「朝のメイク時間を短縮したいけれど、手抜きには見せたくない……」
「ファンデーションだと重すぎるし、かといって日焼け止めだけだと肌のムラが気になる……」
そんな悩みを持つ方に真っ先におすすめしたいのがBBクリームです。1本で日焼け止めからファンデーション、美容液成分までカバーしてくれる魔法のようなアイテムですが、実は「なんとなく」で塗って失敗している人がとても多いのも事実。
せっかくの多機能アイテムも、使い方が間違っていると「厚塗り感が出る」「すぐヨレる」「毛穴が目立つ」といった悲しい結果になってしまいます。
今回は、メイク初心者さんでも今日から実践できる「絶対に崩れないBBクリームの塗り方」と、自分にぴったりの1本を見つけるための選び方を徹底解説します。これさえ読めば、夕方まで自信が持てるツヤ肌が手に入りますよ!
そもそもBBクリームとは?1本でどこまでできる?
BBクリームの「BB」は「Blemish Balm(ブレミッシュ・バルム)」の略。もともとはピーリングなどの皮膚科治療後の肌を保護し、赤みを隠すために作られた医療用の軟膏がルーツです。
そのため、単なる色付きのクリームではなく、以下のような多彩な機能を備えているのが特徴です。
- 日焼け止め(UVカット)
- 化粧下地
- ファンデーション(カバー力)
- コンシーラー(部分補正)
- 美容液・保湿クリーム
最大の魅力は、スキンケアの後にこれ1本でベースメイクが完了する「圧倒的な時短性能」です。しかし、多機能ゆえに「適当に伸ばせばいい」と勘違いされやすく、それが崩れの原因になっています。
準備で仕上がりが決まる!塗る前のスキンケア
BBクリームを手に取る前に、一番大切な工程があります。それは「保湿」です。
BBクリームは密着力が高い反面、肌が乾燥しているとムラになりやすく、逆に油分が多すぎるとズルズルと滑ってヨレてしまいます。
- 洗顔で余分な皮脂を落とす
- 化粧水でたっぷりと水分を補給する
- 乳液やクリームで蓋をする
ここまでは基本ですが、ポイントは「スキンケアが肌に馴染むまで待つ」こと。ベタベタした状態でBBクリームを塗るのは絶対にNGです。手の甲で肌を触ってみて、吸い付くような「もちっ」とした感触になったら準備完了。もし時間がなければ、軽くティッシュで顔全体を押さえて余分な油分を取ってから塗り始めましょう。
初心者でも失敗しない!BBクリームの正しい塗り方の順番
それでは、具体的な塗り方のステップを見ていきましょう。プロも実践している「5点置き」が基本です。
1. 適量を手の甲に出す
まずは量を守ることが大切です。目安は「パール1粒分(直径約8mm〜1cm程度)」。これを一度に顔に乗せるのではなく、まずは手の甲に出して、そこから少しずつ指に取って使います。
2. 顔の5カ所に配置する
指先でクリームを取り、以下の5点に置きます。
- 両頬(多め)
- 額(やや少なめ)
- 鼻筋(ごく少量)
- 顎(ごく少量)
頬は顔の中で一番面積が広く、ここが綺麗にカバーされていると顔全体が美しく見えます。逆に、動きの激しい目元や口元、皮脂の出やすい小鼻に最初からドバッと置いてしまうと、高確率で崩れます。
3. 内側から外側へ伸ばす
中指と薬指の腹を使って、顔の中心から外側に向かって優しく伸ばしていきます。ゴシゴシ擦るのではなく、スタンプを押すように優しくタッピングしながら広げると、肌への密着感が高まります。
- 頬: 中心から耳の方へ引き上げるように。
- 額: 中央から生え際に向かって扇状に。
- 鼻周り: 上から下へ、毛穴を埋めるイメージで薄く。
4. 細部を整える
指に残った微量のクリームで、目元や口元を仕上げます。ここは皮膚が薄く動きやすいため、厚塗りは厳禁です。まぶたの上も忘れずに薄く馴染ませることで、アイシャドウの発色が良くなります。
崩れを鉄壁ガード!プロが教える裏技テクニック
「朝は綺麗なのに、昼過ぎにはドロドロ……」という方は、塗り終わった後の2つの習慣を取り入れてみてください。
スポンジで叩き込む
指で伸ばした後、清潔なスポンジを使って顔全体をトントンと軽くパッティングします。このひと手間で、肌に馴染みきっていない余分なクリームがスポンジに吸い取られ、密着度が劇的にアップします。特に小鼻の脇やフェースラインの境目は念入りに行いましょう。
