「スキンケアの最後に乳液を塗ったけれど、どうしてもベタつきが気になって洗い流したい……」
「SNSで見かける『乳液洗顔』って、結局最後は水で流すのが正解なの?」
毎日のスキンケアの中で、ふとそんな疑問を抱いたことはありませんか?乳液は本来、肌にうるおいを閉じ込めるための「蓋」の役割を果たすもの。ですが、使い方や目的によっては「流すべきシーン」と「絶対に残すべきシーン」があるんです。
この記事では、乳液を流すことの是非から、話題の乳液美容法の正しい手順、そして不快なベタつきを解消するプロのテクニックまでを詳しくお届けします。あなたの肌悩みを解決するヒントがきっと見つかるはずですよ。
基本的に「保湿のための乳液」は流さないのが鉄則
まず結論からお伝えすると、スキンケアの仕上げとして塗った乳液は、洗い流してはいけません。なぜなら、乳液の最大のミッションは「肌のバリア機能をサポートすること」だからです。
化粧水の水分を逃がさない「蓋」の役割
私たちの肌は、水分と油分のバランスが整うことで健やかさを保っています。化粧水でたっぷりと水分を補給しても、それだけではすぐに空気中に蒸発してしまいます。そこで登場するのが乳液です。
乳液に含まれる適度な油分が肌の表面に薄い膜を作り、水分が逃げるのを防ぐ「蓋」になってくれます。これを専門用語でエモリエント効果と呼びます。せっかく塗った乳液を流してしまうということは、この蓋を自ら外してしまうのと同じこと。結果として、塗る前よりも肌が乾燥してしまう「過乾燥」を招くリスクがあるのです。
流したくなる「ベタつき」の原因は?
もしあなたが「ベタベタして気持ち悪いから流したい」と感じているなら、それは乳液そのものが悪いのではなく、使い方に原因があるかもしれません。
- 使用量が多すぎる: 規定量を超えて塗ると、肌に吸収されきれなかった油分が表面に残り続けます。
- 肌質に合っていない: 脂性肌の方が、乾燥肌用のしっとりタイプを使っているケースです。
- 浸透を待っていない: 化粧水がまだビシャビシャの状態で乳液を重ねると、うまく馴染まずに浮いてしまいます。
こうした場合は、流すのではなく「使い方を調整する」ことで解決できます。
例外!「乳液を流す」のが正解になる美容法
基本は流さない乳液ですが、あえて「流す」ことで肌を劇的に柔らかくする美容法があります。それが、今注目を集めている「乳液洗顔」や「乳液ピーリング」です。
乳液洗顔(乳液ピーリング)のやり方
これは、洗顔料の代わりに、あるいは洗顔の前に乳液を使って汚れを落とす方法です。乾燥肌の方や、冬場に肌がゴワつくときにおすすめのレスキューケアです。
- 乾いた手に、たっぷりの乳液(500円玉大以上)を取ります。
- 顔全体に円を描くように優しく馴染ませます。
- 小鼻など角栓が気になるところは、指の腹でクルクルとマッサージ。
- ぬるま湯で丁寧に洗い流します。
この場合は、乳液が古い角質や皮脂汚れを浮かせる役割をしているため、最後は必ず流す必要があります。乳液の油分が汚れを包み込んでくれるので、洗顔料を使うよりもマイルドに洗い上がるのがメリットです。
蒸しタオルを使った「乳液パック」
さらに贅沢なケアとして、乳液を厚めに塗った上から蒸しタオルを当てる方法もあります。タオルの熱で毛穴が開き、乳液の美容成分が角質層まで浸透しやすくなります。この後も、肌に残った余分な乳液は、タオルで優しく拭き取るか、軽く流すのが一般的です。
こうした特別なケアをする際は、惜しみなく使える大容量の乳液が便利です。例えば、なめらか本舗 乳液のようなコスパの良いアイテムを常備しておくと、気兼ねなくスペシャルケアに挑戦できますね。
どっちがどっち?「流す乳液」と「残す乳液」の見分け方
「乳液」という名前がついていても、実は役割が全く異なる製品が存在します。ここを混同すると、肌トラブルの元になるので注意しましょう。
ミルククレンジング(クレンジングミルク)
