「なんだか顔が痒くてたまらない…」「急に湿疹が出てきて赤くなっちゃった」
そんな時、家庭の常備薬としておなじみのレスタミンコーワクリームがパッと思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。でも、いざ肌荒れしている顔に塗るとなると、「これって顔に塗っても大丈夫なの?」「ステロイドは入っているの?」と不安がよぎりますよね。
今回は、かゆみの救世主ともいえるレスタミンコーワクリームについて、肌荒れへの効果や正しい使い方、そして絶対に知っておきたい注意点を優しく解説していきます。
そもそもレスタミンコーワクリームとはどんな薬?
肌トラブルが起きたとき、私たちはついつい「何にでも効く万能薬」を求めがちですが、お薬にはそれぞれ得意分野があります。レスタミンコーワクリームの正体を知ることで、今の自分の肌荒れに合っているかどうかが分かりますよ。
主成分は「抗ヒスタミン剤」
このお薬のメイン成分は「ジフェンヒドラミン塩酸塩」という抗ヒスタミン薬です。私たちの体は、アレルギー反応などが起きると「ヒスタミン」という物質を放出します。これが神経を刺激することで、あの耐えがたい「かゆみ」が発生するんです。
レスタミンコーワクリームは、このヒスタミンの働きをブロックすることで、かゆみの元をしっかり抑えてくれます。
ステロイドは入っていない「非ステロイド」
ここが一番気になるポイントという方も多いはず。結論から言うと、レスタミンコーワクリームは非ステロイド性のお薬です。
ステロイド剤は炎症を抑える力が非常に強い反面、使いすぎると皮膚が薄くなるといった副作用の心配があります。その点、このクリームはステロイドを含まないため、小さなお子様からお年寄りまで、比較的使いやすいのが特徴です。
レスタミンコーワクリームが効く肌荒れの種類
「肌荒れ」と一口に言っても、乾燥によるものからアレルギーまで様々ですよね。レスタミンコーワクリームが特に力を発揮するのは、以下のようなケースです。
じんましん・湿疹のかゆみ
急に肌がボコボコと赤く盛り上がったり、プツプツとした湿疹が出てきて猛烈に痒かったりするとき、このクリームの出番です。かゆみを素早く鎮めることで、患部をかき壊してしまうのを防いでくれます。
虫さされ・あせも
夏場の天敵、虫さされやあせもにも効果的です。特にお子さんのあせもは、かきむしって「とびひ」になってしまうことも多いので、早めにかゆみを止めてあげることが大切ですね。
化粧品や金属によるかぶれ
新しく使い始めた化粧品が合わなかったり、アクセサリーで肌が負けてしまったりしたときの「接触皮膚炎」にも使えます。赤くなってムズムズする症状を穏やかに和らげてくれます。
顔の肌荒れに塗っても大丈夫?注意すべきポイント
さて、多くの人が一番知りたい「顔への使用」についてです。結論は「使ってもOK」ですが、顔は他の部位よりも皮膚が薄くデリケート。以下のルールを必ず守ってください。
目のまわりと唇は絶対に避ける
レスタミンコーワクリームを塗る際に、もっとも注意すべきなのは「粘膜」に近い場所です。
- 目のキワ(眼輪筋の内側)
- 唇および口の中
- 鼻の穴の中
これらには塗らないようにしましょう。特に目に入ると強い刺激を感じ、充血や痛みの原因になります。もし誤って目に入ってしまったら、すぐに水かぬるま湯で洗い流してください。
広い範囲に塗りすぎない
顔全体がなんとなく荒れているからといって、スキンケアクリームのように顔全体にベタベタ塗るのはおすすめしません。あくまで「かゆみや赤みが気になる部分」にポイント使いするのが基本です。
化粧水などのスキンケアとの順番
もしスキンケアと併用する場合は、基本的には「清潔な肌」に塗るのが一番です。
- 洗顔で肌を清潔にする
- 化粧水で水分を補う
- レスタミンコーワクリームを患部に塗る
- 乾燥が気になるなら、上から乳液やワセリンを重ねる
このように、お薬を塗った後に油分の多い乳液やクリームで蓋をするイメージだと、有効成分が浸透しやすくなりますよ。
医療用と市販薬の違いを知っておこう
実は「レスタミン」には、病院でもらう処方薬と、ドラッグストアで買える市販薬があります。
- 医療用「レスタミンコーワクリーム1%」
- 市販用「新レスタミンコーワ軟膏」
面白いことに、市販されている新レスタミンコーワ軟膏の方が、成分の濃度が2%と高い設定になっていることが多いんです。
また、市販品には通常の軟膏タイプの他に、レスタミンコーワパウダークリームという製品もあります。こちらは塗った後にサラサラするので、ジメジメする季節のあせもや、ベタつきを嫌うお子様にはこちらの方が使い勝手が良いかもしれません。
使ってみて「あれ?」と思った時のチェックリスト
レスタミンコーワクリームは安全性の高い薬ですが、人によっては肌に合わないこともあります。
白残りしてしまう
このクリームを塗ると、患部が白くなってしまうことがあります。これは成分の特性上仕方のないことなのですが、外出前などは少し気になるかもしれませんね。お出かけ前は薄く伸ばすか、夜寝る前のケアをメインにするのがコツです。
塗った後にヒリヒリする
もし塗った直後に強い刺激やヒリヒリ感、あるいは赤みが以前よりひどくなったと感じたら、すぐに使用を中止してください。お薬の成分自体にアレルギー反応を起こしている可能性があります。
5〜6日使っても治らない
「しばらく塗っているのに一向に良くならない」という場合は、そもそも原因が「かゆみ」だけではない可能性があります。
- 強い炎症がある(ステロイドが必要なレベル)
- 真菌(カビ)などの感染症
- ひどいニキビ
これらはレスタミンコーワクリームだけでは治せません。1週間近く使っても改善の兆しがない場合は、迷わず皮膚科を受診してくださいね。
まとめ:レスタミンコーワクリームは肌荒れに効く?効果的な使い方や顔への注意点を徹底解説!
レスタミンコーワクリームは、つらいかゆみを伴う肌荒れの強い味方です。
ステロイドを含まない安心感がありながら、抗ヒスタミン成分がしっかりとかゆみの元をブロックしてくれます。顔に使うときは「目の周りを避ける」「ポイント使いに留める」というルールを守れば、非常に便利なアイテムになります。
最後に、健やかな肌を保つためのポイントを振り返りましょう。
- かゆみが強い湿疹やじんましんに効果的。
- ステロイドが入っていないので、家族みんなで使いやすい。
- 顔に塗る時は粘膜を避け、優しく馴染ませる。
- 1週間使っても良くならない時は、皮膚科の先生に相談する。
レスタミンコーワクリームを正しく使って、ムズムズする不快な肌荒れから一日も早く解放されましょう。あなたの肌が、早く穏やかな状態に戻りますように!

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