「朝起きたら、鏡を見るのが憂鬱…」
「いつもの化粧水がピリピリ染みる」
「マスクの摩擦で、顎の周りがガサガサ」
そんな突然の肌荒れに襲われたとき、私たちの強い味方になってくれるのがドラッグストアです。深夜まで開いていて、今すぐ手に入る安心感。でも、棚に並ぶ膨大な商品の中から「今の自分の肌」に本当に必要なものを選ぶのは、至難の業ですよね。
適当に選んで逆効果になったら怖いし、かといって何もしないわけにもいかない。そんな悩みを持つあなたのために、今回は肌荒れの原因別対策と、失敗しないための成分の選び方を徹底解説します。
なぜ肌荒れは起きる?ドラッグストアへ行く前に知っておきたいこと
ドラッグストアのスキンケアコーナーへ駆け込む前に、まずは「なぜ今、肌が荒れているのか」を冷静に分析してみましょう。原因によって、手に取るべきアイテムは180度変わるからです。
肌荒れの主な原因は、大きく分けて3つあります。
一つ目は「乾燥によるバリア機能の低下」です。肌の表面にある角質層がスカスカになり、外部刺激に敏感になっている状態。粉を吹いたり、つっぱったりするのが特徴です。
二つ目は「炎症や外部刺激」です。季節の変わり目や、花粉、マスクの摩擦などが引き金となり、肌が赤みを持ったりヒリついたりします。いわゆる「ゆらぎ肌」もここに含まれます。
三つ目は「皮脂トラブルと菌の繁殖」です。大人ニキビが代表例ですね。ストレスやホルモンバランスの乱れで皮脂が詰まり、炎症が起きている状態です。
自分の肌が今、どのタイプに当てはまるか。それをイメージするだけで、商品選びの精度はぐんと上がります。
失敗しないための「成分チェックリスト」
パッケージの裏面を見て「何が書いてあるかさっぱり…」と諦めるのはもったいない!肌荒れケアにおいて、これだけは覚えておきたい「守護神」のような成分を紹介します。
1. 守りの要「セラミド」
乾燥が原因なら、迷わずセラミド配合のものを選びましょう。細胞同士を繋ぎ止める接着剤のような役割を果たし、スカスカになったバリア機能を補強してくれます。
2. 炎症を鎮める「グリチルリチン酸ジカリウム」
「薬用」や「医薬部外品」と書かれた多くのスキンケアに含まれている、抗炎症成分の王道です。赤みやヒリつきを抑えたいときの第一選択肢になります。
3. 修復を促す「ヘパリン類似物質」
乾燥がひどすぎて、もはや痛い…というレベルなら、ヘパリン類似物質が頼りになります。保湿だけでなく、血行を促進して肌の再生を助けてくれる成分です。
4. 傷ついた肌に「アラントイン」
肌の組織修復を助ける成分です。ニキビ跡が気になるときや、荒れてゴワついた肌をなめらかに整えたいときに役立ちます。
【乾燥・敏感肌向け】バリア機能を立て直す保湿ケア
とにかく「水分を逃さないこと」と「刺激を与えないこと」が最優先です。低刺激設計のブランドを賢く活用しましょう。
洗顔で一番大切なのは、汚れを落としつつ、必要な潤いを残すことです。 キュレル 泡洗顔料は、肌の必須成分であるセラミドを守りながら洗える名品。ふわふわの泡で出てくるので、摩擦によるダメージも防げます。
化粧水は、保水力に特化したものを選びましょう。ミノン アミノモイスト チャージローションIIは、とろみのあるテクスチャーが肌に吸い付くように馴染みます。9種類の保湿アミノ酸が、しぼんだ角質層をふっくら整えてくれます。
さらに、外部刺激から物理的に肌を守るならイハダ 薬用バームがおすすめ。高精製ワセリン配合で、ひと肌でとろけてピタッと密着。花粉や乾燥などの外部刺激から、肌をシールドのように保護してくれます。
【大人ニキビ・赤み向け】炎症を鎮めるレスキューケア
大人ニキビや、部分的な赤みが気になるときは、過剰な油分を避けつつ、抗炎症成分で鎮静を図ります。
まずはクレンジングを見直してみましょう。ファンケル マイルドクレンジングオイルは、詰まった角栓を効率よく落としながら、肌のバリアは壊さない絶妙なバランス。ニキビの原因となる汚れをしっかりオフできます。
炎症が起きている部分には、ピンポイントでケアできる医薬品も検討しましょう。ペアアクネクリームWは、有効成分が浸透して腫れや赤みを鎮めてくれます。ベタつかず、メイクの上から使えるのも嬉しいポイント。