見た目は乳液そっくりですが、これは「メイク落とし」です。メイクを浮かすための界面活性剤が豊富に含まれているため、使用後は必ず洗い流さなければなりません。
「乳液でメイクを落とせる」という説もありますが、保湿用の乳液には洗浄成分がほとんど含まれていません。無理に保湿乳液でメイクを落とそうとすると、汚れが肌に残り、毛穴詰まりやニキビの原因になります。メイクを落とすなら、カウブランド 無添加クレンジングミルクのような専用品を使い、しっかり流しましょう。
先行乳液(ブースター乳液)
一部のブランドが推奨している、化粧水の前に塗るタイプの乳液です。これは後から塗る化粧水の浸透を助ける役割があるため、塗った後に流す必要はありません。
日中用乳液(UV乳液)
紫外線カット効果が含まれている乳液です。これは「日焼け止め」の側面が強いため、夜寝る前には必ずクレンジングや洗顔料で流す必要があります。つけたまま寝ると肌の負担が非常に大きくなるため、注意が必要です。
ベタつきが苦手な人へ!流さずに快適に過ごすコツ
「保湿はしたい、でも流したいほどベタつくのは嫌だ」というワガママな願いを叶えるための、具体的なテクニックを紹介します。
ティッシュオフの魔法
乳液を塗って5分ほど経っても肌がテカテカしているなら、清潔なティッシュを1枚、顔にふわっと乗せてみてください。手で押さえるのではなく、ティッシュの重みだけで余分な油分を吸い取るイメージです。これだけで、必要な潤いは残したまま、表面の不快感だけを取り除くことができます。
ハンドプレスの習慣化
乳液を塗った直後、手のひら全体で顔を包み込み、体温を伝えるように「ハンドプレス」を行いましょう。ギュッと押すのではなく、優しく密着させるのがコツです。このひと手間で馴染みが格段に良くなり、表面のベタつきが落ち着きます。
さっぱりタイプの乳液を選ぶ
乳液には「しっとり」「とてもしっとり」「さっぱり」といった質感のバリエーションがあります。ベタつきが苦手な方は、水分量が多く、ジェルに近い質感の「さっぱりタイプ」を選んでみてください。肌ラボ 極潤 ヒアルロン乳液などは、ドラッグストアでも手に入りやすく、自分の好みの質感を選びやすい定番アイテムです。
乳液と正しく付き合えば肌はもっと輝く
スキンケアは「ただ塗ればいい」というわけではなく、そのアイテムが持つ本来の役割を理解してあげることが大切です。
もし朝のメイク前に乳液を流したくなっているなら、それは単純に「量が多すぎる」サインかもしれません。朝は夜の半分くらいの量に減らしてみる、あるいは乾燥が気になる頬だけに塗るといった工夫をしてみてください。
逆に、夜の洗顔で「肌がガサガサするな」と感じたときは、先ほどご紹介した「乳液洗顔」を試して、あえて乳液を流すケアを取り入れてみる。このように、状況に応じて「残す」か「流す」かを選択できるようになれば、あなたはもうスキンケア上級者です。
まとめ:乳液を流すかどうかの判断基準
最後に、ここまでの内容を整理しましょう。
- 通常の保湿:流さない。 ティッシュオフや量で調整する。
- 乳液洗顔・ピーリング:流す。 汚れを落とす目的だから。
- クレンジングミルク:流す。 洗浄成分が含まれているから。
- 日中用(UV)乳液:夜に必ず流す。 日焼け止め成分を落とすため。
乳液は、私たちの肌を乾燥や刺激から守ってくれる心強い味方です。自分の肌の状態をよく観察しながら、時には「蓋」として、時には「掃除役」として、上手に活用していきましょう。
もし、今の乳液がどうしても肌に馴染まないと感じるなら、一度別のブランドやタイプを試してみるのも手です。ミノン アミノモイスト 乳液のように、敏感肌向けで馴染みの良いものを選ぶと、ベタつきのストレスから解放されるかもしれません。
正しい知識で乳液を流すべきタイミングを見極め、透明感のあるしなやかな素肌を目指していきましょう!

コメント