「毎朝のメイク、もっと楽にならないかな」「ファンデーションを塗ると、どうしても厚塗り感が気になってしまう」……。そんな悩みを持つ方にこそ、改めて見直してほしいアイテムがあります。それが「BBクリーム」です。
結論からお伝えしましょう。BBクリームがあれば、ファンデーションはいらないというのは、決して手抜きではありません。むしろ、素肌の美しさを活かしながら、賢く時短で「元から肌が綺麗な人」を演出できる最強の選択肢なんです。
今回は、BBクリーム1本でファンデーション級の仕上がりを手に入れるための、選び方のコツやプロ直伝の塗り方を詳しく解説します。
なぜ「BBクリームならファンデーションはいらない」と言えるのか?
そもそもBBクリームとは「Blemish Balm(ブレミッシュ・バルム)」の略。もともとは、皮膚科などでデリケートな肌を保護し、赤みをカバーするために作られた軟膏がルーツです。
そのため、1本の中にこれだけの機能が凝縮されています。
- 日焼け止め(UVカット)
- 化粧下地
- 美容液・保湿クリーム
- ファンデーション(色ムラ補正)
- コンシーラー(部分的なカバー)
これだけの役割を1ステップでこなしてくれるので、忙しい朝に何層も塗り重ねる必要がありません。また、ファンデーションに比べて美容液成分が豊富に含まれているものが多く、日中の肌の乾燥を防いでくれるのも大きなメリットです。
「カバー力が足りないのでは?」と不安に思うかもしれませんが、最近のBBクリームは進化しています。光の反射を利用してくすみを飛ばしたり、毛穴をなめらかに整えたりする機能が高いため、厚塗りしなくても十分に「きちんと感」のある肌が作れるのです。
失敗しない!年代・肌悩み別BBクリームの選び方
「BBクリームを使ってみたけれど、うまく馴染まなかった」という経験がある方は、自分の肌質や年齢に合ったタイプを選べていなかった可能性があります。今の自分に最適な1本を見つけるためのポイントを見ていきましょう。
30代:乾燥とテカリの混合悩みを解決する
30代は、部分的なテカリと乾燥が混在し始める時期です。選ぶべきは、水分と油分のバランスを整えてくれるタイプ。
- 保湿成分(セラミドやヒアルロン酸など)が配合されているもの
- 伸びがよく、肌にピタッと密着するもの
プチプラで優秀なセザンヌ BBクリームなどは、美容液成分をたっぷり含みつつ、日常使いに十分なカバー力を持っています。
40代:くすみを飛ばして「ツヤ」を仕込む
40代以降は、肌のくすみやハリ不足が気になり始めます。マットすぎる質感は逆に老けて見えてしまうことがあるため、適度な「ツヤ感」が出るものを選びましょう。
- 光を拡散するパール成分が入っているもの
- エイジングケア成分が配合された高機能タイプ
大人の肌には、潤いを与えながら自然な血色感をプラスしてくれるラ ロッシュ ポゼ UVイデア XL プロテクショントーンアップのような、スキンケア延長線上のアイテムも人気です。
50代〜:高いカバー力と保湿力の両立
深いシワやシミが気になりやすい世代は、テクスチャーが硬すぎないものを選ぶのがコツです。硬いとシワに入り込んで目立ってしまうため、美容液のような瑞々しい質感のものを選びましょう。
- 美容液成分が50%以上配合されているもの
- 色補正効果(ピンク系やラベンダー系)で黄ぐすみを払拭するもの
マキアージュ ドラマティック ヌードジェリー BBのように、マスクにつきにくく、かつツヤを維持してくれるジェリータイプも現代のニーズに合っています。
プロが実践!「ファンデ超え」を叶える塗り方のテクニック
「ただ伸ばすだけ」では、BBクリームの真価は発揮されません。ファンデーションがいらないと思えるほどの美肌を作るには、塗り方にコツがあります。
