「朝は忙しくて1分1秒が惜しい」「でも、肌のくすみや毛穴はしっかり隠したい」
そんな私たちの強い味方がBBクリームですよね。日焼け止め、化粧下地、ファンデーション、ときには美容液成分まで1本に凝縮された魔法のようなアイテムです。
しかし、手軽なはずのBBクリームで、こんな悩みを感じたことはありませんか?
- 「なんだか顔だけ白浮きして、厚塗り感が出てしまう」
- 「お昼過ぎにはドロドロに崩れて、毛穴落ちが目立つ」
- 「塗りムラができて、かえって肌が汚く見える」
せっかくの時短アイテムも、使いこなせなければ逆効果。実は、BBクリームには「ただ伸ばすだけ」ではない、美肌を長時間キープするための鉄則があるんです。
今回は、初心者の方でも今日から実践できる、崩れない・浮かない・失敗しないBBクリームの塗り方の極意を徹底解説します。
塗り始める前に!仕上がりを左右する「3つの下準備」
BBクリームの仕上がりは、実は「塗る前」に8割決まると言っても過言ではありません。土台が整っていない状態でどれだけ高級なクリームを塗っても、崩れやすさは変わりません。
1. 徹底的な保湿で「密着土台」を作る
肌が乾燥していると、BBクリームは密着しません。また、乾燥を感じた肌が過剰に皮脂を出すことで、テカリやヨレの原因になります。まずは化粧水をしっかり馴染ませ、乳液やクリームで蓋をして、肌をもっちり吸い付くような状態に整えましょう。
2. スキンケアの「ヌルつき」を残さない
スキンケア直後のヌルヌルした状態でBBクリームをのせるのはNGです。水分や油分が肌表面に残っていると、クリームが上滑りしてムラの原因になります。スキンケア後、5分ほど置いて馴染ませるか、時間がない時は清潔なティッシュで顔全体を軽く押さえ、余分な油分を取り除いてください。
3. 日焼け止めとの併用術
BBクリームにはUVカット効果が含まれていることが多いですが、紫外線が強い季節は 日焼け止め を併用するのが安心です。順番は「スキンケア → 日焼け止め → BBクリーム」です。日焼け止めもしっかり肌に馴染んでから、次のステップへ進みましょう。
厚塗りを防ぐ!BBクリームを美しく塗る基本ステップ
それでは、いよいよ実践です。厚塗り感を防ぎつつ、必要な部分はしっかりカバーする黄金の手順を見ていきましょう。
ステップ1:適量は「パール1粒大」
多くの人がやってしまいがちな失敗が「出しすぎ」です。1本でカバーしようとして大量に塗ると、間違いなく厚塗りになります。まずはパール1粒大(直径約8mm程度)を手に取ってください。足りなければ後から足せば良い、という心の余裕が美肌を作ります。
ステップ2:顔の「5点置き」でムラをなくす
取ったクリームを、以下の5箇所に配置します。
- 両頬(一番多く)
- 額(やや少なめ)
- 鼻(ごく少量)
- 顎(ごく少量)
ポイントは「面積が広い部分に多く、動く部分・崩れやすい部分は少なく」置くことです。特に鼻周りに最初からたっぷり置いてしまうと、毛穴落ちの原因になるので注意しましょう。
ステップ3:中心から外側へ「フェードアウト」
指の腹(中指と薬指)を使い、顔の中心から外側に向かって優しく伸ばしていきます。このとき、フェイスライン(顔の輪郭)ギリギリまでしっかり塗る必要はありません。首との境目を自然に馴染ませるために、外側に行くほど薄くなる「グラデーション」を意識してください。
ステップ4:細かい部分は「指先でタップ」
小鼻の脇、目元、口元などの細かい部分は、指先に残った少量のクリームで仕上げます。こするのではなく、トントンと優しく叩き込む(タッピング)ことで、溝にクリームが入り込み、時間が経ってもヨレにくくなります。
道具を使い分けて「理想の肌質」をコントロールする
BBクリームは指で塗るのが一般的ですが、なりたい仕上がりに合わせて道具を変えるのも一つの手です。
「指」で塗る場合(カバー力・時短重視)
体温でクリームが温まるため、肌への馴染みが非常に良くなります。密着感が高く、気になる部分をしっかり隠したい時におすすめです。
「スポンジ」で塗る場合(密着度・ナチュラル重視)
指で伸ばした後に、何もついていない メイクスポンジ で全体をポンポンと叩いてみてください。余分な油分と厚塗りされたクリームをスポンジが吸い取ってくれるため、驚くほど肌にフィットし、崩れにくさが格段にアップします。
「ブラシ」で塗る場合(ツヤ感・毛穴カバー重視)
ファンデーションブラシ を使うと、薄く均一な膜を作ることができます。毛穴の凹凸にクリームを細かくフィットさせられるため、つるんとした陶器肌を目指したい時に最適です。
悩み別!ワンランク上のリカバリーテクニック
基本をマスターしたら、次は個別の悩みを解決するテクニックを取り入れましょう。
毛穴が目立つときは「くるくる塗り」
鼻や頬の開き毛穴が気になる場合は、クリームを置いた後に指先で小さな円を描くようにくるくると馴染ませてみてください。多方向からクリームを入れ込むことで、毛穴の影を消してフラットな状態に見せることができます。
クマやシミが隠れないときは「2度塗り」
一度に厚く塗るのではなく、全体を薄く仕上げた後、気になる部分にだけ米粒大を指に取り、優しく重ねてください。境目をぼかすようにトントンと叩けば、コンシーラー代わりになります。
夕方のくすみを防ぐ「パウダー使い」
BBクリームは油分を多く含むため、仕上げに フェイスパウダー を重ねるのが鉄則です。テカリやすいTゾーンにはしっかりめに、乾燥しやすい頬にはブラシでふわっとのせることで、夕方のどんよりしたくすみを回避できます。
失敗しないBBクリーム選びのコツ
塗り方と同じくらい大切なのが、自分の肌に合ったものを選ぶことです。
- 乾燥肌の方: ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が豊富なタイプを選びましょう。
- 脂性肌の方: オイルフリー処方や、さらっとした質感の「マットタイプ」が相性抜群です。
- 敏感肌の方: 紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)や石鹸で落ちるタイプを検討してみてください。
肌色選びに迷ったら、首の色に近いものを選ぶと白浮きを防げます。手の甲ではなく、フェイスラインに少し塗って確認するのが一番確実です。
まとめ:BBクリームの塗り方で毎日のメイクをもっと楽しく
BBクリームは、正しく使えばこれ以上ないほど便利な時短アイテムです。
大切なのは、欲張って一度に塗りすぎないこと。そして、肌の中心から外側へ向かって「薄く、丁寧に」馴染ませることです。土台となるスキンケアを丁寧に行い、仕上げにスポンジやパウダーを併用するひと手間を加えるだけで、プロが仕上げたような自然な美肌を手に入れることができます。
もし、今まで「BBクリームって使いにくいな」と感じていたなら、ぜひ明日からこの手順を試してみてください。鏡を見るのが楽しみになるような、崩れないツヤ肌を実感できるはずです。
正しい BBクリームの塗り方完全ガイド!厚塗りを防いで1日中崩れない美肌を作るコツ を味方につけて、自分史上最高の肌で1日を過ごしましょう。

コメント