「メイクの工程を少しでも減らしたい」「朝の忙しい時間に余裕が欲しい」そんな風に感じたことはありませんか?
スキンケアのあとにパパッと塗るだけでベースメイクが完成するBBクリームは、忙しい現代人の強い味方ですよね。でも、いざ使ってみると「本当に下地はいらないの?」「時間が経つと毛穴落ちして汚く見える…」といった不安や悩みを感じる方も少なくありません。
結論からお伝えすると、BBクリームに下地は「基本的には不要」です。
しかし、肌質やなりたい仕上がりによっては、下地をあえて足したほうが格段に美しく仕上がるケースもあります。この記事では、BBクリームのポテンシャルを最大限に引き出し、一日中崩れない美肌をキープするための秘訣を詳しく解説していきます。
そもそもBBクリームに下地がいらないと言われる理由
BBクリームという名称は「Blemish Balm(ブレミッシュ バルム)」の略で、もともとは傷跡を保護し、赤みをカバーするために作られた医療用のクリームが発祥です。
そのため、一本の中に驚くほど多くの機能が凝縮されています。一般的な製品には、以下の要素が含まれています。
- 美容液・保湿クリーム
- 日焼け止め
- 化粧下地
- ファンデーション
- コンシーラー
これだけの役割を一枚の層でこなせるように設計されているため、わざわざ下地を塗らなくても肌に密着し、色ムラを補正してくれるのです。下地を省くことで肌への負担が減り、摩擦による刺激を最小限に抑えられるというメリットもあります。
もしあなたが「とにかくナチュラルに仕上げたい」「肌を休ませたい」と考えているなら、BBクリーム一本で仕上げるスタイルが最適と言えるでしょう。
下地を併用したほうがいいのはどんな時?
基本は不要な下地ですが、あえて「下地+BBクリーム」という組み合わせを選んだほうが良い場面もあります。自分の肌状態と照らし合わせてみてください。
皮脂によるテカリやベタつきが気になる時
BBクリームは保湿成分や油分が多めに配合されているものが多いため、脂性肌の方や夏場の湿気が高い時期は、どうしても皮脂崩れが起きやすくなります。
そんな時は、Tゾーンなどテカリやすい部分にだけ皮脂テカリ防止下地を仕込んでみてください。これだけで夕方のドロドロ感を劇的に抑えることができます。
毛穴の凹凸が深く、毛穴落ちしやすい時
BBクリーム単体では、大きな毛穴を埋めきれずに時間が経つと溝に溜まってしまう「毛穴落ち」が発生することがあります。
フラットな肌表面を作りたい場合は、シリコン系の毛穴カバー下地を薄く伸ばしてからBBクリームを重ねるのがおすすめです。表面がなめらかになり、つるんとした陶器肌に近づけます。
肌のくすみや血色の悪さを補正したい時
BBクリームはグレーがかったベージュ色をしていることが多く、人によっては「顔色が沈んで見える」と感じることがあります。
透明感を出したいならラベンダー系、血色感を足したいならピンク系のコントロールカラーを先に塗っておきましょう。BBクリームのカバー力と下地の補正力が合わさり、理想の肌トーンを演出できます。
下地なしでも崩さない!プロが教える塗り方のコツ
「下地なしだとどうしても崩れる」という方の多くは、実は塗り方に原因があるかもしれません。BBクリームの効果を120%発揮させるためのポイントを押さえましょう。
スキンケアのあとに「5分」待つ
これが最も重要です。化粧水や乳液を塗った直後のヌルヌルした状態でBBクリームをのせると、土台が安定せず、すぐにヨレてしまいます。
スキンケアがしっかり肌に馴染むまで5分待つか、急いでいる時は清潔なティッシュで軽く顔を押さえて、余分な油分を取り除いてから塗り始めてください。
「スタンプ塗り」で密着度を高める
指先で横にスライドさせるように塗っていませんか?これではムラになりやすく、摩擦も起きてしまいます。
正解は、顔の5点(両頬、額、鼻先、顎)にクリームを置き、指の腹を使ってトントンと叩き込むように広げる「スタンプ塗り」です。肌に押し込むように馴染ませることで、密着力が格段にアップします。
スポンジで余分な油分をオフする
指で広げたあと、何もついていない清潔なメイク用スポンジで顔全体を優しくポンポンと叩いてください。
このひと手間で、肌に乗り切らなかった余分なクリームが吸収され、時間が経っても浮いてこない「鉄壁のベース」が完成します。小鼻の脇や目元など、細かい部分もスポンジの角を使って丁寧になじませましょう。
BBクリームの選び方で仕上がりはここまで変わる
「どのBBクリームを使っても同じ」と思っていませんか?実は、配合されている成分によって得意分野が全く異なります。
- 乾燥肌さん・大人肌さん: ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が豊富なもの、またはナイアシンアミド配合BBクリームのようなエイジングケアを兼ね備えたタイプを選びましょう。
- 敏感肌さん: 紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)や、石鹸で落ちるタイプが安心です。
- カバー力重視: こっくりとしたテクスチャーの韓国ブランド系BBクリームは、コンシーラー級の補正力を持つものが多くあります。
自分の悩みにピンポイントで応えてくれる一本を選ぶことで、「下地を使わない不安」は解消されるはずです。
仕上げのひと手間で「脱・お疲れ顔」
BBクリームだけで終わらせても良いのですが、より完成度を高めるなら最後にフェイスパウダーを軽くのせるのが鉄則です。
BBクリーム特有のツヤ感は美しいものですが、裏を返せば「ベタつきやすい」ということでもあります。大きめのブラシで、おでこやフェイスライン、小鼻の周りにサッと粉を纏わせるだけで、清潔感のあるセミマット肌に仕上がります。
もし外出先でのお直しを考えるなら、UVカット効果のあるプレストパウダーを持ち歩くと、日焼け止めの塗り直し代わりにもなって一石二鳥です。
まとめ:BBクリームに下地はいらない?崩れない塗り方のコツと併用すべきケースを徹底解説
いかがでしたでしょうか。
BBクリームに下地はいらない、というのが基本の考え方です。多機能なBBクリームの特性を活かせば、ステップを最小限に抑えつつ、健やかで美しい肌を作ることができます。
おさらいすると、ポイントは以下の3点です。
- 基本は下地不要だが、テカリ・毛穴・くすみが気になる時だけ部分的に併用する。
- 塗り方のコツは「スキンケア後のティッシュオフ」と「スポンジでの叩き込み」。
- 仕上げのフェイスパウダーで、ベタつきと色移りを防止する。
自分の肌の状態を鏡でじっくり観察して、今日は「時短の一本仕上げ」にするか、「下地をプラスしたこだわり仕上げ」にするかを選んでみてください。メイクの常識に縛られすぎず、あなたの肌が一番心地よいと感じる方法を見つけることが、毎日のメイクを楽しむ一番の近道です。
高機能BBクリームを味方につけて、忙しい毎日でも隙のない美肌を手に入れましょう。

コメント