また、肌全体の赤みを抑えたいなら、話題のCICA(シカ)成分配合のアイテムも有力候補です。VT CICA デイリースージングマスクは、さっぱりした使用感で火照った肌をクールダウン。毎日のルーティンに取り入れやすい大容量タイプです。
【インナードライ・毛穴向け】水分と油分のバランス調整
「ベタつくのにカサつく」という複雑な肌状態には、ビタミンケアが効果的です。
皮脂のバランスを整えながら毛穴をケアするには、ビタミンCの力が欠かせません。メラノCC 薬用しみ集中対策プレミアム美容液は、ドラッグストアで買えるビタミンC美容液の代表格。ニキビ予防と美白ケアを同時に叶えてくれます。
導入美容液としてリポソーム アドバンスト リペアセラムのような高機能なアイテムを投入するのも一つの手です。ドラッグストアの品揃えによっては、カウンセリング化粧品コーナーで手に入ることがあり、浸透力を一気に高めてくれます。
乳液が苦手な方には、ジェルタイプの保湿剤がおすすめ。ナチュリエ ハトムギ保湿ジェルは、圧倒的なコスパで全身にも使えます。ハトムギエキスが肌のターンオーバーをサポートし、コンディションを底上げします。
スキンケアだけじゃない!内側から治す医薬品の力
外側からのケアで限界を感じたら、迷わず内服薬のコーナーへ向かいましょう。肌の材料となるビタミンを直接補給するのは、非常に理にかなっています。
チョコラBBプラスは、肌細胞の生まれ変わりを助けるビタミンB2を主成分としています。口内炎や疲れにも効くので、忙しい現代人の肌荒れ対策には欠かせません。
また、漢方という選択肢もあります。顔に熱を持ちやすい方や、生理前の肌荒れがひどい方にはツムラ漢方 桂枝茯苓丸料加ヨクイニンエキス顆粒などが適している場合があります。自分の体質に合わせて選べるのが漢方の強みです。
肌荒れを悪化させないための「絶対NG習慣」
どんなに良いスキンケアを買っても、日々の習慣が間違っていると効果は半減してしまいます。ドラッグストアのアイテムを活かすために、以下の3点は徹底してください。
- シャワーを直接顔に当てないシャワーの水圧は肌にとって強すぎる刺激です。ぬるま湯を手ですくって、優しくすすぐのが鉄則。温度は「32度前後」の少し冷たいと感じるくらいがベストです。
- タオルで顔をこすらない洗顔後、タオルでゴシゴシ拭くのは厳禁。清潔なタオル、あるいは使い捨てのITO フェイシャルタオルで、水分を吸い取るように優しくプレスしてください。
- 「染みる」のに使い続けない「効いている証拠」と思ってピリピリを我慢するのは間違いです。染みるということは、バリア機能が壊れているサイン。そんな時は一旦攻めのケアを休み、サンホワイトP-1のような、純度の高いワセリンのみで保護するシンプルなケアに切り替えましょう。
ドラッグストアで選ぶ肌荒れケアおすすめ15選。プロが教える原因別対策と成分の選び方まとめ
肌荒れは、あなたの身体が「少し休んで」と出しているサインです。
今回ご紹介したアイテムは、どれもドラッグストアで手軽に手に入るものばかりですが、その実力は折り紙付きです。大切なのは、自分の肌が今「水分を欲しがっているのか」「炎症を鎮めてほしいのか」を正しく見極めること。
- 乾燥がひどいなら「セラミド」や「ヘパリン類似物質」
- 赤みやニキビには「グリチルリチン酸」や「ビタミン」
- 外側からダメなら「内服薬」で内側からサポート
この基本を押さえておけば、もうドラッグストアの棚の前で迷うことはありません。
まずは今の自分の肌を鏡でじっくり観察してみてください。そして、あなたにぴったりの「レスキューアイテム」を見つけ出し、健やかな肌を取り戻しましょう。
もし、数日間ケアを続けても改善しない場合や、腫れがひどい場合は、無理をせず皮膚科を受診することも忘れないでくださいね。あなたの肌が、一日も早く笑顔になれることを願っています。
次の週末には、自分へのご褒美にめぐりズム 蒸気でホットアイマスクでも買って、心も肌もゆっくり休めてみてはいかがでしょうか?

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