フェイスパウダーを味方につける
BBクリームは保湿力が高いため、仕上がりがペタつきやすい傾向があります。そのままだと空気中のホコリが付着したり、皮脂と混ざってヨレやすくなったりします。
仕上げにさらさらとしたフェイスパウダーを軽く乗せることで、表面がコーティングされ、マスクへの色移りも防げます。ツヤ感を残したい人は、大きめのブラシでふわっと乗せるのがコツです。
自分の肌にベストな1本を!おすすめの選び方
BBクリームと一口に言っても、現在は肌質や悩みに合わせた多様な種類が出ています。自分の「今の肌」に合ったものを選びましょう。
肌質に合わせたテクスチャー選び
- 乾燥肌の方: 保湿成分(ヒアルロン酸やセラミドなど)が豊富に含まれた、しっとりしたクリームタイプがおすすめ。
- 脂性肌・混合肌の方: 「オイルフリー」や「皮脂吸着パウダー配合」のさらさらしたタイプを選ぶと、テカリを抑えられます。
- 敏感肌の方: 紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)や、石鹸で落とせるタイプを選ぶと肌への負担を減らせます。
カバー力と仕上がりの好み
- ナチュラル派: 透明感が出る薄付きタイプ。休日のリラックスメイクにも最適です。
- しっかりカバー派: コンシーラー機能が強い高密着タイプ。シミやニキビ跡が気になる方に。
例えば、メンズ向けとして定評のあるunoのBBクリームなどは、自然な仕上がりで男性だけでなく「メイク感を出したくない」女性にも人気があります。
よくあるお悩み解決Q&A
Q1. 下地や日焼け止めは本当に塗らなくていいの?
基本的には不要です。BBクリーム自体に高いUVカット機能(SPF30〜50程度)があるものがほとんどだからです。ただし、真夏の長時間外出など、絶対に日焼けしたくない時は下地に日焼け止めを仕込んでもOKです。その際は、日焼け止めが完全に乾いてからBBクリームを塗るようにしてください。
Q2. シミが隠しきれないときは?
BBクリームを顔全体に塗った後、シミが気になる部分だけに、コンシーラーのように指でトントンと重ね塗りをしてみてください。一度に厚く塗るのではなく「薄く重ねる」のが、自然に隠すコツです。
Q3. 色選びで迷ったら?
多くのBBクリームは「ライト(明るめ)」と「ナチュラル(標準的)」の2色展開が多いです。もし迷ったら、首の色に近い方を選びましょう。顔だけ白浮きしてしまうのを防げます。
ライフスタイルに合わせたBBクリームの活用
最近では、特定のシーンに特化したアイテムも増えています。
スポーツをする時や汗をかきやすい季節には、ウォータープルーフ処方のファシオなどが心強い味方になりますし、肌荒れを防ぎながらメイクしたい時には、薬用成分配合のアイテムを選ぶのも賢い選択です。
また、忙しい朝の時間をさらに効率化したいなら、クッションファンデーションのような形状のBBコンパクトも便利。手も汚れず、外出先でのメイク直しもスムーズに行えます。
まとめ:BBクリームの使い方はこれ!初心者でも崩れない塗り方の順番とおすすめの選び方
BBクリームは、正しい使い方さえマスターすれば、時短と美肌を両立できる最強のパートナーになります。
最後におさらいしましょう。
- スキンケアで土台を整え、肌に馴染むまで待つ。
- パール1粒分を5点置きし、内から外へ薄く伸ばす。
- 仕上げのスポンジパッティングとフェイスパウダーで密着させる。
- 自分の肌質(乾燥・脂性・敏感)に合った成分のものを選ぶ。
「なんだか上手く塗れないな」と思っていた方も、このステップを意識するだけで驚くほど仕上がりが変わるはずです。
KATEやセザンヌなど、ドラッグストアで手軽に買える優秀なアイテムもたくさんあります。まずは自分に合いそうな1本を手に取って、明日からのメイクを楽しんでみてください。
正しい塗り方を身につければ、もう厚塗り感やヨレに悩まされることはありません。あなたの肌本来の美しさを引き出しつつ、理想の「崩れないツヤ肌」をキープしていきましょう!

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