこなす正しい洗い方
アラウベビーが合わないわけではなく、単に「洗い方」を少し変えるだけで肌の状態が劇的に改善することも珍しくありません。以下のポイントを意識してみてください。
1. 「泡」をクッションにして手で洗う
ガーゼやスポンジは、赤ちゃんの繊細な肌には刺激が強すぎることがあります。アラウベビー 泡全身ソープは、最初からきめ細かい泡で出てくるのがメリット。その泡をたっぷり手に取り、肌の上を滑らせるように「手」で優しく洗いましょう。
2. すすぎは「これでもか」というくらい丁寧に
石けん成分や石けんカスを残さないことが、肌荒れ防止の最大のコツです。シャワーの温度は38度前後のぬるま湯に設定し、脇の下、首のしわ、おむつ周りなど、泡が残りやすい場所を念入りに流してください。
3. 長湯を避ける
お湯に浸かっているだけでも、赤ちゃんの肌からは水分が逃げていきます。洗う時間も含めて10分以内にお風呂を済ませるのが理想的です。
乾燥が気になるなら「しっとりタイプ」への切り替えも検討
「どうしてもアラウベビーの成分にこだわりたいけれど、乾燥が気になる」という場合は、ピンクのボトルではなく、オレンジのボトルのアラウベビー 泡全身ソープ しっとりを試してみる価値があります。
こちらは、従来の洗浄力はそのままに、保湿成分であるグリセリンや加水分解カンジダボンビコラエキスなどが配合されています。洗い上がりのツッパリ感が抑えられるため、乾燥しやすい季節や、もともと肌がカサつきやすいタイプのお子さんにはこちらの方が相性が良いかもしれません。
また、生後2〜3ヶ月を過ぎると、お母さんからもらったホルモンの影響が切れて、赤ちゃんの肌は急激に乾燥し始めます。新生児期はピンクのボトルでちょうど良くても、成長に合わせてしっとりタイプへ切り替えるという選択も賢い方法です。
洗った後の「保湿」が肌荒れ回避の命綱
どんなに優しいボディソープを使っていても、洗った後の肌は無防備です。アラウベビーで洗った後は、5分以内、できれば「お風呂上がりの脱衣所で即」保湿を行うのが鉄則です。
アラウベビー ミルキーローションなどの保湿アイテムを併用して、失われた水分と油分を補ってあげましょう。ローションを塗る時は、肌をこするのではなく、手のひらで包み込むように優しく馴染ませるのがポイントです。
もし、アラウベビーのローションを使ってもカサつきが収まらない場合は、さらにその上からワセリンを重ねて、水分が逃げないように蓋をしてあげると、バリア機能がより強固になります。
アラウベビーが「合う子」と「合わない子」の境界線
最後に、自分の子がアラウベビーを使い続けても大丈夫かどうかの判断基準を整理しました。
向いているケース
- 乳児湿疹が出やすく、皮脂汚れをしっかり落としたい時期(主に新生児期〜生後2ヶ月頃)
- 夏場で汗疹(あせも)ができやすい時期
- 成分のシンプルさにこだわり、合成界面活性剤を避けたい
- お風呂の時間を短縮したい(泡切れの良さを重視する)
注意が必要なケース
- もともとアトピー素因がある、または極度の乾燥肌
- 冬場の空気が乾燥している時期
- 洗い上がりの「キュッ」とした感触の後に、すぐに肌が赤くなる
- しっかり保湿をしていてもカサつきが改善されない
もし「どうしても石けん成分だと乾燥してしまう」と感じるなら、無理に使い続ける必要はありません。世の中には、肌のpHに近い「弱酸性」のアミノ酸系洗浄料もたくさんあります。まずは「洗い方」と「保湿」を見直し、それでも改善しない場合は、お子さんの肌の個性に合わせた製品選びを優先してあげてくださいね。
アラウベビーで肌荒れする?原因と正しい洗い方、乾燥を防ぐスキンケアのコツを解説・まとめ
アラウベビーは、正しく使えば赤ちゃんの清潔を保つ強力な味方になります。肌荒れの原因が「汚れの落としすぎ」なのか「すすぎ残し」なのか、あるいは「保湿不足」なのかを見極めることが、ツルツル肌への第一歩です。
まずは、ぬるま湯での丁寧なすすぎと、お風呂上がりの即保湿を徹底してみてください。季節や成長に合わせてアラウベビーの種類を使い分けることで、肌トラブルを未然に防ぎ、健やかな肌を育てていくことができますよ。
毎日のバスタイムが、赤ちゃんにとってもママ・パパにとっても、心地よいリラックスタイムになりますように。

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