1. スキンケア後の「5分」が命
洗顔後、化粧水や乳液を塗ってすぐにBBクリームを重ねるのはNG。肌表面に油分や水分が浮いている状態で塗ると、ヨレや崩れの原因になります。
スキンケアがしっかり肌に馴染むまで数分待つか、急いでいる時はティッシュで軽く顔全体を押さえてから塗り始めましょう。
2. 「5点置き」でムラを防ぐ
BBクリームを適量(パール粒大が目安)手に取ったら、両頬、額、鼻、顎の5点に置きます。
この時、面積の広い「頬」に多めに置き、目元や口元などよく動く場所は少なめにするのが鉄則です。
3. 中心から外側へ、指の腹で伸ばす
顔の中心から外側に向かって、指の腹を使って優しく伸ばします。フェイスライン(顔の輪郭)ギリギリまで塗らず、首との境目が自然に消えるようにフェードアウトさせるのが、小顔に見せるポイントです。
4. スポンジの「ポンポン叩き」で密着させる
ここが一番重要です!指で伸ばした後に、清潔なスポンジで顔全体を優しく叩き込みます。
このひと手間で、余分な油分が吸い取られ、肌への密着度が劇的に高まります。特に小鼻の脇や目元のキワは、スポンジの角を使って丁寧になじませましょう。
5. 気になる部分は「重ね付け」
クマやシミが気になる場所に、いきなりコンシーラーを使わなくても大丈夫。BBクリームを少量指に取り、気になる部分だけにトントンと重ねてみてください。同じアイテムを重ねることで、境目が目立たず自然にカバーできます。
さらに美しく!BBクリームと相性の良いアイテム
BBクリーム1本でも完成しますが、さらにクオリティを上げたい時には、以下のアイテムをプラスするのがおすすめです。
フェイスパウダーで「崩れ」を完全ブロック
BBクリームは保湿力が高いため、人によっては時間が経つとテカリが気になることがあります。そんな時は、仕上げにフェイスパウダーを使いましょう。
大きめのブラシで、Tゾーン(おでこと鼻)だけにふんわり乗せるのがコツ。頬のツヤを残すことで、今どきの生っぽい肌質をキープできます。
毛穴が気になるなら「部分用下地」
毛穴の凹凸が目立つタイプの方は、BBクリームの前に毛穴カバー下地を少量仕込んでおくと、仕上がりの滑らかさが格段に変わります。
BBクリームを使いこなすための注意点
メリットの多いBBクリームですが、いくつか気をつけるべき点もあります。
- クレンジングは必須: 「美容液成分配合」であっても、メイク品であることには変わりありません。石鹸オフ可能と記載がない限り、必ずクレンジングを使って落としましょう。
- 塗りすぎ注意: 1本で済ませようとして大量に塗ると、かえって崩れやすくなり、顔だけ白浮きしてしまいます。「足りないかな?」と思うくらいの量を薄く伸ばし、必要な場所だけ重ねるのが鉄則です。
まとめ:BBクリームならファンデーションはいらない?美肌に仕上げる塗り方と選び方
いかがでしたか?
BBクリームならファンデーションはいらない。これは、単なる時短術ではなく、現代の女性にとって非常に理にかなったメイクスタイルです。
肌への負担を減らしながら、自分の肌質に合った1本を正しく使うことで、厚塗りに頼らない「透け感のある美肌」を手に入れることができます。
まずは、自分の今の肌悩みに向き合って、最適なBBクリームを手に取ってみてください。そして、最後にスポンジで叩き込む「プロのひと手間」を忘れずに。
明日の朝からは、鏡を見るのがもっと楽しくなるはずです。
もし「自分に合う色がどうしてもわからない」という場合は、まずは標準的なオークル系から試してみるのがおすすめですよ。あなたのベースメイクが、もっと軽やかで心地よいものになりますように!

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